2025.01.29
🟥簡単な理屈❗️
例えば、合格に必要な勉強量が5000時間とする。これは一日5時間として2年間だと3650時間だが、季節講習と小4期間、その他10時間やる日もあるだろうから、およそ5000時間と見た。これは合格に必要なレジュメ量で表すこともできる。おそらく1000枚ほどか。
さて現実に不合格者というのは、必要なレジュメの、おそらく5分の1もやってないと思われる。やれない理由は、習い事、稽古事、旅行、その他多種多様である。そういうものが当然のように勉強を後回しにさせる。受からない道理である。いくら直前に必死になって勉強してもどうにもならない。必死になるよりも、それまでに勉強ファーストの生活をしてきたかでしょ。何かと勉強を先送りして、心の中では「後からなんとかなる」と根拠もなく楽観する。落ちる人の変わらない心理である。好きなことをやって、講習もスキップする、こういう人は、なんと小6になっても、結局習い事、稽古事などは続ける。過去の不合格者は99%、大量のやり残しレジュメを抱えて受検本番を迎えた。やり残しというのは、指導の度にレジュメを渡したもののことである。終わらないで積み残していく。ここ3年は、できない、やらない子にはレジュメは出さないで、やったら出すようにしている。これだと大量のやるべきレジュメをやらないということになる。しかし、やらないのに指導の度に出していたら、溜め込むレジュメは膨大な量になり、精神衛生上甚だ精神が荒むことが分かっているから、よろしくない。本人のやる進度に合わせて出すと、旅行、習い事、稽古事などの影響をもろに被る。極端に少ない量のレジュメしかやらないままに本番を迎えることになる。
いいですか。合格するためには、これだけの量はやらないと合格の見通しは立たないという量があるわけです。なぜ楽観するのかわからないが、小5までに習い事、稽古事、旅行など好き勝手をやって入れば、少ない勉強量で試験を迎えるしかないわけで、それで受かるわけがないのです。そもそも楽観の根拠なんかないでしょ。まだ4年だからと勉強は適当に、少なめにやる、そういう判断がわたしにはわからない。
竹の会の合格者は、中には小2からかなりハードな日程をこなしてきたし、小4からの合格者も勉強ファーストでやってきた。講習をスキップした子が受かるわけがないのだ。本当に受かりたいのだったら、入会したときから、全力で駆け抜けなければ、とても合格などない。のんびりと勉強してきたのなら、落ちることは当然と思った方がいいのだ。自分の都合よく考えないことだ。わたしは、そういう子たちを直前に助けることなどできない。