2024.03.07
🔛受験に失敗するのは、「乗り遅れる」から❗️
先送りによる積み残しで、直前自滅するパターンがもっとも多い。
先送りの原因は、指導時間の絶対的不足である。その原因は、季節講習の節約、習い事、稽古事、体育会系所属、家族旅行その他の私的都合である。
子どもを見ていて、「あれは受からない}といのがある。考えても、時間をかけても、解けない❗️のだから。
どんなに真面目でも、解けないなら、決して受かることはない。
勉強ファーストなのか、という疑問が出た時点でアウトである。
真摯に勉強に向き合っているのか❗️
常に勉強のことを心配し気にしているか❗️
思い続けなければ真摯とは言えない。
家庭学習をどうもしてるとは思えない。前回の指導日でやりかけたレジュメの続きをやっている。しかもいつもだ。こういう子は早晩止めるしかない。勉強に対する真面目さ、熱心さ、に欠ける。
今日学んだことが、明日の糧にならない勉強は、無為である。それだけのこだわりを持たないスタンスなら成績は落ちても仕方ない。
合否ははっきりしている。解けた者は受かり、解けなかった者は落ちた。例えば、SAPIXの最上位コースにいるから受かったのだ。
解けるか、解けないか、これがシヴィアな真理だ。努力だけではどうにもならない。
そういう子に引き上げていく。それには小2からの指導が必須である。どんな子でもいいか。それはない。指示にしたがってやれる子に限る。小2、3には2タイプある。言われたことをきちんとやる子とやれない子である。後者はそもそもの指導の対象にはならない。こういう子は、集中力0で、とにかく勉強に基本的に関心がないのだ。竹の会で指導可能なのは、前者だけである。集中と勉強に対する関心・向上心はもはや才能である。指導にはわたしが指導できると思える才能が必要である。そのために竹の会では、入会試験をやっている。ただし、入会試験では、2タイプの判別はわからない。一番よく分かっているのは母親であろう。竹の会の入会試験はその子の将来を概ね言い当てている。
入会試験満点ないし1問間違いの合格なら、その他の条件がそろえば99%合格するであろう。ただし過去に1名のみ例外があった。
入会試験で5割の正解率を基準としたとき、5割正解率で指導成功率は2割とみていいであろう。まずその他の条件も影響する。
その他の条件とは何か。勉強ファーストかどうかである。習い事・稽古事ファーストでほとんど自滅する。
入会試験0点というのが、ここ数年いる。成功率はほぼ0である。そもそもの理解力に問題があるケースがほとんどである。
内申は能力をみるのに、1つの目安になる。「よくできる」が7割以上ある子ならその中に才能ある者がいる確率は5割か。
内申で「できる」が60%ある場合を軸として、ばらついている場合。その中に才能ある子のいる確率は1割弱か。特に、男子の中に実は才能ある子が埋もれていることが多い。女子はほぼ才能なしと見ていい。
小2から中学受験の世界に踏み込むのは、それなりの覚悟がいる。成功するのは、SAPIXで最上位コースに残れる子だけである。多くの子はそうではない。中学受験は「失敗したときのリスク」が高い。それを引き受けるだけの覚悟が親にないと破滅する。中学受験成功者は、東大合格までにSAPIX最上位クラスにいるのが最低条件として、1400万~2000万かかる選択である。だから大半は失敗する。親の我が子が夢の進学校に通う姿を夢見て夢中になった代償は「不合格者の烙印」を押されることで終わりを告げるのがほとんどである。それでもその世界に踏み込むのか、ということである。
小2からのんびりとしかしじっくりと思考型の人間に作りあげていく、そういう選択もあるのだ。竹の会はそういう子のための塾だ。秘めた才能のある子を掘り起こして、ゆっくりと低学年から伸ばしていく。わたしは、そういう仕事を得意としてきた。
ところで受験に失敗してかどうかは関係なく、高校受験で成功するのは、中1の始まる4月10日までに、どれだけ前倒しの勉強ができたかにかかる。この準備なしに突入すればほぼ高校受験は失敗するとみていい。そうなのだ。高校受験の成否はすでに中学入学前に決まってしまうのだ。特に、女の子の中には塾に行かなくてもトップクラスの才能を持つ子が必ずいる。たとえそういう子であっても高校受験の本質は、そういう子を地獄に突き落とすことになるであろう。高校受験は前倒し、先取りでなくては間に合わないのだ。だから中学入学前までにどこまで仕上がっているかが勝負になる。小学の時に基本的な思考スタイルは身につけておかなければならない。中学になってそういうこところからやらなければならないのなら既に終わっている。だから竹の会では小2から思考スタイルから訓練してきたのだ。習い事、稽古事ファーストでやってきたのなら、中学で成績をとれるかのレベルで悪銭苦闘することになる。高校入試どころではない。竹の会で小2から鍛えてきた子たちの中学における伸びは急速である。やるべきことを小学ですべてやってきた子の中学での伸びは天井を知らない。令和4年の開成・筑駒合格者は、小4からであったが、彼は、竹の会の高校入試力を証明し、開成・筑駒でも突破できるということを証明してくれた。
中学は勉強ファーストの人間に、都立日比谷、開成高校合格をもたらすところである。