2025.04.11
🟥概観と鳥瞰
最初から細かいことに頭を悩ますな❗️
専門書には、体系書と概説書があります。資格試験では、たいてい体系書を使います。これに対して学部試験では、概説書を使うと思います。概説書は名前のとおり概観です。
実は、資格試験も、概説書が絶対いいと思います。例えば、民法なら、我妻・有泉のダットサンなんかです。ただ、今ではほとんどの人が、予備校のテキストだけで済ますでしょうから、専門的な書籍を読む人はいないかもしれません。そうなんです。今は、東大生も要領本位の簡単処理なんですね。
ここでの論旨は、学びの場面では、まず概観から掴め❗️ですから、受験生の皆さんは、まず大枠から掴む、すなわち全体の関係図、鳥瞰図を掴み、次第に、細部に目を配ること、です。
細部は、常に、全体との関連、全体から見た位置を確認しながら、読む。それが意味づけになり、思考の芽となります。学問における疑問とは、総じて、体系性から見た不具合、全体から見た不整合、趣旨から見た異質です。
概観整合性チェック、鳥瞰視点チェック、俯瞰視点チェック です。
🟥どうしても受かりたいなら、わからないとき、わかるまで考えろ、考え続けろ‼️
できない子には、工夫がない。工夫するということが、わからない。
工夫とは、あれこれと考え、よい方法を得ようとすること。また、その考えついたうまい方法。
考えるとは、工夫することである。「わかりません」と丸投げしてくる。筋のいい、脳闘の跡がない。脳闘とは、わたしの造語である。脳闘とは、工夫と同義と考えてもらって構わない。
考えた跡がない。図がない。式がない。式に単位がない。考えたのなら、痕跡を遺せ‼️
答えだけを書いてくるのは愚か、それでは当てずっぽうではないという証拠がない。当てずっぽうと思われるような書き方をするな、ということである。
答えは自ら正しさを示すしかないのだ。
これからは自分の言うこと、書くことには、必ずその根拠(普通は「事実」)を示すことである。