合格🔛思考停止用語集

🔛思考停止用語集
「絶対に」
「わからない」
「終わりだ」
「どうしょ」
思考活性化❗️
「難関試験だからと言って人間に解けない問題なんか出せるはずがない。どこにかありふれた見落としがあるはずだ！」
　「人が当たり前と見過ごすところに実は重要な事実が隠されていたりする」
　「難関と言われる試験ほどだれもが解けない問題なんか出さないだろう。
　試験というのは、普通のことが問われて普通に答えるもの。普通過ぎて糸口が見つからないのだ。受験生というのは、特に、「特別の何かが問われる」と固く信じているところがあり、そのためごく普通のことが答えなのに、それが見えないのだ。またいかにも特別らしい思わせぶりのフェイクがあり、そういうときは、問題文を普通に言い換えてみると、問題の意図が見えてくることがよくあります。いやその特別のフェイクをカットして、削除して、問題文を読み取ることです。すると論点が見える。さらにその特別の付加文の意図も見えてくる。
　これは現代文の読解にも有用である。問われている一文を削除して、文の意味通しをしてみる。それで何か不自然なところはないか、違和感はないか、考えてみる。違和感があればそれが出題者の意図の表れであることが多い。
　現代文は「探る」科目である。文字の後ろにある、出題者の意図を「探る」のだ。出題者の意図だから、その意図は本文にはない。問題の中にある。問題の表現から、出題が前提としている思想を「探る」に尽きる。出題者が求めている、普通の、常識的論理から答えが出る。わたしならそういう出題をする。無意味に難しい問題は、人間の正常な脳の想定の外にあり、考える価値ゼロである。
　わたしたちは、普通の思考、普通の論理で、答えの出せる問題だけに対応できる。わたしたち、というか受験生全般に、天才であることを求めるなどあり得ない。人間が社会で役割を与えられて生きるのに、天才である必要はない。普通の常識的判断ができれば十分である。試験というのは、選抜のためであっても、天才にしか解けない問題を出してはならない。飽くまでも普通の問題でなければならない。ただ普通なのだが、一件難しく見える、そういうフェイクは試験である以上許される。というか選抜しなければならない、しかも優秀なら人材をと考えると難解な問題を出す方向に行くとしても、それは飽くまで、必ず解ける問題でなければならない。難解さというのが、未知の知識であってはならない。必ず受験生なら知っている知識を出さなければならない。
　だから難解さというのは、誰にも解けないという意味では決してない。知ってる知識を使えば、組み合わせれば、解ける、しかし、その知識をストレートに使うことはなく、知ってる知識か推論ないし想像できる知識が出されるのである。
　いつか、司法書士試験の筆記問題に、破産否認の登記というのが、出たことがあった。多くの受験生がこれで失敗したと聞いている。破産法を勉強したことのない人にはなんのことかわからなかったかもしれない。登記法の本にも参考程度に一行触れているものがある程度である。しかし、破産否認の登記は、民法の詐害行為による取消の登記と効果ば同じである。ここに気がつく人は確かに少ないかもしれない。しかし、気がついた人、あるいはそもそも知っていた人は合格したのである。
　想像とは、関連である。ということは、勉強というのは、常に関連を学ぶということになる。
　それから、勉強の核心は、アウトプットと想起にあるということを忘れてはならない。
　アウトプット中心の勉強をするべきであり、インプットの段階でも常にアウトプットを意識したインプットでなければならない。人間は忘れることを本質とする生き物である。過去の出来事を全て覚えていくとしたら、人間の頭の中は、知識で爆発する。何もかも忘れてしまうから、思考が働けるのである。
　思考というのは、何か、問われたときに働くようにできている。だから問いというのは、思考の点火剤である。
　インプットはただ覚えるだけとしたらこれほど退屈なものはない。インプットを面白くするのは、読んで「なるほど」と感心することである。「なるほど」というのは、何かとなにかが「つながる」ときに、発する言葉である。
　こうして、インプットは、関連をインプットするということになる。単なる知識を覚えるのではなくて、関連である。繋がりである。
　インプットにおいて、核心を突く問いを作るというのも、いい方法である。
　問題集や過去問をやるのは、もちろんアウトプットによる理解を深めるためである。模試もアウトプットである。
　想起とは、思い出すことである。白紙に覚えていることを書き出すというのは、いい方法である。
　ノートにまとめる、これはやめた方がいい。教科書を丸写しするなら時間の無駄である。まとめるにしても、教科書の大事そうなところを抜き書きするだけのことで、時間の無駄である。
　よく表にしたり、図をかあたり、箇条書きにまとめるということをやる人がいますが、しかもそういう人はそれなりに成績がいい人が多いと思う思いますが、これは最初の成功体験をそのまま続けている、そういう安心感があるのかとも思いますが、知識は教科書に集約するのが、いいやり方です。教科書の空きスペースに書き込むのがいい方法と思います。まとめなければ覚えられないというのは思い込みです。インプットのアウトプット化❗️ これこそが勉強の真理です。と言っても昔司法試験にいましたが、教科書を虫喰いにして、覚えるなどというのは、厳密にはアウトプットではありません。わたしが言うアウトプットは、教科書の内容、重点を「問い」に変えること、です。教科書の空きスペースに、優れた問いを書き込む、その問いに答えることは、数珠繋ぎに他の関連知識に繋がるような問いです。
　そのページに何が書かれているのか、その問いを見ればすぐにわかる、そういう問いです。
　どうやったらアウトプットできるか、常にその視点からインプットすることです。
　どれだけ覚えているか、常に、白紙に書き出す、これがアウトプットの真髄です。

⭐︎現在執筆中の単語集について
　当初、語呂合わせによる単語の覚え方を紹介する心づもりでした。
　わたしはかつて大学受験において、3ヶ月で約10,000語を覚えたことがあります。最初の1ヶ月は、豆単に語呂合わせの漢字を当てはめる作業に費やしました。しかし、全ての単語に漢字を当てはめるのは、至難でした。、たとえば、comやconなどが、接頭辞が同じ単語が続くときは、接頭辞を置き換えて漢字を当てはめるなどとにかく漢和辞典を横に置き、苦労して語呂を作ったものです。
　わたしは、z会が出していた単語400に語呂をつけたものをレジュメにして、配っていましたが、今回は開成、筑駒を念頭に、わたしの語呂を再現することにしたのです。しかし、それでは中途半端でないか、と思うようになり、どうせなら、東大受験に使えるものを作ろうと考えを変えました。そうなると語呂合わせは膨大なものになりました。調子のいい日は、よく浮かぶのですが、まるで打つ手なしのこともあり、とにかく時間ばかりが経ちました。塾のない日は朝から一日パソコンに張り付いて、塾のある日は、寝る前と朝起きてから、コツコツと執筆しています。
　それでもとうとう七月中に出すのは難しくなりました。東大受験も可となると、半端な本にはしたくありません。
　もう少しお待ちください。竹の会の神の単語集を必ず書き上げます。
　全国の受験生には、まさに神の単語集となると確信しています。