2023.12.14
🔛解にはストーリーがある‼️
竹の会数学レジュメの書籍化
換骨奪胎した「数学ポイント集」の執筆
竹の会は、数学の竹の会であったし、今もその本質は変わらない。長く、竹の会のレジュメは、秘密のベールを纏ってきた。竹の会の数学レジュメの真の価値は誰も知らない。
中2までに竹の会を退塾して行った子たちは、そういう子はたいてい成績不調にあることもあって、竹の会の真の価値を知らないままに、個人的に「竹の会はダメだ」と大手などに行ったのだと思う。
わたしの「入試数学ベーシック」というレジュメだけで、都立共通問題なら100点を取る生徒が続出したこと、国学院久我山高校本番で90点超を取った者が複数出たなど、その威力は、竹の会の成功者のみが知る事実である。
「入試数学ベーシック」は、もともと同名の、わたしが編集したテキストをレジュメ化したものだ。テキストは100問あったが、その中からさらに70問に絞って、わたしが、詳細な解説をつけたものだ。解説は、問題と解説に留まらず、関連する、入試必須の定理・公式・解法を網羅した。これだけで、都立独自校対策、偏差値70までの数学に対応している。
素人と玄人の差
「選択」こそ玄人の真価を発揮する真骨頂と言える。
「選択」は、ただではない。素人の選択は、まぐれ当たりがあるだけで、基本、原則「無価値」である。
「選択」は、専門家の為せる技である。
「選択」の場面
問題の選択
解法の選択
説明方法の選択
子どもの能力段階の選択
指導方法の選択
指導手順の選択
選択以前の新たな指導レジュメの制作(制作は複数の選択からなる)
教材の選択
次にどう指導するか。どうやって指導するか。それは常に予めある指導・方法からの選択にほかならない。いや、わたしの中にある、40年の指導経験の蓄積から形成された夥しい種類の指導マニュアルからの選択に他ならない。
わたしはあらゆる段階にある子どもの指導を通して、指導の綾、妙を学習してきた。区立中学の学習不振児、学習障害者(内申オール1、自閉症児、不良少年など)は一通り経験した。学年1番の秀才、天才ももちろん手がけた。わたしは、潜在的な秀才をトップクラスにすることが得意だったかもしれない。とにかく、竹の会を始めたころは、どんな子でも引き受けた。中学受験が来れば中学受験、大学受験が来れば大学受験、とにかくどんな依頼も引き受けてきた。
中学受験が来れば中学受験の勉強をした。大学受験がくれば大学受験の勉強をした。わたしは常に過去問を解いてきた。解き続けてきた。
まだ駆け出しの頃は、大手の教材に度肝を抜かされた。河合塾の教材を見たときは、素晴らしいと思った。ただこれだけの密度の濃い教材をこなせるのは、限られた人なのかな、と正直思った。わたしは、河合塾に通う、落ちこぼれの秀才の指導を何人か経験した。竹の会ができたばかりの頃は、よく大手塾の生徒が竹の会に訪ねてきた。いろんな大手塾の教材を目にしてきた。様々な出会いが、わたしの中で、指導について考えさせる日々であった。
指導とは何か、わたしはいつも探し続けた。いつも予期せぬ子どもたちとの出会いがあった。その度にわたしは指導の方法に悩み、その時にはいいと思った指導の方法を選択してきた。わたしには、毎日が学びであった。実際に子どもたちを指導する過程でいい指導ではないかという方法を思いついては、レジュメ化した。そうしないとすぐ通り過ぎてしまうから。あの頃は、枕元に紙とペンを常に置いていた。朝、目が覚めたら閃くことがよくあったからだ。わたしが、授業をしたのは、平成10年代前半頃までかもしれない。いつの頃からか、指導の方法が次第に固まってきた。子どもたちの考える能力を引き出す、最もいい道を選択することに細心の注意を向けた。わたしは,子どもの能力、脳の質、性格を瞬時に見抜く天才かもしれない、とはよく思います。子どもがレジュメに取り組んでいるときの表情を「読む」。その時に今の指導が生きているかどうかがわかるからです。子どもたちには、よく騙されてきました。子どもというのは、嘘をつくのです。わたしの驚きを得るために、子どもたちは、わたしが解答を見ながら採点するときに答えを盗み見したり、たまたま同じレジュメをやっている子の答えを盗み見たりしたものだ。わたしが暗に自分で考えなければ意味がないのだよ、とブログで示唆したら、母親が過剰反応して,指導をぶち壊したことが何度かありました。母親が捨て台詞を遺して退塾したこともありました。指導というのは、常に母親の誤解に干渉される。このことはわたしに母親を警戒させるに十分でした。言葉というのは、いつも誤解させる。本心は伝わらない。言葉というものは不自由なものだ。
100人の子どもがいたら、指導の段階も百層ある。その子にピタッとくる指導を選択すること。もし、用意された層のレジュメがないときは、新たな事象が現れたとして、わたしはその一人のために、最も適合するレジュメを考案してきた。まるで歯科技工士が患者にぴったしの歯を技巧するのように。
今のわたしは、子どもを指導するに際して、場面場面で、最適の処方を選択し、わたしの作ってきた、既存のレジュメから、選択する、なければ作る、ということを普通にやっています。子どもを如何に伸ばしていくか、常に頭を悩ませ、行き着いた、最強の指導の方法です。これを,わたしは、処方する指導と呼んでいます。だからレジュメは処方箋なのだ。わたしのレジュメシリーズの中に「処方箋」という名のシリーズがあるが、その心はそういうことである。
どんなにできない子もいつしかできるようになる。そしてできる自分に喜びを感じ次第に勉強に目が向いていく。それが今のわたしの処方指導だと思う。ただしかし、わたしは、天才を指導することが実は得意なんです。天才なら、開成でも、筑駒でも、わたしなら、わたしの指導なら、合格させられる。ただ天才も秀才もみな大手にしか集まらない、それだけのことです。
驚異の合格率 合格実績
2023 桜修館 普連土中学 都立広尾高校
2022 筑波大学附属駒場高校 開成高校 渋谷幕張高校 城北高校 都立広尾高校
2021 桜修館3名
2020 都立小石川中等学校
2019 桜修館2名 区立九段中等2名 攻玉社中学 巣鴨中学 都立青山高校
2018 桜修館 都立富士中等2名 東京農大第一中学
2016 都立小石川中等 区立九段中等 都立富士中 都立白鷗中 都立戸山高校 都立文京高校
2015 桜修館 都立富士中 都立戸山高校
2014 都立駒場高校
2013 都立小石川中等 都立白鷗中 桜修館 都立北園高校
2012 都立富士中
2011 都立小石川中等 桜修館 都立小山台高校 都立文京高校 都立高専
2010 都立両国中 桜修館 東大附属 都立富士高校
2008 桜修館 慶應藤沢中学 都立西高校 豊島岡女子高校 桐蔭学園理数 立教新座高校
2007 区立九段中等 東大附属 都立狛江高校