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冬期指導〆切迫る/受験指導家という道、小学生指導の達人への道

2017.11.17

 おはようございます。穏やかな天気が続いております。月曜日は予期せぬ雨で傘を持たない子が4名いましたが、他の子たちは折りたたみ傘を常に鞄に忍ばせて用意周到でした、竹の会には私用の置き傘しかありませんので、どうか天候の急変も考えて常に準備してくださればと思います。傘を「貸す」というのも厄介でよくなかなか返してこない者、返してきたのはいいけれど毀れていたということも一度や二度ではありません。ただ激しい雨だと見過ごすこともできません。たまたま教室にわたしが雨のたびに置き傘をしてしまうので何本かあったということですが、とにかくそれが功を奏してというわけです。ちなみに昨日傘を返してくれたの2人だけでした。

 ◎本日は17日ということで冬期集中指導の〆切が迫っております。冬期は11月中の申込のみ受け付けることになっております。お気をつけください。

 ◎10月28日に実施しました漢検の結果は20日午前10時にウェブで発表されます。もちろん一般の方は見ることができません。このブログで本人にしかわからない方法でお知らせします。

 ◎募集に関する若干のお話し

 竹の会では来年2月指導スタートの現小3については予めの入会申込を受け付けております。2月スタートに間に合うには1月までに所定の入会試験において合格判定をとっておくなどのことをしておくことが必要ですが、新小4につきましては、新小4の遅くとも7月までは募集をする予定ですので、必ずしも2月スタートにこだわることもないといえばないでしょう。ただ実際に入会すればすぐにわかることですが、入会時期が1か月ずれるだけで竹の会では恐ろしいほどの差が出てしまう、実際に、現小4を見てみれば、すでに割合のかなりレベルの高い問題を解いている小4もいれば、入会したばかりで通分にも悪戦苦闘しているという小4もいます。考えてみれば同じ小4なのになんとも理解しがたいほどの開きではあります。竹の会の恐ろしさはこういう何気ないところにあります。昔から遅くにきた子たちが自分のできなさ、遅れを一様に驚き嘆き悔いてきたことではあります。わたしが「竹の会に早く来なさい」という意味は実はそうした竹の会の実体をふまえてのことであります。小4の早期にきた子の親御さんたちほど実は竹の会に早くからきていたことの誤りでなかった判断に満ち足りているのかと推察しております。なによりも入会試験でいい成績をとって合格した子たちにはすばらしい未来が約束されていることだけは間違いありません。仮合格者についての未来が不確かなことについては正直に告白しておかねばなりますまい。どうなるのかわたしにもわからないところがある、ということです。

 なお現小4につきましては、冬期申込の兼ね合いもありまして、この11月をもって受け入れをしないこととしております。

 よく小5の秋に竹の会に問い合わせてくる親御さんがいますけど、たいていはどこかの大手に通っていて成績が冴えない、そういう子がまた塾を探す、そのなかのひとつにたまたま竹の会がある、そういうことなのかなと思いますが、大手で過ごした1年余の期間というのが現在の力に何の資するところもないというのは、これがリアルとしてもあまりにも悲惨に思えます。大手では学校の優等生(8割基準を満たす子)でさえもその能力を腐らせる、ましてや並みの子たちがバカ牧場に放牧されるが如くに立派なバカになるのは目に見えている。少なくともわたしには確信に近い未来予測ではあります。親たちというのはいかにも慎重に塾選びをするが如くでありますが、そしてその塾選びの過程でまず竹の会などは一度は目に留まることはあってもこういう親たち、つまりは結局は大手を選ぶステレオタイプ的判断しかしない親からは想定したとおりに振り落とされてきたわけでありますが、結果として、その親たちが我が子をバカにする道を選ぶというのは皮肉な話しではあります。よくそういう親御さんの中には「竹の会は知っていた。しかし、大手に行った」という話しを聞くことがありますが、竹の会がもっとも得意とする小4早期ではなく、小5晩期にやってきての話しですから、わたしに何かできるのかの自信もない。小4晩期でも今では遅いと思っているのだから。

