2025.01.06
冬季指導お疲れ様でした!!
1月の指導開始
A 1月8日(水)
B 1月9日(木)
αプラス 1月18日(土)・25日(土)の指導時間
14時~20時 の実施です
🟨「遅い」子⁉️
入会試験に落ちた子は、成功しない蓋然性が高い。入会試験に受かった子は成功するのか。入会試験は合格の必要条件ではあるが、十分条件ではない。入会試験に合格しても「遅い」子もそれなりにいたし、何やかやと習い事、稽古事を最優先させる子もたくさんいるから、成功の確率はドンドン下がる。
受験というのは、指導時間をかけられない者は落ちて当然と考えるのが自然であろう。
入会時審査で当然備わっていなければならない能力が「ない」と判断された場合、やはりその後の指導はかなり厳しい。
進捗が「遅い」とはこの能力にかかわる。ただ「遅い」と言っても、算数の指導レジュメがよく解けている子の判断は微妙である。よく適性検査問題になると、途端に時間のかかる子というのがいた。こういう子は、一つ問題がある。とにかく、今は、受検のタイミングではないということは明らかである。事実、志望の桜修館には落ちたが、3年後都立戸山に合格している。それはその時がタイミングだったということである。ただそれにしても「遅い」子、時間のかかる子、正答率の低い子というのは、能力以外の性格上の問題を抱えていることが多い。そのために、精神が安定しない、というか普通に考えられない、普通の思考ができない、常識的な結論とされるものから外れる、ということが多々あった。
この適性検査問題になると途端に時間がかかるというのは、おそらく常識の欠如、その意味では幼いということにあるのではないかと思っている。常識に対する語は非常識ということかもしれないが、言葉としては、偏見で見るところにあるのではないか。とにかくだから狭いのだ。全体の一部しか見ていない。それで全体についての判断をする。だから的の外れた判断となる。
だから国語なんかもできない。国語は常識学だからである。国語ができない子というのは、やはり偏った理解をする。普通に素直に意味が取れない。国語というのは、普通の意味が問われている。だから判断に際して「ここでの普通とは何か」と問い返してみて欲しい。そう、あなたたちは、普通を知らないのだ。国語とは「普通とは何か」を学ぶ科目である。国語の思考の働かせ方というものが、見えてきたであろうか。あなたたちは普通を知らない。常識がないのだ。それは何もかも頭の中だけで理解しようとする、昨今の風潮による。それはあなたたちだけの問題ではない。現代人の習性である。実際の体験に基づくことなく頭の中だけで想像してものを言う。さらに世の中に出回っている情報は、ほとんどが伝聞で、根拠が示されてないのだ。伝聞は、権威を根拠とする。偽の実験で騙すのは製薬会社、御用学者であるが、御用学者は江戸時代だけの話しではなかったのだ。権力に媚を売る学者のなんと多いことか。に
さて「遅い」という話しをしてきたのであるが、なんにせよ「遅い」のは、そのタイミングではないということである。
普通に「遅い」「時間がかかる」子というのは、受験のタイミングにはないのだ。
だから高校入試でということには必ずしもならない。タイミングが外したままの子もいるからだ。
遅いには、成長期のタイミングが合わなかったという場合のほか、もともと能力的な制約から遅いという子もいるのである。後者ならなす術を持たない。
問題を解くのが速い子は、能力的に優れているのが普通である。