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冬期から1月に向けての指示について

2016.12.20

 本日は、冬期に向けての細かい指示をしておきたいと思い立ちまして、更新しました。

 ○冬期小4の指導について

  現在小4は全員が、割合導入に入っております。割合導入の次の段階としては、「割合の定義」というレジュメ集をやることにしました。このレジュメ集には、割合というものについて、まさに定義から説きおこしていき、割合の基本的な考え方というものが、丁寧に説明されています。問題には、丁寧な解説をつけました。小4のみなさんは、ノートに問題を解いていき、解説を読む、ということをできれば7回は繰り返してほしいと思っています。これが終わりましたら、やや気分転換ということで、「新単位あたりの量」についてのレジュメ集をやってください。これも基本の考え方とともに詳しい解説をつけております。

  以上が終わりましたら、「新割合基礎ドリル」というレジュメ集に入ります。これが終わると「新割合感覚ドリル」へと進みます。これが終わると「算数の魁」、次は「思考の鍵」、その次は「小学思考の素 割合問題編」へと進みます。現在いちばん進んでいる小4は、さらに次のステップの「新小学思考の素」へ進んでおります。

  「割合問題編」に入った段階で、通常は、「新面積入門」に入る手順です。ただし、渋谷Bの小4については、まだ割合導入の段階であったにもかかわらず「新面積入門」を渡しています。おそらく無理ではないかと思いましたが、冬期になにもしないよりはと思い渡してしまいました。もし無理ならやらなくてけっこうです。

 冬期はひたすら算数を前へ進めることに専念してください。

 ○冬期小5の指導について

 理想的なのは、「新小学思考の素」を終えて、「小学思考の素 その他の問題編」入っていることです。「割合問題編」、「その他の問題編」は7回解き直しの指定レジュメです。遅れている小5はこの冬休みに「その他編」に少なくとも入れるようにがんばってください。レジュメの遅れはそのまま以後の遅れとなります。竹の会の様々な適性対策レジュメは、「その他編」を7回やり終えた人を前提としたものです。適性対策レジュメが「合格はんこ」で通過できなければ合格の見通しは暗いものとなるでしょう。

 例年2月スタートの適性対策を充実して乗り切るためには、是非とも「その他編」を終わらせることに全力で集中してください。

 ○中2

 「多項式」「因数分解」「平方根」をこの冬でマスターしてください。英語については、「新英語指導案」7回です。英文解釈については、現在進めている、わたしの執筆した英文読解集をまず終わらせてください。これは第10回まであります。次に、竹の会では昭和60年開設以来使用している高校用英文解釈初級をやります。竹の会では定番のテキストですが、このテキストは初版から現在まで版を重ねている名著です。この後何をやるかと考えたのですが、いや随分と悩んできたのですが、わたしの執筆した英文解釈の路線を踏むのがいちばんいいと悟りました。やはり5文型で分析する手法、スラッシュリーディングの手法を徹底して、解説しきりたいと思います。現中3が英語で苦しんでいますが、彼女は中2のときにいくらわたしが言っても数学ばかりやり、英語を夢中でやってくれなかった、と思うのです。試験というのは、決して好き嫌いでやってはならないのです。わたしの指示をスルーしたら必ずそのつけを払うときがくる。

 竹の会で成功するには、わたしの指示をスルーしてはいけない。これだけは絶対要件です。わたしが「やれ」と言ったレジュメをやらない、これではうまくいくはずがない。

 ○中1

 今年の中1は、粒が揃っている。みな各科目につき高得点をとる子ばかりに成長した。竹の会がトップ都立高校専門塾として名を馳せることを現実にする子たちが揃いました。中1のいちばん進んだ子は、中2の図形の証明に入っています。これから一気呵成に力をつけていきます。

 ◎小学生については、できれば3か月を一区切りに、少なくとも6か月を区切りに塾を終わる、改めて指導するかどうかは、また判断して決める、ということにしていただければ、と思っています。正直、もうこの子は竹の会では無理かもという判断の機会を与えてもらえれば随分と気が楽になると思ってきました。すべての子の指導が順調にうまくいくとは考えてはおりません。現に入会試験に合格して入会したはずのAの子たちにも退塾を考えなければならない事態が発生しております。Bについても入会試験に不合格の子もいますので、指導が順調に進められるかは、確実な保証の内にあるわけではない。6か月の目安で区切りとすることで、その時点での指導がうまくいっていない、ということであれば、ここでひとまず竹の会を区切りとするというのも、けだし合理的な判断ではないかと思料するところです。親御さんとしても、永続的にうまくいくなどと思って竹の会に指導を委託しているということはないと思っています。6か月で更新するかどうかを判断することは親御さんにとっても必要なことなのではないでしょうか。

 高校入試目的で入会した小学生についても、例外とは考えておりません。わたしが中学で指導できるかどうか、その見通しが立たないままに引き受けることはないと思います。

 ◎竹の会の退塾の判断は、そんな深刻なものではなく、ただ竹の会では指導が無理である、というだけのことです。竹の会でうまくいかなくても、他にうまくゆく塾はあふれるほどあるはずです。退塾は、処分ではなく、契約の本旨を履行できないゆえの契約打ち切りにすぎません。

 ◎勉強しないなら退塾してください、それが竹の会です。教室の静謐を乱すのなら退塾してください。それが竹の会です。課題を出すのがつらいなら竹の会は止めなさい。いても伸びる見込みはないのですから。汚い字、殴り書きは、損するだけです。ていねいに字が書けないのなら受検など考えないほうがいいのです。

 ◎わたしの指示をスルーする人は決して竹の会で成功することはありません。ですから、退塾したほうが賢明です。わたしがわたしたレジュメがそのままうち捨てられている、そういう子が受かるわけがないのです。やらない子に指導は成り立ちません。

 ◎竹の会の今後の募集について

 渋谷Bについて、2、3空席が出る予定です。

 

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