 ◎受験指導家への道、小学生指導の達人への道

 わたしは長年高校受験指導に携わってまいりました。正確には東京都の駒場・新宿・青山などを志望する生徒の指導が専門的でした。私立難関に関しては、たいていの生徒が大手に行くため竹の会で受験指導するという機会はほとんどなかったわけです。それでも平成10年に早稲田実業高校に合格した鈴木君は中1からわたしが指導してきたまったくの子飼いの生徒でした。竹の会でも十分に難関校に合格できるのだということを彼が証明してくれました。平成20年に都立西に合格した女子は難関私立の豊島岡女子にも合格を果たしております。まったくの一般受験です。私立難関では、昔から竹の会では青山学院高等部の合格者が何人か出ておりますが、実はこの青学に合格させた女子が純粋に竹の会の指導だけで3年後に慶應大学に合格したという実績も出しております。竹の会の指導が難関大学にも通用するということを証明しました。ただそれにしても竹の会が都立高校の受験指導で道を究めてきたことは確かなことです。どこやらの塾の先生のブログをたまたま見たことがありますが、学校説明会に100校以上出ることを目標にしているのだそうです。その塾は何年か前に潰れたようですが、この学校説明会というのは情報好きな親に任せておけばいいのであって、高校受験成功に資するところはほとんどない。時間があるのなら過去問の研究に使え、と言いたい。暇さえあれば、過去問を解く、これが一番の対策になる。さすがに合格最低点というのは参考になりますが、その他の情報はどうでもいい。よく傾向をいう親や先生がいますけど、傾向はあるかもしれないけれど、その前に実力がなければ傾向がわかっていてもまともに解くことさえもできないのです。「こういう問題が出ることはわかっていたけれど解けなかった」というのはよく聞いてきたことです。これを本末転倒と言います。

 わたしは受験指導家を自負する者です。受験指導家というのはわたしの命名です。具体的な仕事はと言えば、まず迷路をナビゲートすることです。ナビゲートといってもそれほど単純ではない。海図のナビゲートに似たナビゲートを考えるのが普通なのかなと思いますが、それだけではない。受験レベルに持っていく、そのためのナビゲートということがあるのです。適切な時期に適切な指示をして乗り切っていく、積み上げていく、ということがある。竹の会では、節目節目にもっとも有効適切な教材を用意して提供すること、そして目的地が近づくと、さまざまな戦略を駆使して、競争者たちを押しのけていくこと、こういったことすべてを含めてのナビゲートをする、これが受験指導家の仕事です。

 ところで、最近わたしは、小学生指導の達人と言っていいのか、名人と言っていいのか、そういう道をも究めようとしている、と自覚しております。特に、小4早期にきた子たちを、その子たちが入会試験でA合格以上を取っていればさらに申し分ないのですが、指導して、類い稀なる力をつけていく名人たらんと自覚しています。現小6のほとんどが小5にきた子たちですが、小5だと成功率が下がる、それはいろいろな要素がからみあうからですが、特に、そういう家庭の親御さんというのが、「まだ小5だから」の論理で、必ずしも勉強を最優先させないからです。小6で失速していくのは、そういう家庭、子が典型パターンです。小5晩期に来ても、親御さんの姿勢、子どもの姿勢・能力によっては、小6に伸びていく子もいることは承知しておりますが、超例外です。28年小石川合格者は小5晩期の入会でした。27年富士合格者も小5晩期、なんと12月の入会でした。こうした合格者というのはもともとの知能が高かったこと、8割基準どころか、10割基準をほぼ満たしていた子たちであったことなど合格するには特記すべき事項がありました。

 ところでわたしの指導技術をもってすれば仮に入会試験で仮合格でもそれなりの力をつけていくことにはなると思います。ですから、そういう子たちが大手にいったらどうなるかは火を見るよりも明らかであるとすれば、竹の会でやることには大いに意味があるのかとは思いますが、もともとのわたしの本意ではありません。わたしは、小4早期にきて、入会試験でA合格かS合格をとるような逸材をトップレベルの実力者に育てることに喜びを感じている、使命をもっている、と考えているからです。わたしに残された塾の先生という仕事をやれる限られた時間をそういう子のために使ってこの仕事を終わりたい、そう考える日々です。

 わたしが創り上げてきた小学生指導の体系的な指導技術というものをできるだけ多くの小学生に分かちたい。わたしの指導に出会うことがどんなにか幸運なことであるのか、それは実際に入会してわたしの指導を受けてきた子たち、親御さんにはほんとうにくわかることなのでしょうけれど、いや実際に、私の元にはこれまでに数多くの親御さんからの感謝の言葉が届いてきましたし、だからわたしはなおさら今のわたしの指導の技術のもたらす幸運を東京23区のみなさんに分かちたいと思い続けております。竹の会の指導がどこまで続けられるのか、実は今新小4の募集の話しになっておりますが、これは実は正直なところ「どうしょうかな」という思いもあるのです。とにかくも今の小5が、この子たちは小4から竹の会にきた子たちがたくさんいます、華々しい成果をだすであろうことをわたしは楽しみにしております。たくさんの合格者出すのはまず間違いない、そう見ております。だから、その時に次にどうするか、体力との兼ね合いで考えようという気持ちになりつつあります。そうなるともう新小4を募集するということもどうでもいいか、という気持ちになりつつあります。

 

 

 

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