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新中2へ~小山台、新宿への道

2023.02.23

 新中2のみなさんに打診してみましたところ、今年の新中2は、都立小山台志望2名、都立新宿志望1名、ほか1名未定 ということでした。

 竹の会としても七都立をめざす生徒がいることは喜ばしいことと受け止めています。ただ過去七都立を口にした生徒たちが部活によって挫折した例は枚挙に暇がないのです。竹の会では、中学生はそのほとんどが中1までに消えていきます。残るのはたいてい1名、多くても2名です。成績不振を理由とするのがほとんどですが、中には野心家がいて大手に転塾というのもありました。

 七都立に受かるというのはそれほどに難しいのか。いやなに簡単なことです。部活をやらないこと、毎日欠かさず5時間以上の勉強量を確保すること、そして竹の会の指示を裏切らないこと、これだけです。何かと公的・私的行事で月の半分は勉強以外のことに差し向ける、そういう人が多いのです。竹の会の勉強以外のことに時間を差し向けていると、確実に受験対策は遅れ、入試レベルの力もつかないままに終わります。特に、定期テストは要注意で、これに時間を取られると、特に、中3になって、受験対策の先送りが常態化し、志望校を下げるしかないという事態に確実に見舞われることになります。27年、28年戸山合格者は、定期試験の勉強を竹の会でやることはありませんでした。これは、定期試験の勉強を優先すれば、入試に対応できなくなる、という強い危機感からでした。去年開成高校合格者は竹の会では一度も定期試験のための勉強はしたことはありませんでした。常に竹の会の指示を最優先させて入試レベルの力の向上を追求してきたのです。

 連休とか、夏休みとかは、もっとも勉強量が確保できる最大のチャンスです。このときに1日15時間でも勉強に没頭するほどののめり込みを経験してもらいたいと思います。

 竹の会でも本年の連休はそういう意図のもとにカリキュラムを組みました。

 それでは、中2のみなさんが、これからどう勉強に取り組むべきか、一応の指針を示してみたいと思います。

 ①英語の対策

  竹の会では、ある時期までは、レジュメによる演習を施しますが、一通り基礎を習得してからは、「新英語指導案」に取り組んでもらいます。これは詳細な解説付きですから、家庭でもどんどん進められます。都合3回回したところで、英文解釈の指導に入ります。竹の会では、もちろん英文解釈教材を配布します。また英文解釈は添削していきます。ここまでの課程の目安は中2の夏休みまでということになります。

 なお、リスニング対策として、各自がNHKの「基礎英語」を日々聴いていただくのは当然の義務です。リスニングは基礎英語だけで100点が取れます。

 ②数学 数学のレジュメをみなさんは先へ先へと進めていますが、夏休みがひとつの区切りとなります、夏休みに中3数学に入れるか、夏休み中に終われるか、でその後の展開が大きく変わってきます。

 ③国語 竹の会が渡した問題集を完璧に終わらせてください。まだ終わらせたという声を聴いたことは一度もありません。竹の会から渡された問題集なりは、遅くとも1か月が期限と考えてください。それ以上かかれば、それは放置と認識します。

 ④理科・社会 お渡ししてある「マイクリア」を夏休みまでに7回回してください。ひたすら読むことです。中2の秋に都立過去問で80点を取れるように目標を設定してください。

 注意

 竹の会の様々な教材は、季節講習に参加した場合に配布するものです。「マイクリア」等塾専用教材は高価なためそのように対応しています。もちろんレジュメやレジュメテキストは無償です。なお、「新英語指導案」などは退塾時の返還対象です。また、レジュメの毀滅による再発行は有料となりますので、ご注意ください。

 すでに高校入試に向けての熾烈な戦いはまっただ中にあるとご理解ください。

 みなさまが最後に志望校合格を勝ち取られることを切に願っております。

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