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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

最低でも都立戸山/小石川、桜修館への道/勉強という道、一途道

2016.06.10

 おはようございます。本日はカラリと晴れて爽やかな天気となりました。山間部には夕立が降るという予報でしたが、少しでもダムに水が増えればと願うばかりです。昨日は、渋谷までの往復を歩きました。スーパーの店頭から大好きな甘夏が姿を消してさみしいですね。これからは桃の季節になるのでしょうか。今はさくらんぼうが旬ですね。もうすぐ幸水が出回る季節です。梨は瑞々しくて甘い幸水だけが好きです。西瓜の値段が突然下がりました。熊本産からまるで桜前線のように北上し8月のお盆前には青森産が席巻しお盆を境にたちまちのうちに市場から消えてしまいます。西瓜は大好きで夏は毎日のように食べます。小学生の頃、西瓜は今のように冷え切ったものはなく祖母がやたら塩を振りかけて塩辛い記憶が強く残っています。幼い頃から西瓜には思い入れがありスーパーで見かけるとつい買ってしまいます。

 二週間ほど前でしたか、ひどい喉風邪に罹り辛い思いをしました。子どもたちが意図せずもたらすウィルスや細菌に感染するのは職業病とまではいいませんが、通常あることです。ですから用心に越したことはなく常にマスクをしていますが、それとは別に油断して体を冷やしてウィルス、細菌にやられてしまうこともあります。ウィルスをもらって、体を冷やしたらアウトでしょ。今回はこれでした。少し暑くても薄着は危険、そう反省しています。

 さて、本日は、渋谷Bの指導日です。渋谷Bの指導時間は、18時~20時、ただし、17時~19時も可としています。ただし、渋谷Bは、月、金にこだわり、月によっては月ないし金が1日、2日と足りないことがありますが、このときは、開始時間を17時ないし16時として調整することとしています。

 また、竹の会の指導コンセプトから竹の会には他塾のような振替というものがありません。指導というのは、ある程度の期間を指導期間としてとらえる、そういう中で指導の成否を問う、そういう概念としてとらえております。ある見通しのもとに指導期間というものをとらえ、例えば、分数なら分数のしくみを理解していく、それは家庭学習を折り込んだ全体としての過程であり、要は、ある期間にその目的を達するためにさまざまな指示を出し、レジュメを出し、最終的に結果が出せるか、そういうコンセプトです。大手のシステムに慣れた親御さんというのは、1回「いくら」という観念が強く、1回欠席すると1回分損をしたという考えに囚われて、退塾すると決まった後も、何回分出なければ損をするなどと考えるようです。しかし、指導の目標も見通しもない、ただの消化のための出席は無意味でしょ。竹の会というのは、時間を「なんぼ」で切り売りしているわけではありません。全体として見通しをもった、設定された目標を達成するための、諸々の指示などの全体を指導としてとらえております。

 竹の会はテキスト代というものをとっていません。ほとんどがレジュメですから、もともとテキストというものがないのですが、また必要なテキストがあるき、これまで中学生はいても一人、二人ということで、つまり中学生コースというものがなかったので、竹の会で費用を負担して買いそろえてきました。しかし、中学指導を再開し、1学年5名を目安に生徒を募集するようになると、負担額がかさばりすぎます。かといって有効な市販参考書を適宜に打ち込まないと受験は成功しません。本来わたしは個々的に書店でわたしが推奨する参考書なりを買っていただければいいのです。ただ夏期などの際には、希望者のみという限定つきではありますが、わたしが代理して是非とも必要となる参考書類をそろえて打ちたいという趣旨で提案しております。特に、特別のルートでしか手に入らない書籍もあります。ただお預かりした費用は実は一部で、実質的には、竹の会の持ち出しになっているということは知っておいてください。

 さて、竹の会のみなさんは、いったい一日どのくらいの時間、勉強しているのでしようか。中学生なら、実働5時間というのが、最低の時間だと認識しております。3時間では現状維持がやっとでしょ。現状が「できない」なら現状維持ではなく、しだいに下がっていくはずです。飽くまでも現状において理解しているという生徒についての3時間の話しです。理解が追いつかない生徒は、結局下がっていくことになります。

 小学6年生なら、5時間ですね。中学生でも3時間前後という生徒もいるようですから、小学生には大変でしょうね。そういう小学生が結局「受かる」ということなのです。小学生というのは、まだまだ幼いですから、5時間などという勉強ができるとしたら、それはもう幼さを卒業しつつあるということなのでしょうね。そうなると中学生で3時間も満たないというのはやはりだめということですね。

