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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

日比谷、西一直線/小石川一直線、桜修館一直線/竹の会一直線

2017.01.15

 おはようございます。雨なら雪になっておかしくない低温です。しかし、青空と恵みの太陽が今日も地上に降り注ぎ感謝感謝です。昨日はさすがに冷えました。これから2か月ほど低温の日が続くのでしょう。そしてまたあの桜舞い散る春の光景が訪れてくる。去年の2月、3月は心安まることのない日々でした。都立高校の発表の日まではかなり心身に堪えました。いつものことですが思うように伸びきらなかったままに本番を迎える事態でしたから本番の自己採点を聞いてから、様々な過去データと照らし合わせて、発表の日まで悶々とした時を過ごすわけですから体がもたないですね。

 今年は都立高校の受験がありません。都立中は小4が1人しか来なかった学年が受検します。小6に来て伸びる子というのはバランス感覚のいい才能のある子に限られます。ですからわたしは自分が納得のゆく指導をして育て上げてから受検にもっていく、そのためには小4がいちばんと確信し、小4で竹の会へきてほしいと訴えてきました。小4の2月でも実は遅いと思ってきました。しかし、小4の2月でさえも竹の会へきてくれる親子はほとんどいなかったのです。たまに1人、2人きてくれる、そしてわたしはそういう子を育てていき合格へと導いてきたのです。竹の会の受検者そして合格者が少ないのは竹の会にきてくれないからです。小4の2月はぎりぎりの譲歩でしたが、それでも親たちの意識は小5の4月でも早いというのが通常のようです。このへんにはわたしの意識とかなり齟齬がある。いや齟齬というわけではない。すでに小4から大手に通っているという親子がほとんどだから。ただ竹の会には来なかった、それだけのことである。早稲田進学会の模試で上位にもっていくには最低でも小4の2月、理想は小4の8月までであろうか。ただこれも一応の目安であり、バランス感覚のいい子なら時を選ばないということはあります。平成22年に桜修館に受かった杉山太一君は当時の受験がまだ今ほど質の高いものではなかったということもありますが、小6の6月入会でしたし、平成25年に白鷗に合格して女子はなんと小6の9月にきました。あの年も生徒がいなくて小6で入会させることもやむを得なかったのです。

 平成27年に桜修館に合格した女子は、小4の2月からの指導でした。彼女は、お母さんと二人で入会試験を受けるために、1月のことだったと思うのですが、やってきました。そのとき、「もし入会試験に落ちたら受検は止める」ということをお母さんがきっぱりと言われたのが印象的でした。「竹の会以外にはない。竹の会しかない、と思ってきました」とも言われました。確か、当時の入会試験はまだ今のような6問構成のものではなくて、3問構成の簡単なものではなかったか、と思うのですが、合格しました。今の6問構成の「入会試験Ⅰ」が完成したのは、その後の何か月かしてからだったと思います。彼女の勉強に対する真摯な取り組み方についてはこのブログでもよく取り上げてきましたので、どうかそちらをお読みくださればと思います。平成27年の2月中旬からのブログではよく取り上げていると思います。

 彼女のように竹の会一直線でくる親子というのは少ないけれど必ずいました。そしてそういう親子というのはその信念の固さにおいて秀逸であり、尊敬に値しますが、合格する蓋然性が非常に高い、高かった、と思います。竹の会というのは、小4期から育てた子たちが小6の8月に早稲田進学会の模試を受けたときはまずトップテンに名前を連ねます。そんなことはわかっています。わたしがそうなるように指導してきたのだからあたりまえです。しかし、それは竹の会一直線の親子に限られます。大手にいた子が小6前後に竹の会にきたケースというのは時間切れとなることが多い。時間が足りないのです。「その他編」を1月までに終わらせて、かつ3回以上まわせたか、です。こういう段階に達しないままに、適性訓練を見切り発車するしかないとすると、どうしても時間が足りなくなる、回せなくなる、早稲田進学会でも成績がとれない、ということになる。時間が足りないというのは、所期の課題が空回りする、回転していないということにもなりますから、すべて負のスパイラルに落ちていく。

 だからわたしは竹の会のような無名の塾ではありますが、竹の会一直線できてくれる人なら、心から入会を喜び、わたしの手の限りを尽くすでしょう。小4です。今は、新小4ですけど、そういう人が竹の会一直線できてくれるならこれほどうれしいことはありません。

 小5の4月前後にきたというのは、遅くはないけれど、やはり屈託がある、足りない感がつきまとう、というのが正直な感想です。それは小4からきている子を見ていればわかるはずです。小5の子たちが何か月もかかってやってきたことを小4で終わらせてしまうのですから、時間があるのです。そうなのです。受検というのは、時間勝負なのです。ですから、これから竹の会をめざす人は、是非小4の8月までにきてほしい。小5では遅い、というのが実はわたしの正直な考えでした。

 竹の会一直線の人が竹の会にきてくれればと願っています。

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