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すべて「わかった」(教えられて、解説を読んで)から後顧の憂いなく入試に臨めるのか、そして受かるのか⁉️

2024.10.24

🟣すべて「わかった」(教えられて、解説を読んで)から後顧の憂いなく入試に臨めるのか、そして受かるのか⁉️

 わたしは、数学に関しては、入試過去問や模試過去問を演習に使う場合、解答、解説は渡さない。わかるまで考えろ、解け、と突き放している。
 まず、数学というのは、解説を読んでわかったと思ってもそれで1㎜も力がつかないということを知っておかなければならない。その問題の答えと解き方がわかっただけである。その問題がわかったから他の一般の問題が解けるという構造にはなっていないのだ。
 志望校の過去問を何度もやるというのは、その問題の解き方と答えをただ覚えているに過ぎない、無意味なこと、サルのらっきょの皮剥きと同じですね。
 わからない問題、解けない問題があるという負の状況で試験に臨む方が、心に覚悟がある分、思考が働く。何もかも「わかった」(つもり)で試験に臨むのは、気負いがある分、心に隙があり、未知の問題、難問に遭遇すると、たちまち脳がフリーズする虞が強い。というか自分で苦しんで答えを出した経験のほとんどない者は、こういうときに、思考停止して為す術を知らないのが常態なのである。だから、わたしは、解かなくてもいい、とにかく苦しめ、と言っているのだ、すべては頭を絞っての話しだ。解説ばかり聞いて、自分で解けるということはなく、「わかった」と言って先へ進め、テキストを何冊も終わったことになっているとしても何の力もついていないことに気づかなければならない。
 親が口角泡を飛ばして、時に怒鳴り、また手を出し教えて、「わかった」と言っても、実は本当にわかったのか、あやしいものであり、自分で考えるという、脳を積極的に使うことことをしていないので、思考力がつくわけでもない。
 問題を解く、つまり、脳を使うというのは、問題を読む、意味を理解する、ここで意味がわからないので、図をかくなどの工夫をして、問題の輪郭を、概観をつかもうと格闘する、問題の意味がとれて、初めて、何をしたらいいのか、探る頭の使い方をすることになる、解法の糸口を探すのは、前提として、割合なら割合の本質を掴んでいないといけない。割合の定義を理解していて、初めて、問題の事実から意味ある関係を取り出して、そこに定義を適用して、意味を見出すことができるのである。
このような頭の使い方を一切してこないで、おやの、先生の説明を聞くだけ、先生の与えた、言葉、枠組みを断片的に、受け身に頭の中でただ繰り返すのは、問題を解くという試練に際して、考えるということを知らない人ので、なす術なく、当てずっぽうの答えを書くだけだ。

🟣最後は、全力を振り絞って終わりたい❗️

 わたしはもうすぐ竹の会を廃業(正確には、コンサルへのシフト→1年間の休業→コンサル開業)いたします。今、いる中1を最後まで見届けたい、これが塾としての竹の会の最後の仕事となろうかと思います。だから、季節講習には命がけで全力を出して指導することにしたので。だから季節講習に出ない人は勉強に距離を置く人として退塾としてしてきたのです。それだけ勉強に熱心でないのなら、竹の会にいて欲しくない、そういう思いから頑ななまでに、退塾にこだわっているのです。
 竹の会を1年お休みして最後は、勉強に情熱を持っている人をじっくりと見ていきたい。余った時間を参考書の執筆に使いたい、そう思っています。
 竹の会は、来年から少し体裁が変わると思います。
 それは、塾としての竹の会を廃業した後、密かに胸に温めてきた、仕事をしたい、その準備と思っていただければと思っています
 わたしの指導歴は40年に渡ります。わたしの指導は、子どもの脳の段階を診て、もっとも相応しい指導を課すものです。指導の方法は本当に様々な技術を駆使しています。子どもの理解の状況を読み取り、今、何が必要なのかを瞬時に判断し、微妙に説明を変えて、理解の芽を伸ばします。こういう仕事は、実はコンサルのやることなのではないか、とずっと思ってきました。そうなんです。わたしは、竹の会が終わった後は、コンサルの仕事をしたい、思っています。
 そこで、2025年2月から、現在のコースのうちAコースを廃止したいと思います。もちろん現在のAの皆さんはそのままAに通っていただいてかまいません。ホームページからはAコースという名前は消えます。Bは当分は従来通りです。ただコース名は、コンサルBとなります。曜日は将来的に変更になります。

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