 夏は、竹の会の指示は、1日7時間です。これは、小6,中学生共通です。ただこれを実際に実践する生徒というのは少ないと知っています。小6なら実行した人が「受かる」蓋然性が高い、中学も実行した生徒が、将来、日比谷、西、戸山に合格することになる、そういうことなのではないかと思います。都立日比谷、都立西、そして都立戸山などと言いますが、こういうところに行くには、中1の時から、いや遡れば小学生のときから、すでにして勉強のスタンスが違うということです。まず部活で「勉強しない」という生徒が行けるわけもありません。部活をやりながら「勉強も手を抜かない」、こういう生徒も稀にいます。本年桜修館から京大法に合格した杉山太一君は桜修館の6年間を吹奏楽部の練習、マネジメントで費やしながら、塾、予備校にも行かずに、現役合格しております。これは凡人にはできることではありません。まず前提として高い知能、そして強い勉強へのモチベーション、そういうものがなければとてもできることではない。多くの並の生徒は部活で疲れ切って、ほとんど勉強しない、せいぜい定期試験前に勉強の体裁をとるのが関の山で、行き着くところは、たいてい私立単願で聞いたこともない私立高校へ行くのがオチです。少なくともそういう生徒がそもそも大学へ行くのか、行けるのか、たいていは高卒、下手をすれば中卒で社会に出る。これはがんばって都立戸山や青山に行った人たちも結局は高校では部活でダメになる、よくてなんとかマーチ、たいていは日東駒専、そういう意味では、常に勉強ということは試されている。

 高校は入った時からそれはそれはもう必死に勉強一途の生活を送らなければ、一流国立大など行けるわけはない。部活やってればまず浪人することは常識です。部活やるということは、マーチも怪しい、日東駒専、あるいはその下の大東亜帝國(国)あたりも危うい。名も知れぬ三流大ならいくらでもありますからね。

 私立の最難関早慶上智、国立なら、旧帝大、東京圏なら、東大、一橋大、東京工大、こういうところに行くには、普通には、勉強一途の道を歩むほかない。

 竹の会には、平成11年に青山学院高等部に女子が合格者として記載されている。この女子は、青山学院の3年間、竹の会で指導した。彼女は、現役で、慶應大学総合政策、上智大学経済に合格した。現在は、大手新聞社の女性記者として活躍している人である。彼女は小学時代は啓明社という有名塾に通い、桜蔭を受け失敗し、中学では、サピックスに通った。実は、彼女は中1の4月から竹の会にも通っていた。ただし、あくまでもサピの補充してであった。その彼女が中3の11月にサピを追われるようにして退塾し、竹の会が青学合格へと導いた。青学合格後、サピの大学受験版塾から強い誘いがあったけれど、母親が「大手はもういい」と拒否し、竹の会での指導を懇願され、遂にわたしも折れて、指導を引き受けた。青学の3年間、数学と英語を指導したけれど、彼女は、3年間10段階評価で、数学数科目、英語数科目にすべて「10」評価をとり続けた。慶應受験に際しては、親子は、日本史や世界史での受験を考えたが、わたしの指示で数学で受験ということになった。英語は東大の教養学部の教科書を使って、訳していった。彼女は、こうして見事に現役合格を果たす、彼女の学校でも、慶應を受けた級友たちがいたが、そういう人たちはみな河合塾や代ゼミに通い、あるいは大学受験塾に通っていたのであるが、一人として合格した者はいなかったということである。彼女が塾にも行かないで~実は彼女は竹の会に通っていたことをだれにも一言も話していなかった~合格したというのでたちまち話題になり、青学の先生たちを驚かせたということです。

 まあ、竹の会に通っている人というのは、昔から、竹の会に通っているということを決して他人には言わない、隠すというのが相場でした。去年の小6の親の話でも、「どこの塾に通っているの?」とママ友に訊かれると、「うん、渋谷にある塾」と曖昧に答えて、決して言わなかった、そうです。竹の会としては、もう少し「宣伝して下さい」と言いたいのですけれど、なぜか、「この塾だけは人には教えたくない」という気持ちになるようなのです。ただ時には、竹の会のことを宣伝してくださるお母さまもいまして、平成26年に都立駒場に合格した女子生徒のお母さまなどは多分ですけど、竹の会のことを話してくれていたのだと思います。それは、彼女の学校の後輩のお母さんが、竹の会と聞いて、「ああ、あの凄い先生のいる塾!」と言ったといって、びっくりされたという、本年文京合格のお母さまの言葉からわかりました。

 27年戸山合格の生徒は、よく「先生、竹の会はネットでは有名ですよ」と言っていましたが、わたしは苦笑するしかなかったのですが、最近は、もしかしたらそうなのかもしれない、と思っています。

 竹の会では、本年初めての試みとして、夏期指導で、外部生の募集をしてみましたが、そのネットでの反響が大きいことに驚いております。特に、「草枕」の読者で、23区外、たとえば、多摩地区などに在住の方たちが、夏だけでも竹の会の指導というものを体験しておきたい、と問い合わせて来る人が多数います。

 あっ、それから、誤解されている方もいるようなので、ここで注意しておきます。

 竹の会の長時間指導は、「7」時間です。8時間ではありません。

 また、指導時間中におにぎり、弁当など適宜とることができます。

 それからトイレは男子でもみな「座って」使用していただきます。

 

 

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