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嫌々勉強している子と意欲で取り組んでいる子の差‼️

2021.12.23

 

 

嫌々勉強している子と意欲で取り組んでいる子の差‼️
 消極的な人間は受験には向かない。消極志向の人間は落ちる。進歩しない。もちろん進捗がない。
 よく課題なんかを見ていると消極的な子がいます。課題の一部だけ出す、かなり不完全で考えた跡のない答案、やっつけ仕事のような答案、課題のすべてを出せない。多いのは、作文を先送りする子です。以後一切作文を出さないという徹底した子もいます。作文三行という子もいました。ほとんどの答案が二行で終わりというのもあります。解き直しは一切ないとか、出す頻度が月1とか、もう面倒くさい、やりたくないという心情が手に取るようにわかります。親御さんの気持ちとは裏腹に子どもから「やりたくない」オーラが露わです。
 消極志向の子というのは、要するに、「引く」わけです。「隠す」わけです。
 成績を「隠す」、模試を先送りする、こっそりうける(しかも1、2回で済まそうとする)。「できるなら受けたくない」、「自分の実力を露わにしたくない」、講習も出来るだけ少ない時間を選ぶ傾向がある。要するに、自信がないわけです。消極性というのは、自信のなさから来ている。これは悪循環です。消極であればあるほど自信はさらになくなるからです。
 昔から「隠す」子、消極的な子は、決して受かることはなかった。もちろん「騙す」子が受かるわけもなかった。「騙す」とは、「ウソをつく」ことです。「相手に事実を誤信させる」ということです。例えば、問題の答えをなんらかの手段を使って手に入れる、それで「できた」ことにして、「できる」と誤信させることです。
 本質的に、親から言われて渋々勉強するような子は、自らあれこれ考えて、勉強することはありません。不安とか、心配になるとかの感情は、勉強に対する積極的意思のある子の持つ感情です。嫌々勉強する子、親から強制されて勉強するしかない子、そういう子には勉強に対する不安とか、心配なんかは生じない。
 勉強を舐めるな‼️
 かつて日比谷に進学したいという中1(都立中落ち)が、入会しました。サッカーのクラブチームに所属し、部活もサッカー、週5はサッカー、残りの2日を竹の会でやる、という母親の日比谷合格プログラムでしたが、やはり最初から無理でした。最後は、逃げるように大手に行きました。
 受験を舐めるな‼️
 勉強を舐めるな‼️
 何かをやりながら、成功するほど受験は甘くはないのだ。
 習い事、稽古事も同じ。中学だとやはり部活で失敗る。
 軽々に部活などに入って部活三昧などとやっていれば、まともな都立に行けるわけもない。

 わたしが常日頃から言っているとおり、日比谷クラスだと、遅くとも中1までに中3の履修事項を完成させなければならない。と言っても、数学と英語、理科と社会の4科ですけど。

 これはカリキュラム方式の大手も中2には中3の授業をやっているようですが、大手は莫大な宣伝費を使って、また合格実績を謳って天才たちを吸い上げることにたけている。大手の売りとするテキストはほぼ過去問がネタ元です。これは良し悪しで、過去問で実践的練習をするときに、過去問ネタのテキストをやっていると、やったことのある問題が度々出る。そうなると、本当の実力がわからなくなる。それからこれはわたしの持論なのですけれども、天才たちが同じテキストを使って、同じ授業を受けていれば、その天才集団の序列は、もともとの持って生まれた才能の差でしかなくなるということです。しかも、ネタ元が過去問というのが、いけない。過去問を極大とすると、過去問以上の力はつかない。もちろん凡庸な試験ではそれでいいでしょう。しかし、開成、筑駒クラスになると過去問に終始する対策では、伸びに限界がある。大手で50番だった者は3年経っても50番のままのはずです。それは今大手に通っているみなさんが一番よくわかっていることではないでしょうか。

 竹の会は、私は、高校受験で飯を食ってきた人間です。高校受験とは何かを一番知っている。だから子どもたちが合格へたどりつく道案内をするのがわたしの仕事です。こどもが優秀だと道案内を軽視する、自らの考える道が正しい道だと思い込む。受験指導というのは、単に勉強を教えることが仕事ではない。何を教えて何を教えないか、捨てるか、無視するか、必ずやらなければならないことは何か、何をどこまで勉強すればいいのか、子どもが苦手とする、例えば、天体とか、イオンとか、そういうところを詳しく指導しておくとか、ありとあらゆることに気を配り、手を打ち、先を読み、必要なことを身につけさせる、とにかく道案内とはそういう仕事です。

 わたしの言う通りにやれば必ず合格する、わたしはそう言っております。部活に時間を取られればすでにわたしの言う通りではない。長期の家族旅行をやれば同じこと。

 勉強しない、消極的、先送り、やっかいは回避、怠ける、そういう生徒にはもともと合格など最初からないのです。
 

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