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受験は早期・早い・前倒し 遅い子・のろい子は受験には向かない

2025.01.17

🟧受験は早期・早い・前倒し❗️ 遅い子・のろい子は受験には向かない❗️

 ~中学受検はのんびりやれば落ちる❗️ 習い事などはマイナスでしかない❗️
 何か「まだ小4だから」と節約する人は受かることはない。そういう親子は腐るほどいた。この「まだ」というのが、受験というものをわかっていない証しである。まだ小4だからというのは、そこまでやる必要はない、つまり費用はかけない、ということなのだ。
 小4に来て受かった子というのは、入会試験でほぼ満点を取った子だけである。それも平成28年には、難関私立受験者の併願先となって都立一貫校は、小4からでは、もはや普通の子には高嶺の花となった。
 小5から、小6から、という親子が、それでも「まだ入会したばかりだから」、「まだ慣れるまで」と踏み切れない親を見ていると、受検などしない方がいいのでは、と思ってしまう。というか、そんな考えでは、合格することはない。事実「まだ親」の子が受かった例はない。予定通りに落ちて、基礎もできていないままに公立中学へ流れる。そこでは「まだ思考」の意識改革もないからまたぞろ部活にはまり落ちて行くのも予定通りである。
 確実に合格するには、小2から指導するしかない。
 そして小3、小4に来たのなら、「まだ」ではなく、「早く」である。習い事、稽古事、その他に時間を費やすのなら、最初から受験などしないことである。それで受かるほど甘くはない。
 都立一貫校のもたらした功罪の功は、早くから始めた子が小学期で基礎力をつけ、高校入試の下準備ができることである。ただし、これは大手塾ではその限りではない。わたしの知る限り3年間も通って、計算力は未熟、割合の理解もよくてテンプレート頭である。小学期に頭を作るというのはそれほど難しいことなのだ。つまりは、どう指導するか、指導する側の問題である。知識を詰め込む、問題集を解かせるだけの大手方式では、もともとの才能のある子しか耐性を持たない。しかも大手から合格した子たちが、件の都立中学で落ちこぼれるのは火を見るより明らかに思える。知識詰込型の子と思考最優先型で育った子の行く末は勝負にならない。
 都立中学必勝法は、早期の開始、習い事などの悪害に手を染めない、勉強最優先の生活、そして継続である。これはそのまま高校入試の下作りになる。
 わたしは、都立中学受験より、高校入試で勝負した方が余程いいところに行けるし、大学も最高峰を狙えるのにと考える、人間である。ただし、高校入試こそ早期、前倒しの対策を取らなければ元も子もないので御用心。
 遅い、時間がかかる子は、確実に落ちる。そもそも合格には、これだけの量をやらなければならないという客観的な量がある。しかもそれは思考をして自ら解いていくという方法しか許されない。そうしたことを前提に、わたしは小2期からの指導の必要性を説いているのだ。それなのに小5あたりからぼちぼち始めるなどという親子がいる。しかも習い事は別枠なのだ。それでノルマがこなせるほど甘くはない。習い事などの別枠のために、勉強時間は制限され、結局予定のノルマの何分の一もできないままに、本番を迎える。これがそういう人たちのオチである。

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