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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

それで結局大手で失敗した親たちは懲りることはない・・

2016.02.21

  おはようございます。穏やかな日曜日なりました。テレビは爆弾低気圧と大騒ぎしていましたが、いったいいつそんなものが襲来したのか? もちろん本日は指導日です。

  まだ高校受験が終わっていませんが、難しい状況でありプロのシビアな目でしか見れない習性が身についてしまい、いつも厳しい局面に身を置くしかないのが悲しいですね。

  今年の公立中高一貫校の総括はすでに終わっていますが、小石川を除けば、今の竹の会なら合格する蓋然性がかなり高いと思います。小石川は天才の戦いであり、勉強量を確保できない子には無理です。

 それからもういい加減学ばなければならないのは、受検する、それで成功したいのなら、生活色は勉強一色だと思うのです。あれこれと勉強をしない口実を設けては勉強を回避、先送りすることをやってきたのなら落ちても嘆くことはないと思うのです。そうなるべく行動してきたのですから。

 小学ならさまざまな習い事、稽古事ですかね。好きなスポーツやってきたのなら落ちて嘆くにあたらないでしょ。中学なら部活ですね。部活やって勉強しなければ内申なんかとれるはずもないから、まともな都立なんか受けられるはずもない。そういう人生がどういうものなのか、部活は有意義だという意見ももちろんありますから、人それぞれということでしょうが、少なくともわたしは勉強を疎かにする選択は考えられない、ありえないですね。

 去年の4月に九段の説明会の日ですが、チラシを配りましたけど、世間の親御さんというのは、大手を選ぶのに迷いがない、と知りました。まあ、大手で成功するのはごく少数の天才群、これをA層としましょうか。それに次ぐのが、学校では、「よくできる」をそろえた優等生の層、B層です。そしてその他の多数を形成するのがバカ軍団、C層です。さらに真のバカ、D層もいます。

 ここで大手というのは、まず進学教室、つまり私立入試を標榜する大手塾です。この中のトップ層がA層です。栄光やエナにはA層はいない。B層がせいぜいでしょ。このB層がアホになる過程こそがこの種の大手の真骨頂です。

 大手に1年通った、2年通ったという子、そういう子のほとんどが、計算も満足にできない、割合も理解していない、したがって思考力もない、そういうのばかりです。これがC層ならもともと教えるだけ無駄です。B層なら指導さえきちんとすればかなりにできるようになる。しかし、その種の大手では完全にアホにされてしまう。

 竹の会の入会試験というのは、基本的には、B層の掘り起こしです。準合格だとBCの境界線に位置するということになりましょうか。そういう層でも竹の会だと救われる可能性がある。ABの境界線に位置する子もいる。ただそれだけでは合格ということにはならない。まず、勉強量がものを言う。もともと怠惰癖があり、勉強しない、何かと省力化する子は受からない。これにはもうひとつ、素直に人の意見を聞く子でなければ成功しない。

 中学で挽回できるか。いくら知能が高くてもその保証はない。まず小学の時に基礎学力をつけてきたか、である。基礎学力とは、計算力、割合理解力、そして思考力、さらには、勉強に集中してかつ継続して取り組む姿勢というものを習慣化したか、である。

 勉強のスタンスがすでにしてできあがっているか、である。中学になってまともに勉強もしない、ゲームばかりやっている、などという輩は、すでにして終わっている。その先どういう大人になっていくか、関心もない。

 それほど小学4、5、6年生という期間は重要である。ここで将来の礎が作られるということである。どんなに優秀な小学生だってきちんとした訓練をしなければただのバカである。

 さて今年もたくさんのB層が大手に親の意向で行くことに鳴り、いわゆるアホになっていく。世間の親というのは現実に失敗するまで大手を信頼し、失敗しても大手のせいにはしないで、また大手に行く、懲りない人たちである。

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