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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

🎶小学生の8割は基礎学力のないままに区立中学に進み、ほとんどが落ちこぼれ、結果底辺私立に吸収され、社会に吐き出されることになっている、という現実❗️

2024.04.29

 🎶小学生の8割は基礎学力のないままに区立中学に進み、ほとんどが落ちこぼれ、結果底辺私立に吸収され、社会に吐き出されることになっている、という現実❗️
 中学受験をする子の中層、下層に属する子は、基本的な学力に欠ける子ばかりと思われる。こういう子たちが、収まるのは、第三志望、第四志望以下か、区立中学へ進むことである。前者では、二流、三流中学にも関わらず、落ちこぼれ予備軍としての資格を持つ子たちである。そもそも区立中学より偏差値の低い私立に行く理由はないはずである。しかし、居心地のいい、個人の嗜好に合わせた学校作りをしてきた、私立にはそれだけの魅力があるのだろう。そもそも区立には、2割のまともな子と、8割のIQの低い、あるいは素行に問題のある、その中には、もしかしたら発達障害かもしれない子、そしてIQ70以下の子たちが、玉石混交のままに、なだれ込む。学費のかからない公立とはそういうところである。
 わたしは、最近気づいたのだけれども、小学校の内申の意味である。どうも学校の先生は、学力よりも、問題行動のない子を平均値としている節がある。これらの児童が、学校のテストで、90点を取れるように調整しているのではないか。
 内申の「できる」が6割、「よくできる」が3割の子、この辺りが、境界知能の子と重なるのではないかと疑っている。もし「もう少し」が、あれば、IQに問題があるか、かつ発達障害の可能性がある。
 以上は、一般論であり、もちろんこの基準に当てはまらない子もいる。それはわたしの経験値から間違いない。「もう少し」が複数あるのに、IQがかなり高い子もそれなりにいたのだ。
 わたしの考えた判別法が、今竹の会で使われている入会試験の問題である。上に述べた「もう少し」があるのにIQの高い子は、入会試験でほぼ満点を取っている。もちろん「よくできる」が8割以上の子もほぼ合格点を取るのは変わらない。先程の境界知能の子たちは、竹の会の入会試験に対応できないのだ。0点を取る子たちがあまりにも多すぎる。学校の内申が悪いわけではない。「できる」が6〜7割の子たちである。しかも「もう少し」はない。 つまり、多くの親は騙されている。いや誤解している。平均的な内申の自分の子を知能境界児とは思っていない。それどころか内申以上の能力があると信じている。完全に学校の先生の思いやり評価に騙されている。知能検査を受けて見ればすぐにわかることである。竹の会の入会試験を受けて見れば境界知能の子かはすぐわかる。入会試験0点なら境界知能を疑ったほうがいい。

