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🔛割合をまともにわかっていないから、中学で落ちこぼれるのだ❗️

2024.02.27

🔛割合をまともにわかっていないから、中学で落ちこぼれるのだ❗️
 例えばです。竹の会の初級の割合レジュメの「小学思考の素 割合問題編」には、成城学園、成蹊中学、芝中などの割合を軸とした問題が特集してあります。竹の会で、割合に特化した指導期間を少なくとも2年間をかけた子どもは、たとえ都立に落ちても区立中でトップレベルで伸びていくことがわかっています。
 もちろん算数にじっくり時間をかけた子は、都立中に合格する可能性が高い。というか、適性問題は、算数を十分にこなした子でないと、対応できないのです。適性問題の難しさというのは、世の中のものの道理、仕組み、すべての出来事にはなんらかの意図、意味があるのだということを理解するほどの精神年齢の高さが必要なのです。幼い、ものの道理をおよそ理解しない、初で無垢なあまりにも偏狭な、片面的な、自己中心の心では、とても適性問題には対応できないのです。
 全体を見据える、概観を捉える、鳥瞰する能力が問われています。だから好き嫌いで判断する子は、通用しないのです。好き嫌いというのは、主観的なものです。全体を見据えるというのは、客観的なものです。問われているのは、客観的な、普通の意思です。部分社会思考、偏見、偏狭な視点、自分本位の立場、すべて否定されます。求められているのは、普遍意思です。
 竹の会で、割合をマスターするというのは、そんな生易しいものではない。割合を学ぶには、前提として、計算マスターでなければならない。中学入試の難関校の計算問題を苦もなく解けるようになって初めて竹の会では割合を導入する。最初は、割合の概念を徹底して理解する。そのために何種類かレジュメをやる。今は、割合導入ドリル→割合フローチャート→割合超入門→割合入門「新割合感覚思考集」の順で、やることが多い。以前は、「割合感覚訓練」「割合感覚基礎訓練」などを使った。
 こうした割合前段階をめでたく終えると、いよいよ割合5部作に入る。算数の魁、思考の鍵、割合問題編、新小学思考の素、その他の問題編である。ここまでを割合初級という。割合問題編のレベルは、先に触れたように芝中などの割合問題である。
 この課程を終えると、中級編に入る。推理の素、思考の源、1%下巻などと続く。

     
 上級編とさらに続く。

   
    

 ほかにも、膨大な種類のレジュメ・テキストが制作され、体系化されている。

 竹の会の割合訓練、思考訓練とは、このようないものである。

 さて、小5から始めて間に合うと思いますか。小4から始めても間に合わない気がしませんか。
 小2からがお薦めです。ただし、現在、竹の会では、小2の募集はしていません。
 

 割合がまともにわかっていないから、できないのだ。
 割合を鍛え上げた子は、確実に中学で伸びる。学年1番だ。
 小学時代に、小学2年から6年までの過ごし方で、子どもの将来が決まる。大手で無駄に過ごした多勢の小学生、あなたたちは、公立中高一貫校対策の大手塾で実は何も身になることをしてこなかった。そんなことは竹の会で実力判定テストを受ければすぐにわかります。
 またSAPIXや早稲アカなどの進学大手に小4から小6までせっせと通って、結局落ちこぼれることとなった人たち、受験に失敗すべく失敗した人たちが、います。中学受験をするというのは、実は、引き返すことのできない道に足を踏み入れるということなのです。母親たちにそのような覚悟があったでしょうか。中学受験という、未来を薔薇色にする夢に突き動かされて、大手進学塾に喜々として申込みもう合格を手にしたように高揚感に満たされる。それからの3年間合格することだけを夢見て大手に通ってきた親子。中学受験をするという選択には、落ちたときの選択肢はない。大手塾も落ちたときどうなるか、などは一切触れないで、合格した実績だけを、それが受験生の100%のようにセールストークする。受験生の数に比して、難関校の定員はその多くを排除することは最初からわかっているのに、みんながその定員の中に入ると信じている。落ちて落ち込む人は最初から大量に想定されているのに。

 中学受験のリスクは、この道に一度踏み入れたら、二度と後戻りできないところにある。そして落ちた者は敗北者として烙印を押される。受験生は自らを責めて自分を落伍者として貶める。中学受験のリスクは実はここにある。あなたたちの頭もおそらくかなり荒れている。じっくりと思考したことがあるであろうか。思考というものが作られていない可能性がある。いや問題を見たら、事実を分析するよりも、反射的に、公式や解き方を思い出そうとする悪癖が脳を汚染している可能性が強い。
 なによりも大切な素直に従うという脳にいい習慣が育まれてこなかった可能性が強いのです。
 問題を見たら、わからないと、すぐ解き方を教えてもらおうとする。大手に通っていた子たちに共通の傾向です。未知の問題についてじっくりと思考していくという姿勢がない恐れが強いのです。
 それもこれもあなたたちが、高いカネを払って通った大手の副作用です。
 中学受験というのは、そのリスクも考えて決断しなければならなかったのです。我が子が受かったイメージは、親の心を昂揚させたことでしょう。子どもも夢を未来に馳せてがんばったことでしょう。憧れのの中学に入れたらと親も子も邁進したことでしょう。周りが見えていなかった。中学受験の怖さは、受験者に比して難関私立の定員が極端に少ないことです。多くの小学生が当然の比率であぶれることはわかりきっていたことです。誰もが受かる前提で勉強しています。そんなことはありえないのに。その怖さは、落ちたときの「敗北者」意識です。中学受験のお土産は、この敗北者意識を背負うことです。多くの受験生は、この敗北者意識を引きずる。それに耐えられず、何事にも興味を示さず無気力となったり、ゲームに現実逃避をしたり、部活を口実に勉強から遠ざかる人もいる。勉強に対して、向上心は消え、後ろ向きの姿勢、逃げる心性が、顕著です。わたしが過去に竹の会に来た中学受験からの帰還者は心に何かを背負い暗かった。
 気持ちの切り替えというが、大手という集団洗脳装置・思考停止システムの中に3年もいたのですから、その名残は子の心の隅々にその影を落としていると思います。
かつてわたしはそういう子たちを預かってきた。すべてにおいて投げやりで、地道に努力するという初心は消え失せ、どうかすると自己破滅型の子たちが多かった。
 中学からの勉強は、プライドを捨てて、素直に先人に従う、実行することが、なによりも大切なのです。

 竹の会で中学受検に失敗した子が、高校受験でリベンジを果たしてきたのは、その精神において、悔しさをバネに黙々と勉強に励んできたからです。

 わたしが手を差しのべられるのは、素直に先人の言いつけにしたがう、勉強に未来を見いだしている子どもたちです。

 

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