2025.05.13
🔶合格者は合格するべくして合格した‼️
内申が足りているとして、合否を分けるのは何か。
例えば、都立青山なら、ここまでのラインというものが、自ずとある。
竹の会の高校入試シリーズで、言うと、
①入試数学ベーシック
②都立独自校100題
③都立独自校過去問
以上は、必須である。さらに、④学芸大シリーズ、⑤海城シリーズ までやれば、早稲田実業はクリアしているであろう。
内申がありながら、独自校を落ちるのは、上記の①も終えていないか、終えていても①止まりだからである。
なぜ終わらないのか。
簡単である。指導時間が絶対的に不足していたからである。通常の指導で、季節講習が最少時間なら、そうなる。
都立中受検生は、小2から指導すれば小5までには仕上がる。小6前後の入会でに、成功するのは、特に、能力が優れていたケースに限られる。
いずれにしても、手のかかる小学生は、早期に指導を開始した方が、成功率ば高くなる。
小学生の指導の難しさは、計算をマスターしてからである。単位あたり量の考え方、割合を理解し切れるか、である。ここでは、指導の技術と相俟って、個人の能力(知能・向上心・勉強への関心度・勤勉性など)が大きく影響する。ここで躓く、理解が難しいと、正直受検は無理である。多くの親は、子が受験不適格なのに、受験を強いる。大手に通う、多くの子は、受験不適格の可能性がある。大手塾は、そういう子を商売のタネとしている。つまり、不毛な塾通いを糊塗して利益をあげている。第一志望合格を夢見させて、第二、第三、多くは第四まで落として、一応合格。その頃には親もとにかくどこかへ入りさえすればと現実を受け入れる。第一志望にこだわる者は、公立中学から、都立で巻き返しを図る。
高校受験成功法は実は簡単である。中2までに一応のレベルに仕上げてしまえばいいのだから。しかし、ここでも多くの親は学校のカリキュラムに囚われて機を逸する。つまり、多くの親は手遅れになる。つまり、失敗する。素人の骨頂というか、平気で子が部活で疲れて飯食って寝るだけの生活をあたりまえの日常にしてしまう。こういう人種がたくさんだから、実は高校入試はやりやすい。勝手にどんどん落ちていってくれるから。わたしが高校入試で勝負した方が成功する、というのは、そういう親や子が腐るほどいるからである。
竹の会でもそういう波に乗れない親子が中1の2月前後に消えていったものだ。失敗の原因は、学校の進度に合わせて勉強すること、部活で勉強しなくなること、頭もそれほどよろしくないこと、そして季節講習を最低で済ますこと、である。ちなみに、来年の高校受験生はゼロです。また今年の都立中受験生は1人だけでした。