2022.11.26
◎小6 処方箋シリーズについて
3回続けて「合格ハンコ」が取れない場合、このレジュメの使用を中止します。
これは能力的に無理と判断したからです。
このシリーズが使えない場合、桜修館などの合格は厳しいと思います。
いかなるレジュメも、合格ハンコが先行してこそ意味あるものです。全く解けないで、解説を読むばかりでは、とても合格は望めません。
富士、立川は、解き直しで、対応できた実績のある学校です。現在、レジュメの正答率が低い小6については、解き直しにかけるしかありません。
◎作文の作法
問われていることを、まず自分の身の回りに置き換えて、想像してみましょう。
その上で、言語論的アプローチから、問われていることを表す決め言葉を見つけましょう。
例えば、「生きている」というのはどういうことか、と問われたら、言語論からは、「生物多様性」を思い出して、「生きている」という意味をまとめてみてください。
作文を書くときは、起承転結の型でまとめるようにしましょう。
「起」は、問題提起です。
「承」は、これを承けて、あなたの、主題にまつわる体験を書きましょう。体験は、あなたの具体的な体験です。具体的という意味がわかっていない人が多いのですが、いつ、どこで、誰が、何を、どうしたか、を簡潔にまとめてください。だらだらと書かないことです。体験は、具体的に書けば書くほど説得力があります。体験は、「結」段落の、根拠となります。「結」が、生きるかどうかは、この体験の深みにかかっています。
「転」の段落は、話しを転ずるの意と考えていいでしょう。例えば、反対説、批判などにサラリと触れることです。
ここで言語論から、あなたの意見を形成しましょう。
生物多様性とは、この地球上では、多様な生物が生きているからこそ生命は安定している、一つ一つの生物は他の生物との多様な関わりの中で生きている、みんな地球に生きる生命だ、人間も同じ、多様な人間が多様に「生きている」、落ち込んだときの自分も多様な自分の一つ、こういう流れで話をまとめてみましょう。
参考
きしょう-てんけつ【起承転結】
漢詩の四句からなる絶句における構成法の一つ。八句からなる律詩においても二句ずつまとめて絶句に準じる。第一句(起句)でうたい起こし、第二句(承句)でこれを受けて発展させ、第三句(転句)で場面や視点を転じ、第四句(結句)でこれらを受けつつ全体をしめくくる。また、文章や話などで全体を秩序正しくまとめる構成の意として用いられる。さらに広く物事の順序、展開のしかた、構想にも用いられる。