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現代受験論 🟧都立中学受検 合格してからわかる、本当の結果❗️

2025.01.18

🟧都立中学受検 合格してからわかる、本当の結果❗️
 上位25番内に入らなければ・・・❗️
 それなら都立高校から明治、早慶、国立大を狙う方がいい❗️
 都立中学の大学合格実績の分析
 ◯桜修館の例
 卒業生 148
 東大、一橋大などの難関国立大  30名
 早慶などの難関私大 早74  慶46 明86 上42

 注 1人の東大合格者が数個の大学の学部に合格することもある。つまり、これは延数である。
 日東駒専の合格者  48名

 ◯白鷗の例
 卒業生 220
 東大、一橋大などの難関国立大  12名
 早慶などの難関私大 早30慶15明55上21
 日東駒専の合格者  195名

 ◯都立青山 都立は①日比谷②西③国立④戸山⑤青山の順
 東大7 北大6 東北 名古屋2 大阪7 九州2 一橋14 東京工大2  合計43

 慶應49上智42明治158早稲田69

 

 都立中学に合格したら「我が世の春」と浮かれる親子❗️
 開成でも合格してバンダイで終わりではない。本当の地獄は入学してから始まる。これは日比谷高校では特殊な様相で表れる。日比谷の合格者の上位は難関国立、私立の合格者、不合格者で占められる。日比谷高校になんとか受かったではダメなのだ。これが端的に表れるのは、推薦による合格者である。彼ら彼女らは、とにかくオール5で合格している。合格したときは、それこそ我が世の春で家族は幸せに満ちていたことであろう。しかし、実力のない、推薦による合格者が、難関校受験のために3年間大手進学塾で切磋琢磨し類い稀なる実力をつけてきたのだ。その喜びも一瞬のうちに微塵に崩れ去ることであろう。勝負は入学のときに既に確定していた。
 だからそういう状況を想定して勉強してこなければならなかったのだ。現下の、東京の高校受験は、都立に行くにしても、それが日比谷などの独自校なら、難関私立高校に受かるだけの実力を装備して、臨まなければならないのは、受かるだけではダメだからである。合格は、当然として、合格者の25%以内にいなければ合格した意味がない。
 都立中学の大学進学状況
 上位25%にいなければ行った意味がない。都立中学は、ほとんどが良くて日東駒専だ。東大などの有名国立、早慶などの有名私立に受かるのは、上位25%である。75%は日比谷などの独自校に劣る。
 有名大学に行くなら都立高校の方が有利だ。高校入試は、中学入試で頭のいい奴が抜けた残りの戦いだ。中学よりずっと入りやすくなっている。余談だが、中学入試で成功した奴の50%以上は落ちこぼれだ。都立中高一貫校では大半が日東駒専というのは周知の事実だ。もちろん都立高校にも落ちこぼれはいる。進学を謳う高校にはどこでも一定の落ちこぼれが出るのは必要悪だ。ここで比較対応するのは、都立中学の落ちこぼれと都立高校の25%にある者である。都立中学に合格したが、遂には25%にはいれなかった層は、惜しくも落ちた層に3年後には負けるということです。最後は大学で決まる、ということです。竹の会でも、両国に落ちて高校入試で戸山、一橋へと明らかに都立中落ちこぼれ層を凌駕しています。落ちた層から日比谷高校→医学部、日比谷高校・慶應志木→慶應、宝仙理数→東北大など枚挙に暇がありません。もちろん桜修館などに合格して上位25%にいる生徒の成功例も多数あります。
 問題は上位25%に入れるか、です。日比谷にしても、青山にしても、上位25%にいるか、です。
 持って生まれた才能があるなら、そういう子は、早くから訓練すれば、大学は、旧帝大、一橋などの難関国立、早慶は当然、となる。
 わたしは、自分のスタイルをずっと「指導」という言葉に託してきましたが、今は、指導よりも、コンサルという言葉の方が今のわたしの指導の実際をよく体現しているのかな、と思うようになりました。「わからない」というとき、その子の脳内環境が、受容可能なのかをまず問います。そして脳内環境を作ることから始めます。巷の共通の認識は「わからないところを教える」でしょ。しかし、そんな単純で荒っぽいことではない。「わからない」のは「わかる」脳内環境が整っていないのだから、当該問題をいくらわかりやすく丁寧に教えても意味はないのだ。するべきことは理解を可能にする脳内環境を段階的に仕上げていくことだ。

 受験はトータルのコンサル指導でなければならない。詳細はまたにします。

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