画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

筑駒・開成高校合格者の小6の時にくれた手紙

2022.04.20

 阿部先生へ

 今までお世話になりました。机に何か書いてしまったり、大きな足音を立ててしまったりと、迷惑をかけてしまいました。しかし、それでも熱心に指導して下さり、下手で読みにくい作文を丁寧に添削して下さったことには、感謝してもしきれません。そのお陰でそれまで勉強がつまらない、と感じていたのに、いつの間にか自分の学力が日に日に上がっていくのを感じるようになりました。そのためか、7時間もあっという間でした。先生はとても面白く、竹の会に行くのがいつも楽しみでした。そして、説明がとても丁寧で、分かりやすかったです。あまりに分かりやすいので、聞いた後「なんでわからなかったのだろう」と思ってしまいました。

 僕は作文がいつも時間内に書けず、それが心配でしたが、模試で思ったよりも良い点数をとることができました。これは、書き直した大量の作文を、他の人の分も添削し、レジュメ作成に印刷もしなければならないのにも関わらず、添削して下さった先生のお陰です。ありがとうございました。先生は、僕が色々とやらかしてしまっても期待して下さりました。ですが、その期待を、裏切ってしまいました。その事を考えると、悔しさと情けなさで、胸がいっぱいになります。散々苦労をかけた末にこのような結果にしてしまい、先生に合わせる顔がありません。本当に、ごめんなさい。

 (以上原文より)

 3年後彼からの手紙に「・・・三年前はご期待に添えず、悔しい思いをしましたが、今度は先生に報いることができたかなと、ホッとしています。・・・」にある理由がお分かりになったでしょうか。

 筑駒の発表の日の翌日、お母さまからいただいたメールには、「本日筑駒の合格証書を貰いに行き、他の親御さんを見て、お子さん優秀なんだなぁと感心した時、○○(息子)も一緒かと気づきました。・・・日本一幸せな受験生ですね。阿部先生、○○をこの高みまで連れてきてくれて、本当にありがとうございました。・・・」 心に響く言葉が私の胸を突きました。

 中学の3年弱の間、春・夏・冬、そしてまた春・・・・・とよく休まず熱心に通われたと、敬服しております。やはり小6の時のあの思いがずっと彼の心の中にあったのか、と思いました。

ページトップへ