画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

春期お疲れ様でした

2024.04.07

春期はお疲れ様でした

明日から4月指導です。

5月の連休は、5月6日は指導日となる予定以外は、お休みします。
 指導時間の多寡が合格を決める!

 竹の会の規定コースだけでは、受かりません。季節講習の節約コースでは、どこも受からない可能性が高い、と思います。
 指導時間は、最大限取れるだけ取ってください。竹の会の合格者は、なんらかの形で指導回数を多くとるか、絶対指導時間を最大にした子たちだけです。
 指導時間が少なくとも家庭学習でカバーできる、それはほとんど期待できない、と思います。
 指導時間量が、合否を決める。指導時間を十分に取ったから、受かった、のです。
 指導時間が極端に少ない子は、間違いなく落ちています。
 新型コロナの時期、直前の1月、塾を休み、家で勉強します、という子がいましたが、受かることはなかった。もともとレジュメを大量に積み残して直前期を迎えていたので、脈はなかったのですが。

 積み残しレジュメを大量に抱えても、指導時間は少ないままで、季節講習も節約型、だからそのために指導時間を増やすということもしないのが、都立中学受検の家庭です。受験、受検には、もともとカネがかかる、という認識はない。これまで私立受験ということを考えたこともない家庭が、都立ならと考えたわけですから、そのための塾もできればカネをかけたくない、安く済ませよう、そういう意識です。
 公立中高一貫校制度がスタートしたばかりの頃から数年は、学校の優等生ならそれでよかった。
 しかし、近年、都立中学は、私立難関受験者の重要な併願校の一つとなり、これまで受かったであろう子たちが、軒並み落ちるようになった。
 私立受験生並みに、カネをかけて塾に通わなければ、とても受からない状況になった。
 つまり、これまでのカネをかけないで済ます家庭には、都立中は遠い存在となったのである。
 私立、特に、難関校受験者は、早くて小3、普通は、小4から、SAPIXなどの大手進学塾に目一杯通い、季節講習も目一杯受け、オプション講座もすべて受ける。トップクラスになるとそれだけでは足りないと、個別指導塾にも通う。そして開成や麻布を受験する。そういう子たちが、小石川などの都立中を併願するようになったのは、少なくとも平成27年の小石川説明会の時に、併願率が80%を超えていたことから、推測すると、もっと前から始まっていた、と思われる。
 今は、併願が当たり前の時代である。だから普通に頭の悪い子は、最初から受検などありえない。というか学校の優等生も小5あたりから公立中高一貫校対策塾に通っても通用しない。
そもそも学校の優等生と言ってもその半分は実は並みの子であり、ただ品行方正というか、真面目に親や先生の言うことを守る子ということで、内申評価が高いだけの子である。本当に知能の高い子は一握りしかいない。そういう子でも、わたしは、小2から訓練を施していかないと、大手の難関受験生には、勝てないと判断している。
 

 わたしの型に完全にはまれば、わたしは間違いなく合格させられる、いや合格させてきた。
 竹の会で落ちたのは、受検できるほどの知能水準がそもそもないか、指導時間量が極端に少ない場合である。
 前者については、そもそも竹の会では、受検指導そのものが不可能なので、受検生とは、考えていない。受けても最初から結果が見えている。というか、そもそもわたしのレジュメが使えないのだ。
 後者については、複雑である。レジュメの正答率、仕事率が、捗々しくないのには、理由は単一ではないからである。
 1  開始時期が、遅すぎる場合
  これにも、最初大手に通って、後になんらかの理由で、転塾してきた子
  竹の会の入会時期が、小5以降、小6以降
 基本からやると、確実に試験には間に合わない。かと言って、計算もいい加減、割合はまともに解けない、思考スタイルもない、そういう子をそのままに適性訓練するなどということはできない。まず、適性を自力で解けることもないだろうから、問題の解き方を説明するばかりになる。そんな見込みのない指導などやるのは、私の本意ではない。
 2  習い事、稽古事などを優先する家庭
 こういう家庭は、99%不合格になることはわかっている。やり残しのレジュメを大量に積み残し、失速するのが、いつものことである。
 試験を舐めている。
 3  様々な名目の余暇利用、旅行など
 4  レギュラー(最小節約型)コースで通す場合
 申し訳ないのですが、受験では、指導時間はできるだけ多く取ったほうが合格にはいいに決まっています。これは、大手とは、また違う、竹の会独自の理由からです。竹の会の場合は、「指導」ですが、大手は、授業です。指導とは、対「個人」の、きめ細かな、諸々の処方の選択、決定、反応の判断、効果を見極めての新たなる処方のすべてを総称したもの、と言えます。これは、家庭でやる勉強とは全く質の異なるものです。母親や父親の教えるのとも違う。それはただ与えられるテキストなりを子どもに教えるだけのこと。それで合格できれば世話はない。

 本当に、受かりたいのなら、指導時間は目一杯とってください。

 ほんとうに成績を上げたいのなら指導時間を目一杯とってください。

 家庭学習は必要ですが、それだけでは受かりません。

ページトップへ