 ただし、入会試験では、発達障害の子は判別できない。
 公立小学校の児童の5割は境界知能の子たちの可能性がある。35人学級なら17人は、境界知能と思われる。境界知能の子は、全体の14%とされるが、わたしの経験値からは公立小の半分は境界知能だと推測される。もしかしたら境界知能85プラスマイナスの子が多いのかもしれない。竹の会の入会試験で合格点が取れないレベルの子たちが、私立受験をめざして大手塾に行くことはなんともアホらしい話しである。基本のキも身につけないままに、もちろん私立は落ちて、公立小に流れこむのだから。計算もろくにできない、割合などテキストの単元としてそこにあった数題を練習したことがあるだけ、思考訓練もしたことがなく、勉強のスタンスもない、勉強習慣が生活の中に組み込まれてこなかったつけは中学で払うことになる。
 境界知能とは、IQ70〜85の知能を言うとされているが、それが「できる」を揃えている子たちの実体なのではなかろうか。
 そう考えれば、これまでの入会試験の結果と内申が符合する。
 ただし、これは一般的な傾向である。必ずそうというわけではない。これまで、入会試験が0点の子たちの内申を見ていると、決して「もう少し」が多い子ではなくて、「できる」が6割前後の子をであった。「もう少し」はほとんどなくて、「よくできる」も何個かある、そういう子が、入会試験0点を取っているのだ。竹の会では、合格の条件として、「よくできる」が8割以上あることとしてきたが、今は推奨に留めている。
 あと入会の時期は、小2を推奨している。もし小2で、集中できないとしたら、境界知能、発達障害を疑ってみる必要があるかもしれない。小2、小3でそういう疑いがあるときは、とにかく指導はできない。小2は、やってみなければわからないところがある。指示されたことをきちんとやれるのか、これがポイントになる。すぐ飽きるとか、認知機能に問題があるとか、問題はすぐに顕現化する。2か月で分かる。親御さんは実は薄々分かっていたはずである。
 小4からでは、普通にやっていたら間に合わない。指導時間もそうだが、基本を修得するのに2年もかかる子もいる。いや先程言ったようにそういう子が多いのだ。境界知能の子は、14%ほどいるとされている。35人クラスなら5人ほどいる。わたしは、内申をたくさん見てきて、入会試験の結果を見てわかったのは、境界知能と境界知能に近い層がかなりいるということである。竹の会の入会試験の第1問は、小2でも解ける子もいるし、小5でも解けない子もいる。竹の会の入会試験が、境界知能の判別の機能を果たしている。わたしは、そう確信している。入会試験0点というのは、境界知能の上限前後の可能性がある。境界知能とは、IQ70〜85をいうから、90あたりが、学校では、「できる」を揃えている子たちと見られる。
 35人学級なら、IQ90前後の子が、20人はいるのではなかろうか。「よくできる」を揃えている子が、IQ100以上とされるのではないか。だから「よくできる」がほとんどであっても、100の子と110の子がいる、わけで、決して同じ能力などではない。
 IQの平均は100とされる。受検をするには、最低100ではなかろうか。100なら努力で、なんとかなる、境界かもしれない。
 さて、世の親たちは、我が子を非常に誤解している、ということである。おそらくIQ90〜100くらいの子を大手塾に入れるという無謀なことをしている親が大多数なのではないか。
大手塾にとっては、カネを貢いでくれる、カモネギである。大手の経営を支える層、IQの低い子と親が群がる。
 子の教育を放置した、いや放棄した、一定の数の親がいることは確かである。経済的理由や、その他の理由で、勉強しない子をそのままに放置している親、それを特に問題とすることもない親、その特徴は、男の子ならバスケとか、サッカーとか、に夢中で、とにかく勉強なんか無縁の生活をしてるわけです。小6になるのに、分数の計算も満足にできない。割合なんかなにも知らない。そういう子たちが大挙公立中学に入るわけです。親も遅ればせながら、高校入試があるからと塾を探す。ここからは無駄ガネになることもわからない無知ぶりである。中学で基礎学力もないのが、塾に行ったって、カネの無駄、塾が潤うだけです。塾に通っても行ける高校は、最初から決まっている。低偏差値私立、底辺都立です。塾に行かなくても行けるところです。
 IQ90〜100なら、小学低学年から訓練すれば、平均的な都立には行けるはずです。特進を用意している私立なら、真面目に勉強する子なら、指定校推薦でGMARCHなら行けるかもしれない。この程度の知能で、中学受験や都立中受検をやれば、間違いなく、潰される。基本を蔑ろにした、つまり、天才向けのカリキュラム授業に無理に押し込めれば、「できない」ということに苛まれながら、虚しい勉強を強制され、基本は空っぽの、底辺予備軍として、大量に公立に送り込まれる、人生が待っている。
 小学低学年で、訓練を始めるかどうか、で、その子が、よほどの天才でない限り、人生の行き着く先はおよそ決まっている。公立学校は、玉石混交、玉と石の割合は、玉2割以内と見ていい、の中にあり、その平均値を指導基準とすることになり、文盲を防ぐほどの効果しかない。バカを養殖するのが、公立学校だ。バカとは、知識はあっても、もちろん知識もないのもゴロゴロいるが、価値判断のできない者のことをいう。大人になって、雰囲気で、権威で、素朴科学を信じて、専門家(医師・弁護士・教授・など肩書きでマウントをとる職業のこと)というまやかしにすがり、判断する人たちのことをいう。

 わたしは、公立小にも公立中にもあふれる境界知能周辺の子たちをそれと悟らない親たちが、中学受験に狂奔する異常世界を憂えている。小2からしっかりとした基本力をつけてやることがいかに大切なことか、それは竹の会で計算に習熟し、割合に通暁し、思考というものを修練されてきた、勉強というものが生活の一部として基幹の位置にあることを当然とするように育ってきた、そういう子たちを見るにつけ、思うことである。

 

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