2024.06.03
会員ページに中3・小6へのお知らせがあります
🔛新合格論
誰も彼もが受検を志してもみんながが受かるわけではないことはわかっていることではないですか。それなのにどうして自分の子だけは別で、受かる少数グループに属すると考えるのでしょうか。塾に行けば、頑張れば、大手塾と補強塾に通えば受かると思っている、どうも親子共々そう信じている。だから大手の塾にはカモネギのお客様に違いない。大手の実績を作るのは、集まった少数の天才たち、そして大手の経営を支えるのは、その他大勢のカモネギ親子です。第一志望合格かもと匂わせて、第二、第三、たいていは、第四以下に決まることが予定されて、大手の想定どおりの結果になるのが受験ですよね。そういえば、テレビでは芸人ばかりの番組が軸となっているのは、テレビが対象とする視聴者層が、IQの低い人たちだからです。適菜収の主張です。適菜はそういう人たちをB層と呼んでいます。IQが低く、雰囲気で、選択する人たちです。これだけ腐った自民党を相変わらず投票し続けて、その自分たちが、物価高、重税に苦しめられている。説明してもわからない人たちですね。今は、自眠党政権の利権重視の選択のつけを払わされている。かれらは決して政策なんて高尚なものをやってきたわけではない。常に利権をむさぼり、庶民を蔑ろにしてきただけです。大衆というのは、騙されても国や大手なら文句は言わない。
わたしはもともと高校受験でやってきた人間ですから、高校受験のことはよく知っているつもりです。、平成18年から公立中高一貫校指導にシフトしましたが、それでも高校受験の子は少ないながら、1人2人といたものです。近年は、都立中に失敗した子がそのまま竹の会で高校受験をやるといったケースがほとんどです。
こういう子たちが、高校受験で成功する確率が非常に高いことは実感していました。
それは、都立中受験で、算数の基礎を徹底して鍛えあげられていたこと、その上で、適性指導を通して、いわゆる頭の硬さが解きほぐれて、柔軟になっていたこと、こういう子たちが、考える姿勢、勉強のスタンス、勉強の生活習慣を体に取り込んでいたこと(以上を竹の会イズムとでも呼びましょうか)、そういうことが、高校受験の指導に、すべてプラスにはたらいたこと、こういうことが、高校入試成功の要因になります。
実力をつけた小学生が、高校受験で、筑駒、開成を狙えるようになるのは、誠に自然の流れかと思います。
こういう竹の会での蓄積があっての高校受験であるのが、理想です。ただ、今年の青山合格者は、小6の2月入会で成功しためずらしい例です。よく竹の会の雰囲気というか、空気に順応して、最後まで竹の会を信頼して勉強したのがよかったのかな、と思います。竹の会育ちの子たちは竹の会のやり方というものをよく知っています。
竹の会というのは、長い間に形成された信頼関係が、お互いに流れている。そこから生まれる、信じてやる、その素直で真摯な姿勢が、奇跡を生む、合格をもたらす、そう思います。
こういう信頼関係がないと、わたしの指示を疑い、スルーする、自分のやり方を、あるいは親に言われたやり方を正しいと、考える、親がああやれこうやれと、わたしの指示を軽んじる指示を出す、親が壊すのです。そういう親は学歴に誇りがあり、子どもも親に同調する。そうなると親が勝手に受験を差配し、いろいろと横槍を入れてくる。定番の不合格の構図である。
竹の会で、中途から、来てうまくいかない人がいるのは、竹の会のやり方に順応できないこと、そして培われてきた信頼関係がないから、である。
小6にやってくる子の親には、竹の会を知らないから、何かと指導の妨害をする、算数のレジュメテキストのほとんどを教えたり、勝手に過去問解かせて採点できない裁量問題の添削を依頼してきたりと、わたしの指導を信頼してないのか、いろいろと先走りする。そんなことしても、合格はしないのに、と思うのですが。何かしなければ、いや合格したいと逸る母親の気持ちが行動に出るのかもしれない。しかし、受験というのは、焦りから出た行動には必ず裏切られる。
今のわたしは少ないレジュメを如何に効率よく処方して、仕上げていくか、に意を払った指導をしている。平成26年以降蓄積されたレジュメをできるだけたくさん使おうとして、子どもたちの脳を荒らした教訓と後悔がある。大量にあるレジュメの中から選んで処方してやらせたことで、確実に合格することがわかってきた。
合格は本当に少ないレジュメで受かるのだということがわかってきた。令和2年コロナ期の指導は悪夢でした。算数レジュメが未達成の子、達成したかに見えるが限りなく怪しい者、始発適性レジュメから対応できない者続出、結局メインレジュメをやれことはないままに本番に突入した。全員落ちた令和3年の教訓は、わたしに、以降3〜4人に限定した指導に回帰させた。小2、3年入会に絞ること、特に、小6、5などの入会は、人材を選ばないと合格はないこと、それは竹の会イズムを理解できるかに、かかっている。小2からなら竹の会イズムを育てられる。そういう趣旨である。
そうなのである。竹の会イズムが身に染みていないと高校入試もままならない。
この竹の会イズムは長時間の指導で体に染みこんでいくものである。