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🟧中3になったらわかる中2までの季節講習の意味⁉️

2024.11.28

■前納の趣旨について

 竹の会では,月謝・季節講習費用などすべて前納としています。

 その趣旨について述べておきたいと思います。 

 物品の販売は同時履行が原則となりますが、塾はサービス業務のためいったんサービスを提供しますと,取消等による原状回復は不可能です。このため前納をお願いしておりますが、現実的には、かつてさまざまなトラブルがありました。かつては当月払いにしていましたが、月末まで支払わない家庭が多く、その中から「もう払ったはずだ」というクレームが後を絶ちませんでした。なかには月謝袋をなくしたという親もいて家計簿もつけていないから支払った証明はできないが支払ったはずだという親もいました。当方の帳簿記録では未納です。その都度帳簿をつけていますので間違いようはないのですが、争うのも嫌なのでその言い分を受け入れてきました。

 渋谷教室ではそうしたトラブルを避けるため前納としました。さらに支払書を提出してもらい二重のチェックもしています。月謝袋は重要な支払いの証拠です。支払ったが「なくした」では通りません。また支払書を全く書かない親御さんもいますが、前述の趣旨から必ず子どもさんに書かせています。こうして前納は支払いに関する親御さんの誤信をさけるためにも必須となっております。

 どうか前納を遵守いただくようにお願い申し上げます。

○受験生の1月A&Bについて申込みを受け付けます。

○通常指導の振替は規約にある通りできません。

 学校行事であってもできません。夏季等には学校行事の場合には振替ていますが、これは飽くまで例外的措置です。

🟧中3になったらわかる中2までの季節講習の意味⁉️
 中3になって伸びない理由
 前倒しの乗り遅れ 乗り遅れには、少なくとも二つある。一つは、季節講習のスキップ、ないしは節約型で済ましてきたこと、二つは、通常指導の回数だけでは、能力的に無理なケース

 中2までの定期テストの成績がいいからと安心してはならない。中2までは学校の授業に合わせて勉強していればだれでもそれなりの成績は取れる。
 問題は、中3になってだ。中3の内容は、途端に難しくなる。これはかつて高校の内容とされていたものが、ごっそり中3に降ろされてきたことによる。中3になって教科書から始めて入試レベルにもっていくことが、そもそも可能なのか。6月には様々な模試が始まる。最終内申は11月下旬には確定する。普通に考えたら、そんなことできるわけがない。
 ここで既に入試の成否はほぼ決まっている。中2の終わる頃には、少なくとも偏差値65〜70レベルの高校の入試問題に、合格レベルに達していなければならない。中2まで、それを実現するためのプログラムを一切やらなかったのなら、正直中3の時点でわたしの下す手はない。手遅れだ。手遅れの子たちがあれこれ塾を彷徨うのをみてきたが、だめなものはだめだ。
 中2まで成績がよくてもそれは入試に成功するかとは関係ない。中2までにどこまで入試レベルに仕上がっているか、これが全てだ。中3からでは間に合わないのだ。これまで、中2までは、学年トップクラスにいた女子、男子の、中3になってからの転落の話しは腐るほど聞いてきた。昔は、「女子は中3から伸びない」などということが実しやかに語られてきたが、真実は、女子は、真面目だから中2までは成績のいい子が多い。しかし、早くから進学塾などに通い、先取り学習を、してきた男子が、中3では伸びることになる、種を明かせばそういうことである。昔から女子は家庭では我慢させられてきた。女子にはカネをかけないという風潮が根付いていた。東京の家庭層の多くは、「中学受験はできない。公立中からできるだけいい都立を目指す」ということではなかったか、と思う。そういう風潮の中に、忽然として、公立中高一貫校が現実となった。そういう家庭層が狂喜したことはもちろんである。猫も杓子も公立中高一貫校に萌えた。しかし、スタートから5年も経つと、様相は激変した。もともと裕福な層であった私立受験層が、小石川などの一貫校を併願先として、利用し始めたのだ。小4から上昇志向が高く、合格することに強い意志をもつ、筋金入りの難関中学受験者は、進学塾に通い詰め、家庭学習は、親、家庭教師、個別指導塾を支えに、勉強に専念する。公立中高一貫校をめざす家庭が、習い事、稽古事、運動に足繁く通いながら、やるのとはわけが違う。勝ち目は最初からない。
 昨今の適性検査問題が、開成、麻布などの問題と似通っているのを知れば、ますます勝ち目はなかろう。
 話しは逸れたが、話しを戻せば、中2までの入念な先取りの勉強がなければ、高校入試の指導などできない相談である。というか、わたしはプロである。プロというのは、勝つための下準備をした上で、闘うのが、常勝のための、譲れない戦略である。だからプロの意に沿わない戦いは、正直回避したい。負ける蓋然性が高い勝負はしたくない。だからわたしの意に沿わない戦いを強いられるのは心外であり、だから生徒、親を選ぶ。わたしは、だからそういうときは、退塾を通告してきた。決して急な通告ではないことは理解してほしい。わたしのプロとしての信条に従っただけである。
 勉強しないのなら、塾に来る必要はない。少なくとも竹の会には来てほしくない。他塾のように、商売を優先することはない。これでこれまで随分と恨まれてきた。出来の悪い子は集中力もなく進捗も遅い。結局遊びになる。だから退塾にてきた。すると親が出来の悪い子を見捨てる塾などとネットに書き込む。親はおカネを払うのが無駄になることをなんとも思っていないのだ。しかし、めげずにわたしは断固として退塾にしてきたし,これからもそれは変わらない。

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