2025.02.27
⬛️都立入試本番で起きる、想定外の、しかし、ある意味予測の範囲内であったかもしれない、大失速❗️❗️
本番になると点が取れないのは、何故か❓の研究
大失速は、起こるべくして起きる❗️
これまで竹の会で、志望の(比較的偏差値の高い)都立に挑戦したが、本番で失速したというケースは、平成20年以降3件をほど記憶にある。20年未満までに、そういう事例があったかは、ほとんどなかったように記憶している。
失速者の共通点は、要するに、実力がなかったということに集約できる。
特に、記憶に残る例2つ。①素内申が39、したがって基準値430点ギリギリの点数だったケース(小山台受験・女子)、②Vもぎでは、直前模試はA判定、換算内申は60以上、本番で失速のケース(新宿受験・男子)、ここで、失速とは、例えば、理社5割そこそこという意味です。③青山を受験したらしい女子がいたが、情報は内申・模試もいっさいないから「らしい」である。
因みに、小山台を落ちた女子は、早稲田大へ、新宿を落ちた男子は学習院大に合格しました。
総じて、実力不足なのに、志望校を背伸びした、自分の実力より上、しかももしかしたら遥か上に挑戦しての失速である。志望校の選択は、これだけのところには合格しなければ意味がない、という実力とは無関係の、一流校へのこだわり、からなのだろうか。
理社だけではないが、都立入試は理社で不発という生徒が必ずいた。過去問、模試なんかでは、それほど悪い点を取るわけではない。いやむしろそれなりにいい点を取っていたこともある。それなのになぜ本番では突然失速するのか。50、60点というのが、たいていの失速点なのであるが。
実力的に達していないという、負の枷があることは確かである。これが、「解かなければならない」という精神的な負荷が、焦りと動揺を稼働させ、正常な、冷静な判断ができない精神構造を作り出すのであろうか。
この突如として起こる本番の乱をわたしは最初は驚天動地、今はむしろ想定の範囲内のこととして、受け入れるようになった。
わたしは、よく言いますが、本番では、いいときの成績より、むしろ悪いときの成績が、必ずと言って、再現します(マーフィーの法則)。特に、1月の直前模試で、所期の成績が取れない(D判定以下)場合、理社だけでなく主要3科も酷いという場合は、本番では、それがそのまま現れる危険性があります。だからわたしはそういう生徒には無理をしないように諭します。しかし、わたしの制止はほとんど聞き入れられることはありません。そして、このわたしの危惧は100%と言って良いほど現実となりました。
つまり、わたしがダメだろう、と判断したときは、まずダメなんです。いくらチャレンジしても、本番では、わたしを失望させる結果しかないのが現実でした。「やはりか」「やむなし」とわたしは失意落胆したものです。
実は、わたしには、いつもこのことが頭から離れないのです。それは皆さん志望校は高いところを受けたがるものです。しかし、実力がないと、本番というのは、必ず期待を裏切ります。 だから、もう早期に目一杯勉強するしかないんです。実力をつけるということはそういう現実を踏まえての話しなんです。中1、中2と真面目に頑張る、それではだめなんです。あるいは小4、小5と本当にマイペースでやる、それではだめなんです。早くから目一杯やらなければ、必ず後から皺寄せが来る。そういうことなんです。わたしは、皆さんに確かな実力を付けてもらいたい。だから早く早くやりたいのです。中1の間に中3まで、というか高校入試中級レベルは終わらせて置きたい。中3、ないし小6になってから、頑張ってももう遅いのです。このことが親御さんにはなかなかわかってもらえないわけです。どうせやらなければならないのなら、早くに終わらせる、そうすればさらなる手を打てるわけです。中3になって、竹の会なら本来中1までに終わるべきところを、中3の夏が過ぎてもやってる、これはもう手遅れと言っていい状態なんです。ただ竹の会のレジュメは相当効果があるので、中3の冬休みまでかかって、青山に合格したという生徒もいましたから、わたしは、「諦めるな」と励ましてきました。しかし、できれば遅くとも中2までに、理想は中1までに終わらせて欲しかった。
親御さんには、そういった危機意識は理解できないようです。いくら危機を訴えても、不作為は変わらず聞き流されます。だからマイペースです。学校ペースです。しかし、それではどうにもならないところに追い込まれます。今年の高校入試でも、やはり早い生徒が成功しています。遅い生徒は辛酸を舐めています。わたしが早くということを訴えてもそれが真摯に受け取られて、行動に出ることはありません。結局、最後の最後に、選択肢がなくなる、そういうことになることがわからない、想像できない。中学というのは、仮面で過ごす、中2までの、時期がある。仮面というのは、定期試験さえ良ければ、当面は順風満帆に見えるからです。しかし、この時期に、学校でいい成績さえ取ればいい、という生活を過ごせば、中3になった途端に、地獄に落ちることになる。中2まてに、いや中1までに、中3までのことは終わらせる、ことです。表面上は順調に見えて、内部の深層で腐食が進む、そういう仮面生活を送る、大半の中学生がほとんどですけどね。だから竹の会の子どもたちには、都合がいい、わけですけど。
都立中は、今年は1名のみの受検でした。竹の会の受検生・受験生は、3名いれば多い、というくらいです。竹の会では特に表立って生徒募集はしていませんので、今いる子たちだけです。合格者は出しますよ。いくら生徒がいなくてもいる生徒は合格させます。
早くから竹の会に来ていれば、成功しただろうに、ということはいつも思っています。しかし、小5の途中とか、小6というのがいます。これは、やはりそれまでの学習の蓄積、大手塾ならどこまで力をつけられたのか(だめだったから竹の会にきたのだろうけど)。これまでの経験では、ほとんどが基礎学力からだめでした。都立中というのは、内申の「よくできる」が、8割以上ある人たちが、受けられるところです。竹の会でも合格者の9割はそういう子でした。ですから内申の「よくできる」が5割前後の子が合格できる見通しはほとんどないのです。しかし、現実には、そういう子達が大勢受検するわけです。おそらく大手塾におけるそういう子達の立ち位置は、基礎を疎かにされ、受検本位の勉強を強いられるわけです。こういう子たちこそ受検ではなく、本来の基礎をつけてやらなければならないのに。
わたしは、こういう子たちでも、小2から訓練していけば、また違った展開になるであろうことを知っています。わたしが、早く早くというのは、そういう含みもあります。