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🔛開成高校合格の手順

2023.11.28

🔛開成高校合格の手順
 スタート 小6の2月
 2月〜公立中学入学4月10日前日まで 英語単語500語の暗記、数学中1関数までは、終わらせておくこと
 4月〜12月・冬休み 英語中3までの履修範囲を終わらせること
 数学 中3までの履修範囲
 注 竹の会では、履修範囲というとき、単に、教科書のレベルが終わったということではない。竹の会のレジュメは、教科書レベルから高校入試レベル(中大附属レベル)までを含めたものを履修範囲ととらえております。
 ただし、英語の場合は、「新英語指導案」を3回回せば、履修範囲修了としています。
 理科・社会の対策 

 中1 季節講習のオプションとして、理社の指定教材をお渡ししています。これは、中2までに3回は回すという指示を出していますが、ほとんどの生徒が、中3になっても一回も回っていないというのが実際でした。中には、3回回したという生徒もいましたが、模試の成績が散々で、それが形だけのものであることは自明でした。形だけ終わらせるというのではなく、知識をほぼ頭に入れた、ということです。
 都立受験生にして、これですから、理科、社会の難易度が高い開成、筑駒には、とても及ばないでしょう。
 最近、竹の会から、「社会ポイント集」、「理科ポイント集」などのテキストが出ていますから、これからの竹の会の指導も、変わってくるか、と思われます。近い日に、開成、筑駒対策の理科、社会を出せれば、と思ってはいますが、少なくとも、竹の会に受験生が、いないのであれば、それは、焦眉の急ではない。
 国語対策
 都立対策としての、国語は、原則不要です。もっぱら漢字、語彙を増やすことに力を注いで欲しいと思います。ご存知のように、開成、筑駒の国語は、全問「記述式」です。わたしは、中2の秋から対策を取りました。中2の夏は、「新中学問題集3年 国語 発展編」を終わらせる程度でいい、と思います。
 数学
 中2〜
 竹の会の定番レジュメ「入試数学ベーシック」を7回回すことです。このレジュメだけで、都立共通問題は100点、国学院久我山90点は取れると思います。平成10年には、このレジュメの原本「入試数学ベーシック 100問」で、早稲田実業高校普通と商業に合格したことのあるテキストです。平成11年青山学院高等部の合格者もこの「入試数学ベーシック」を使いました。
 通常は、このレジュメだけで終わりです。例えば、都立戸山や青山合格者は、みなこのレジュメまでで時間切れでした。
 開成、筑駒受験者のためのレジュメ
 「海城」シリーズ
 「学芸大」シリーズ
 「慶應」シリーズ
 「独自校」シリーズ
 などがあります。

 中2の時期
 英語 
 英文解釈に徹する❗️ この一択
 この英文解釈にかけた時間に比例して、英文読解力がつく原理である。
 わたしの出身高校では、高3の夏休み1日10時間英文解釈をやった者は京都大に受かるというジンクスが実しやかにささやかれていました。いや少なくともわたしはそれを実際に実例をあげながら話していた教師の話しとして聞いた。その教師が誰だったのか、忘れてしまったが。
 あの当時の夏は、エアコンもない時代の話しで、夏は地獄であった。大学の同級生が蒸し返すような三畳間の下宿で1年間10時間勉強をやり抜き、司法試験に受かった。また別の同級生は、夏、やはり地獄の下宿でねっとりと汗にまみれてひたすら勉強していたのを思い出す。その同級生は、川崎製鉄に入り、最後は本社部長まで昇詰めた秀才であった。また毎日何時間勉強したのか、とにかく1日も休むことなく勉強していた同級生は、最後は、大阪高等裁判所長となっていたのを新聞で読んだ。かれは日本の名裁判官100人にも入っていた。
 わたしが知って欲しいのは、勉強するという姿勢、覚悟のことである。
 本年桜修館に合格した女子は、模試では、到底合格できない判定だったのに、直前期の凄まじい勉強量で合格を勝ち得た。

 勉強というのは、覚悟であり、勉強するかしないか、の二択ではなく、勉強するの一択、実行するの一択を本質とする。
 よく成功者は、選択に成功したなどという記事があるが,そうではなく、成功者は、選択そのものをしていないのだ。実行一択しかないのが成功者なのだ。悩むのは、選択で悩むのであり、踏み切ることのできない、優柔不断さで悔恨の奈落に落ちた人、実行しないで日常の快楽に溺れた不作為人間だけである。
 悩んだとき、もはや勝敗は決している。成功者は少なくとも勉強の実行では悩まない。

 悩む不作為人間にだけはなってはならない。

 

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