2019.04.19
4月19日(金)になりました。今年は竹の会創設35年目に入ります。竹の会ができたのが、昭和60年(1985)10月のことでしたから、丁度今年の10月で35年目に入ることになります。2011年原発事故の年でした、竹の会を廃業するかどうか悩んだのは。これまで渋谷区とはいえ、渋谷駅からは離れた地にありました。地元の中学生を相手に指導してまいりました所以です。平成十年代後半あたりから他区、他市からの子どもたちも少しずつ増えてまいりましたが、渋谷駅から「遠い」というのがずっと悩みでした。竹の会のような小塾が、渋谷駅の近くに塾を構えるなどということは到底無理な相談でした。わたしは、もうずいぶんと昔から、渋谷駅の近くに竹の会を出したい、地元塾としてではなく、東京23区の子どもたちを相手に指導したい、と夢見てきたのです。それがひょんなことから2012年5月6日に竹の会渋谷教室移転が実現してしまったのです。竹の会はそれは小さな個人塾です。これまでずっと細々と生きながらえてきた、奇跡の小塾です。ただ夢は大きく、いつか東京23区の子たちを相手に竹の会の、わたしの指導を試してみたい、と思ってきました。渋谷に竹の会あり、きっとわたしなら、わたしの塾なら、そう言われる、そういう自信がありました。わたしには子どもたちを導く天賦の才があるとずっと思ってきました。わたしの指導を受けた多くの天才、秀才たちが決まって感嘆したことは数知れなかったのです。またどんな学習不振児でもそれなりに導いてきました。「渋谷に竹の会あり」、いつかほんとうにそう言われる塾になりたい、ですね。
話しは、変わりますが、2019年は、竹の会にとってまた一つの節目となるかと思います。
子どもたちが溢れる街、武蔵小杉に、竹の会算数専門教室を出したい、と実は計画しております。そうです。算数の専門塾です。竹の会にはすでに完成した、算数と数学のノウハウがあります。今は、私立難関中学の算数を視野に入れた、竹の会独自の指導をと計画を温めております。これまでの竹の会と違うのは、45分授業形式を念頭においていることです。
武蔵小杉近辺にお住まいのみなさんに、是非竹の会を知ってほしいと思っています。武蔵小杉は竹の会渋谷教室から東横線で20分、徒歩10分もあれば着きます。武蔵小杉にお住まいの親御さんに是非竹の会渋谷教室を見学くださればと思っております。
◎募集、対象 小3 小4 小5 など
お問い合わせは、HPのお問い合わせフォームから、
予定数に達した時点で、募集を終わります。
新学年募集状況
小3 入会試験L基礎
小4 入会試験L中級
小5 都立中受検は入会試験α
小6~ 高校受験 入会試験β
※中学生についても、受け入れることがあります。お問い合わせくだされば対応します。
8割基準を満たす小学生は竹の会へ!
竹の会が、合格へ道案内いたします!
8割基準とは、小学校の通知表の3段階評価のうち「よくできる」が、全体の8割以上あること、を言う(これは、竹の会の造語です)。
8割前後が、竹の会入会の目安となるかと思います。
🔴竹の会の合格者から続々ともたらされる高得点合格の報告について
これはいったい何が起きたのか。なぜ高得点を取るのか。いや兆候はあった、去年の富士合格である。模試で実績を残せなかった2人が合格したのだ。この謎は直後の分析では、課題をきちんとやったこと、竹の会のいわゆる必須レジュメをやっていたこと、及び7回解き直しを終わらせていたことなど、を根拠として説明された。しかし、果たしてそれだけだったのであろうか。 その疑問は、本年の高得点合格者の続出で、一つの、確かな答えを余儀なくしたように思う。
実は、竹の会の思考育成システムの成果ではなかったのか。さらには竹の会のレジュメの卓越した内容が、大きく影響したのではないか。
そう考える根拠はある。竹の会のレジュメで勉強した子たちの、早稲田進学会における、飛び抜けた成績であった。特に、竹の会で小4早期から研鑽を積んだ子の成績は目覚ましく、トップテンは今では当たり前になっている。竹の会の子たちが、早稲田進学会の模試で常に成績優秀者として名を連ねてきたのは、今に始まったことではない。平成22年の初参加から常にトップテンを取り続けてきたのである。早稲田進学会は一応塾ということになっていますが、会場を借りているのかもしれませんが、土曜に週1で3時間ほど授業をやる、ということを聞いたことがあります。だから早稲田進学会に通っていればまあ名前は載って当たり前、だって授業でやった問題と似た問題が出てもおかしくないでしょうから。しかし竹の会の子たちはもちろん全くの飛び込み受検ですから、なんの予断もなくて素の実力だけで受けているわけですから、全く条件は違うわけです。
そういうわけで竹の会の子たちは、もともと成績は残していた。ただ今年の高得点合格はこれまでとはっきりと違うと見ています。今年の指導の特異なところは去年も採用した、直前に過去問合格法を取り入れたことがあります。過去問合格法はもともと竹の会の高校入試指導において竹の会開設以来取られてきた伝統かつ定番の手法でした。実は、初めての挑戦となった、平成19年の九段合格は、過去問合格法で勝ち取ったものでした。わたしはこの方法の名手と思います。この方法で勝ち得た合格は数知れません。平成10年の早稲田実業学校合格も、平成11年青山学院高等部合格もみんな過去問合格法です。わたしが、封印していた過去問合格法を再び始めたのが、去年の指導でした。そして今年の後半は徹底して過去問合格法を進めたのです。
その結果、高得点合格が、続出した、ということではないか、と分析しております。
過去問合格法とは、ただ過去問をやる、ということではありません。そこには、長年の実践と経験から竹の会が編み出した、余人には真似のできない、秘密があります。わたしは、過去問合格を使った指導では達人と思います。竹の会の歴史を紐解くと、奇跡の合格の裏には必ずこの過去問合格法がありました。しかし、24年の指導から過去問合格法は封印され、以後レジュメ指導へと取って代わります。わたしの得意な過去問合格法を取り入れた指導を再開したのは、去年の合否すれすれの子たちの存在からです。レジュメをこなしきれていない子たちの対策として、過去問合格法を復活させたのです。
私の頭の中で、高得点合格をもたらす竹の会の指導システムが、ほぼ完成域にある手ごたえを感じております。そのことは次の受検、さらにはその次の受検において検証されることになるでしょう。いやわたしは更なる私の指導技術の精度を確かめたい気持ちに駆られております。
竹の会は、「進化」する塾であるとよく言われてきました。それはおそらくわたしが、毎年の受験を終わるたびに、受験の結果を踏まえて、反省して、戦略を新たに練り直し、新たな展開を試みてきたことからなのだろうと思っています。
失敗するたびに、その原因を分析し、戦略を練り直し、新たなレジュメを開発し、研究を重ね、竹の会は合格を確実に出す塾として進化していったのだと思います。一年前に竹の会にいたときよりも、次の年がよりいい指導を受けられる、これはよく在籍者たちが言ってきたことでした。竹の会は、進化、いや換骨奪胎を繰り返しながら、35年の歳月を生きぬいてまいりました。
23区、それから武蔵小杉在住のみなさまが、竹の会に関心をもっていただき、竹の会に入会されることを祈っております。