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現代受験論 🔶寝食を忘れて没頭するほどの人が受かる‼️

2025.05.13

🔶寝食を忘れて没頭するほどの人が受かる‼️
 合格する人は、一途に、合格をのみ思い、襲いかかるブロックに苦しみに耐えながら、ただひたすら勉学に励む。落ちる人には、この一途さがない。試験を受けると言いながら、好きなことをやり、そのための時間も惜しみなくかけ、時には、法事と称して、実家帰省をし、年に一度の家族旅行も楽しむ。それでも受かると思う、根拠は何であろうか。
 何事も本気でやり出せば、やるべきことは際限なく出てくる。時間がいくらあっても足りない。勉強というのは、毎日やって積み上げていくことが、いやそうしなければ効果がない、というものもある。数学を毎日1題解く、英語長文を毎日1問解く、漢字を覚える、英単語を覚える、歴史年表を覚える、などである。また何回か解き直しをして初めてものになるものもある。竹の会の算数や数学、適性のレジュメは、そういう類いに当たる。
 また、さらに力をつけるために、未知の、新規の問題を考える、時間も必要である。さらに、過去問を研究する時間も必要となる。
 勉強を進めていく過程で、新たに生起する問題点、弱点を克服し、新分野について知識を広げておくこともある。
 やればやるほど時間が足りないのだ。これは、勉強に没頭した人しかわからないことである。
 昨今の、親、子どもは、頭の中だけでわかったつもりになる。まあ、こんなものだろうと決めてかかる。実際に体験もしないで、全てわかったつもりになる。バーチャルと実際にやるのとでは、まるで違うということがわからない。
 頭の中で、偏った知識で、すべてをわかったような気になる。
 だから平気で、習い事なんかを続ける。だから本来生起するはずの新しい課題にも出会うこともない。それで受かるという根拠は何。あなたたちの何倍も勉強し、苦しみ、努力している人たちに、本気で勝てると思っているのですか。大手進学塾に小4から目一杯通ってきた人たちに勝てると思っているのですか。
 指導者なしに、家庭で、勉強することが、どれだけ不合格に貢献するか‼️
 家庭でただ頑張っても効果はほとんどない。これは、実証済みのことである。
 小学生は、手をかけなければ何もできない。何をどうやるか、何をで詰まるときどう導くか、小学生が、一人でやれることはない。老婆心ながら、気の利いた母親がいて、いろいろやると必ず落ちる。母親が、不合格になるように余計なことをする。
 中学生は、徹底して、指導が必要である。指導で指示してそれを実行する。次に、指示を出す、という指導リズムが合格をもたらすことはわかっている。独断でやれば不合格は確定と言っていい。
 指示を出しても実行しないから、伸びないのだ。
 多くの小学生、中学生は、季節講習で不合格が確定する。指導時間が少ないと、家庭でやるしかないが、先述のごとく、家庭でやる勉強は効果なし、しかもおそらく家庭ではほとんどやらないで終わるだろうから、受検が成功することはない。
 かつて夏休み、家庭学習1日10時間を指示していたが、それぞれが10時間やりました、と報告記録を提出したものの、9月以降に伸びたことは皆無だった。指導のない勉強は無意味であることを実証してきた。
 合格者は、わたしが徹底して、手をかけている。だから、合格したのだ。
 受験は、親の素人判断が、致命傷となる。

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