2022.04.23
本日の「新草枕」のテーマ 「5月の連休の過ごし方について」
都立中高一貫校受検の世間の親の誤解
都立中というのは、だいたい8倍前後の競争率で争われるところである。こういうところに普通の頭の子が頑張れば受かると考えているところにそういう親たちの浅さがある。だから普通の頭の子たちにでもわかるような授業をやる塾がいいと思うのだろうが、だれにでもわかるような懇切丁寧な塾に行けば受かるというところから考えが浅いのである。
都立中は知能の高い、できる子たちの間の争いである。そういう子たちをどう導くかの話しである。そういう子たちの間で雌雄を決するという話しなのである。塾一般の良し悪しの議論の前に、もともとそれだけの才能に恵まれているのか、という話しである。
今や都立は私立難関校受験者の併願校化して久しい。今の都立中は、そういう子たちとの戦いになっている。普通の頭の子たちが戦えるか、という話しではない。