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現代受験論 仮面中学生の末路

2025.03.02

⬛️仮面中学生の末路

 本番に「特別にできる」ことなどない❗️
 あなたの地の力しか出せない。
 「本番で頑張れば」、「本番で450点取れば」、いやちょっと待って‼️
本番でだけ何か特別の力が付与されて神通力が発揮できる、そんなわっきゃないでしょ。
 こうして本番では、普段と変わらず、いやむしろ普段のうちでもっとも悪い点数が、再現されると思った方がいい。
 実力がないから、志望校であれこれ悩む。なぜって、自分の実力より上の学校を望むからです。
 実力って、一朝一夕に付けられるものではない。時間がかかるのです。解き直しにより定着させる時間も考えると、直前では間に合いません。直前6か月からは、数学、英語については、定着のための勉強はできないのです。できるのは、理科や社会のインプットです。模試はもちろん過去問も実力測定の意味しかありません。だから過去問、特に、模試でできなかった問題について解説を読んだり、誰かに説明してもらったり、してもそれで実力がつくわけではありません。それとも過去問やったらまた同じ、いや類似の問題が出るとでも思っているのでしょうか。それは普通は「ない」と考えていい。また模試の問題が「当たった」というのも、それは実力とは関係のないことはもちろん、本当にほとんどない、確率はゼロに近い。
 志望校で悩むのは、実力がないからです。実力というのは、遅くとも中2の終わる3月までに付けなければならない。それでも遅い。中3になって、指定のノルマを終わり切らずに、持ち越して、結局、秋まで持ち越す。それも11月。竹の会のレジュメは、それでも力が付くようですが、本番でどんな問題が出ても対応できる素の力はやはりついていない。それが本番に表れる。
 なぜ実力がつかなかったのか❓
 遅い‼️からです。中1、中2の段階で、遅れている、遅いとわかっているのに、仮面の成績に危機感を持たずに、先送りしてきたからです。
 仮面の成績とは、学校レベルの低い授業に軸を置き、そこでの成績を取ることを優先させることです。それなりに内申をもらえば、安心するわけです。しかし、受験というのは、中3になってからでは、絶対に間に合わない構造になっている。新学期が4月に始まる。そこで初めて中3で学ぶことを勉強する。しかし、vもぎや駿台模試は、6月です。はてさてここで中学3年間の総決算である英語、数学の実力が判定されることになるのです。あなたたちは、4月から5月の連休を挟んで6月中旬の模試に成績を残せるのですか。
 英語には、長文も出ます。文法も出ます。
 つまり、英語にしても既に一通り終えたことが前提で、問題制作している、と見ていい。
 数学なら、中3までの教科書の履修事項は当然として、その先の入試問題レベルが出される。Vもぎには、最初はある程度範囲に配慮がありますが、受験生としては、少なくとも国学院久我山の数学なら最低8割以上は取れるくらいの力は付けておきたい。
 理科、社会は、悪くても8割は取れるくらいには完成させておきたい。
 さて、もうおわかりのことと思います。ここで落ちる人は、遅いからです。遅れているのに、さしたる手も打たないでやり過ごす家庭ばかりです。
 試験は、早い、速い者が勝つ仕組みです。わたしは、中1で数学、英語も国学院久我山レベルには達していることが目安と考えております。国学院久我山レベルとは、国学院久我山の過去問を解いたら、8割以上取れる力です。
 遅れ、遅いのは、将来の不合格を暗示しています。試験は早い、速い者が勝つ仕組みです。
 中2はともかく、中3になっても、持ち越すようでは、成功はありません。ただ竹の会の中3には、中3の冬まで持ち越して青山に合格した例があります。ただ都立の成功の条件は、挙げて内申が飛び切りいいことですから、内申が40を切ると厳しいと思います。
 竹の会には、独自校ならこなさなければならないレジュメというものがあります。これをやらなければ、やはり地の力はつけられない。
 開成、筑駒ならまたさらにやらなければならないレジュメがある。
 受験の失敗は、この早く、速くに、背馳したからです。中2の時期、遅いとわかった時点で手を打たなければならなかった。遅ければ、学校の点数も下がりますから、それで「遅い」というのはわかります。
 中学には、仮面の時期があります。中2までは、成績の仮面に騙されます。これは学校の成績は、定期試験で決まるために、学校の授業、進度に合わせて、頑張っていれば、いい成績がとれる。しかし、中2までの2年間学校の勉強しかしなかったなら、どうなるか、先述のことでわかるはずです。中2までに一応の受験レベルに仕上げておかなければならない。もしこれをやらなければ、中3からは地獄です。中2までに水面下で進んだ腐食が中3になって表面化し、いずれは破綻します。
 わたしは、塾にも行かないで、成績のいい、仮面中学生が、中3になってから、転落した話しをそれこそ嫌というほど耳にしてきました。成績はほぼオール5で、学年番数も1位とか、2位、特に、女子に多かった。それでいて塾にも行っていない。この塾に行っていなかったことが、大誤算でした。塾に行かなくても成績がいいから行かない。しかし、塾に行っていれば、高校入試の対策というものを、情報を得ていたかもしれない。しかし、すべての塾がそうだとは限らない。学校の成績さえよければよしとする塾もあるからです。中3になって、塾に初めて行ったとき、もはや遅いということを知るのです。
 仮面舞踏会の終わりは、あっけなく、そして残酷な結末です。中2まで家庭では「都立日比谷へ」と意気軒昂なのですが、中3になって1学期が終わる頃に現実がわかるのです。哀れなものです。内申がいいので日比谷の推薦にかけますが、落ちれば一般受験できるのは、せいぜい目黒以下でしょう。

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