2023.04.20
日比谷、国立に入りたいなら、難関私立に合格するほどの力をつけろ‼️
日比谷、国立を滑り止めにするくらいの実力をつけろ‼️
中学は通過点に過ぎない。しかも、この通過点、何かを為すにはあまりにも短い。またこの通過点は、自分の将来のありように決定的な影響を及ぼすのである。部活で落ちこぼれ低偏差値の私立高校に行く多勢の、おそらく公立中学の80%の、下級国民予備軍は、これからの人生は、下級国民としてのそれであり、カーストの下層、最下層に身を置き人生を死ぬまで送ることになるのである。もっとも当の本人たち、多分親にも、その自覚はない。
※忘れてはいけない。われわれは、生まれ落ちたときから、戦国時代さながらに、食うか食われるか、の生存競争のまっただ中に放り込まれていることを。
通過点ではあるが、重要なのは期間である。将来を決める期間である。この期間が、次の期間のレベルを決める。高校の3年間はさらなる勉強の試練の中に身を投じることになる。
国会議員は自らの歳費を下げることも、自らの特別待遇の年金の制度を見直すことも、莫大な交際費を削ることも、決してしない、であろう。かれらが、自らの利権を最優先する、のは、そのために国会議員になったからである。それが本音だからである。綺麗ごとを言っても、やってることは、政治ではない。彼らの本質は、何もやらないこと、不作為にある。現状維持、何も動かさないこと、つまり利権の継続は決して変えない。当たり前だろ。生存競争に勝つとは、なりふりかまわず自己の保身を図ることなのだから。
社会の下層、最下層に暮らす人間には、不作為でカネを稼ぐことなど認められていないのだ。身を粉にして体を資本にして体でカネを稼ぐしかないのだ。
中学は高校に比べれば、まだ楽なものだ。いや、勉強の話しである。高校の勉強は中学の比ではない。高校入試が終われば勉強が終わるのではない。始まるのだ。高校、大学と勉強は加速する。あなたたちが何か資格試験をめざしているなら、あなたたちは勉強しかない生活を選択した覚悟が必要である。一日目が覚めているときは勉強しかしていない、という生活を少なくとも1年はしなければならないだろう。
すべては小学低学年から始まっていたのだ。人生とは、小学から大学、それから数年までは勉強に没頭するものであることを初めから知っていたか、で決まる。高校合格したらご褒美なんて考えている子にはその自覚も覚悟もない。そもそもご褒美なんて親依存の証拠でしょ。よく「自分にご褒美」なんて言葉を吐くアスリートなんかいるけれど、あんたら生存競争を生き抜いたことにご褒美をと考えているのかい? それが人から褒められるとでも思っているのか。生存競争とは他人を押しのけて自分が生き残れることを最優先して勝ち抜くことでしょ。他人の犠牲を尻目にご褒美という優越感がわからない。そもそも「生きる」というのは、他の生物(動物・植物)の生命を犠牲にして生きる(他の生物を食べる)ことでしょ。だから「食べる」というのは、そんな生やさしいことじゃーない。他の生物を犠牲にして自分の生命を永らえる行為なのだ。だからこそ生命を敬い、大切にする、そして自分の生命を永らえる、種の繁栄を祈る、他の生命に感謝する、そういう発想はそこから生まれるのだ。
日比谷、国立をめざすのなら、日比谷、国立に受かるだけではダメである。上位で合格すること、入学後もトップ層にあること、そうでなければ意味がない。
そのためには、慶應、早稲田レベルの高校をめざして勉強するのがいいであろう。日比谷が滑り止めというのがいい。
さて、どうすれば早慶合格レベルに達することができるのか。
始まりは小1にあった。まずまともな字が書けるように一字一字丁寧に書いて習う。ゆっくりと少しずつ字を覚える。書けるようにする。これだけでいい。昨今は小学3年でまともな字が書けない子がやたら増えている。特に、男の子に多いが女の子にもいる。公文が字を毀している。早く終わらせようと殴り書きする癖をつけて、字の形も覚えてない時期に崩し字ならぬ毀し字を修得するようだ。それを放置した親の責任は大きい。字はいったん身につけたら99%もとに戻せない。
小2から算数に馴染ませる、というか、訓練を始めるのがベストである。計算マスター(達人)になるのは、1年もあればいい。1年も経てば難関中学の計算問題でも5分はかからないで解けるようになる。少なくとも竹の会ではそうである。計算マスターになったら、割合マスターをめざす。理想は小3からだが、小4からでも厳しいがなんとかなるかもしれない。よく失敗しているのは、大手のエナとか、栄光などから5年中途から来た子だ。小5後半の子でもまともに計算できない子ばかりだった。だからどうしても計算からやり直すのでさらに遅くなる。つまり、本番までに間に合わないリスクが高いのだ。
小学時代は徹底して算数の基本を鍛え、次第に算数のレベルを上げていき、独立思考のできる子に仕上げていくことが大切である。難関中学のとびきり難しい算数の問題でも解ける、理解についていく、ようになる。これが将来の高校受験、すなわち日比谷、国立上位合格の布石となるのだ。
中学の勉強は、小6の2月スタートが理想だ。春までに、中1の関数までは終わらせたい。これは竹の会の通常の実績である。英語はまず500単語を覚えて、竹の会製の英語基礎レジュメ数百枚を体に染みつくまで繰り返せ。夏には英語指導案に入りたい。英語の1年はこれで終わるだろう。数学は早い子で中1が終わる頃には中3数学に入っているだろう。中2の夏までに数学、英語とも中学3年までの履修事項を終わらせることができれば普通だろう。早い子は中1が終わる頃には終わらせているからだ。
開成・筑駒合格への道は、上に述べたより、もう少し早いかもしれない。言い訳をする、口実を言う子は失敗する。学校行事、家族旅行、部活、習い事を口実にするようになったらすでにそのロードは降りている。マイロードを歩んでいる。それがどんなロードなのかは、本人が一番よく知っていることである。
竹の会は、日比谷、国立を志望する生徒の指導を得意としています。というより、開成・筑駒・慶應女子志望の子は大歓迎です。そういう志の高い子の指導こそ竹の会の望むところだからです。