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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

これからの竹の会

2021.01.01

これからの竹の会
 2021年の目標
 1、レジュメ指導をより完成度の高いものに
 2、新著の執筆
 レジュメは、竹の会の指導の要の道具であり、質の高い「指導」を担保する重要な役目を担うものです。
 レジュメによる指導が確実に合格に導いてきたことは、合格者なら知っていることでした。
 
 迷いというのは、悟りの後に間断なく襲い来る悪魔の囁きのようである。こっちの蜜が甘いぞ!と悪魔の囁きが聞こえて来る。 
 迷いが、生じたのは、レジュメに対応できない子たちの存在であった。レジュメで不合格ばかりとる子のやっていることは、解説を読んで解き直しをすることだけである。おそらく解説を読んでも深いところでつながっていない。真の理解には達していないと思われる。
 30年受検の直前3か月、過去問合格法を取り入れたのは、レジュメの正答率が40〜50%ほどで危機感を持ったからだった。31年はもっと過去問合格法の量を増やした。レジュメの正答率はよかった子たちには、完璧を期すためだった。ところが令和2年受検の子たちは1人を除いて、レジュメの正答率が10%にも達しなかったのだ。ここで過去問合格法を取り入れては見たものの解説解答を見て訂正するだけのこなし仕事になってしまった。7回解き直しも記憶の刷り込みになっただけのことだった。
 もともとレジュメ法は、レジュメの正答率が70%以上ある子にのみ有効な方法だったのだ。

 竹の会の入会試験は、畢竟竹の会のレジュメをこなせる子たちを集めるためのものであった。

 竹の会の入会試験に合格することが、そもそもの都立中学受験の素質があるかの篩いになっているということです。

 入会試験に合格できなければ、都立中は諦めた方がいいということです。

 ここで断っておきたいのは、仮に入会試験に合格できなくても(極端な話し入会試験0点でも)高校受験は別の話になるということです。つまり、竹の会の入会試験は高校入試受験適格を必ずしも判定したわけではないということです。過去に少ないが成功者がいるからです。しかし、全体的にはやはり高校受験も失敗する蓋然性は高いと思います。

 竹の会の本音は入会試験正規合格者がほしい、ということです。
 レジュメ指導は、レジュメに対応できない子たちには合格への道とはならない。
 合格ハンコが取れないとレジュメ指導は所期の効果を発揮することはできない。
 

 そういう前提で、2021年の竹の会は、正規合格者を導くレジュメの完成度を99%の精度に高めるべく研究と分析に邁進したいと決意しております。

 この流れから竹の会の入会試験に挑戦したい人材なら、小5、小6に拘らず、広く遍く門戸を開きたいと思っています。

 志しある23区のみなさんの申出をお待ちしております。

 ◎新著の執筆、出版に取り組みたい

  竹の会の私の開発したミクロマクロ思考を骨格にした、より高度な算数の指導書を執筆したいと思っています。

  特に、ここ3年の竹の会の算数指導の高度化は私自身が驚くばかりで、わたしが積極的に新レジュメ集の執筆に取り組んできたこと、そしてそれを子どもたちに実践的に解かせて、そこから子どもたちの思考の陥穽を炙り出し、わたしがそういうところを重点に絞って研究分析してきたことが大きな原因なのかなと思います。

  そういう経験を踏まえて、わたしには新たなる算数解法理論が自然と形成されてまいりました。そうなるとまたこれは新著に遺したいとという野心も生まれてくるわけです。

  出版はわたしの夢であり、実現するかどうかは分かりませんが、前向きに取り組みたいと思っています。

  それでは竹の会のみなさま、本年も竹の会の指導をよろしくお願いいたします。

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