2023.06.20
🟡私が渡したものは、遅くても一週間内にやらなければ責任は負えません‼️
実は，わたしが「これを勉強しなさい」と渡した教材をまともにやった人は過去，私の記憶する限り，3名しかいません。一人は平成13年に都立西に合格した生徒です。二人目は平成20年に都立西に合格した生徒です。そして三人目は令和4年に開成高校，筑駒などに合格した生徒です。
受験が成功したのは，わたしの指示を軽視しないことです。渡された，あるいは指示されたことを実行して果たす，そういう責任感のない人は残念ながら第一志望に受かることはないと思います。
わたしがそれとなく指示したことに責任のかけらもないようではどうにもなりません。
わたしは中2までに理科，社会は完全にしておくことということを何度も言ってきました。しかし，これまでほとんどの生徒は最初のＶもぎでまともな点数を取れない人ばかりでした。わたしが危惧していた50点あたりを取ってわたしを失望させてきました。言われたことを実行できない，これを受験指導ができないことを意味しています。わたしの指示が通らないのですから，わたしはいつもやらなかった生徒の後始末に後手後手で対応していくことになります。先手が取れないままに四苦八苦してなんとか間に合わせたというのが正直な話しです。英文解釈にしても中2で終わらせていなければならないはずの，高校用英語副読本はほとんど最初のところで頓挫して実行されないままにもう中3の夏を迎えようとしています。実際模試でも受けて見れば如何に自分が実力がないかわかるはずです。なぜ力がついていないのか，それは本日の「草枕」に書いたとおりです。勉強も未完成なのに，脇目も振らず勉強していないからです。それは定期試験も大変なことと思います。学校行事，学校活動もあるでしょう。しかし，試験というのは，実行した人のみが勝つ仕組みです。どんなまともな言い訳も，だからといって試験で斟酌してくれるものではありません。勉強できなかった理由がたとえ無理がなかったと同情されても，試験は斟酌なしです。できたかできなかったか，それだけです。
わたしはこれを期限内，一週間が限界ですが，にやりあげてほしいと渡している，あるいは指示を出している，わけです。それを実行して終わらせる，そういう人はほとんど過去にはいなかった。上に上げた3名は「信頼できる」責任をもってわたしに応えてくれました。合格するにはそれだけの理由があったのです。この3名に関する限り，塾で試験勉強をやったのは見たことがありません。常に，受験を念頭に積極果敢に取り組んでいました。いやいや考えてみると，平成27年都立戸山合格者も必ずわたしの指示を仰ぎそのとおりに実行した人でした。これはその影響もあったのか，28年戸山合格者も同じでした。なぜか竹の会で定期試験だと言って，試験勉強をやる人ほど受験は成功していないというのはどういうことなのでしょうか。定期試験は普段からの準備が大切です。特に，中3期の受験勉強の中断は合否を左右することになる。定期試験が理由で，中3の今になってもまともに理科，社会が取れないのでしょうか。やる時間は中2までになかったのでしょうか。中2までを無駄なく，勉強だけに過ごしてきたと言えますか。
本日の草枕でも述べましたが，「効果」というのは，潜伏期間が必要です。1冊の参考書は7回以上まわさなければ終わったとは言えません。わたしが渡した理科のテキスト，社会のテキストはどうですか。国語のテキストは7回回せましたか。わたしからもらったテキストをやらないままに放置していませんか。最初の方のページだけ齧ってそのまま放置と言うことはありませんか。勉強というもの，試験というものがわかっていないのは，あなたたちなのかも知れません。
