2025.05.03
🔷中2という、悩ましい時期‼️
その重要性を悟らない親子と子❗️
中学に入学して1年も経つと、中学にもようやく慣れて、いや慣れ過ぎて、緊張感もなくなり、弛緩した精神で、ダラダラとこの時期を過ごす中学生が多くなります。竹の会でも一番退塾が多いのが、この時期です。そういう子たちのほとんどは、高校入試の逸機を逃しているのに気づかないままに、そのまま中3となり、好むと好まざると高校受験の混沌の中へと落ちていくのです。もはや手遅れとなったことにようやく気づきますが、もはやどうにもならないという現実を突きつけられます。ほとんどが、低偏差値私立の単願推薦という制度に流し込まれて、社会の底辺に吐き出される、ことになるのでしょう。中には、頑張って都立にチャレンジという子たちもいますが、成功する子はほとんどいない、のが現実です。
もし中1を頑張って来たのなら、中2は、これまでで最大の勉強をしなければならない。中1を棒に振って来た子たちは、正直なす術はない。高校受験は中2で決まる。都立独自を狙うにしても、私立難関を狙うにしても、この中2の勉強量で、決まる。いいですか。中3の6月にある最初の駿台模試まで、丁度1年、つまり12か月あります。中2は定期試験が内申を左右することもない。今しかないのです。時間をかけられるのは今しかない。今の勉強で、高校入試の成否は少なくとも70%は確定です。中学は、そういう自覚、認識のない奴からどんどん離脱していく。ただし、難関を狙う奴らは、大手進学塾に中1から目一杯通っていることは忘れてはならない。しかし、竹の会なら、そういう奴らでも、牛蒡抜きですけど。
中3になって、成績が伸び悩み、親が「ご相談」とか言って何かとメールして来ますが、中2をどう過ごしたか、思い出してもらいたいものです。
中2までに、強固な土台を作り、固める。そういうものもなしに、中3を、迎えるなんてありえません。
それがわかっていて、マイペースでやるなんてのもありえない。志望校を踏まえての対策、というか高校入試を想定しての準備でしょ。
中2になると、勝手に「わかったような」自分判断の勉強をするのは終わっています。