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最低でも都立戸山/小石川は天分、桜修館は才能、九段は几帳面さ/これからの6か月竹の会を蔑ろにすれば終わる

2017.02.14

 おはようございます。今日も青空と輝く太陽が心を軽くしてくれます。喉の不快感から6時過ぎには目を覚まし提出された課題の点検(解説と次回レジュメの印刷)を済ませて、明日の渋谷Aの指導レジュメの準備を済ませたところで、ブログの更新を思い立ちました。今日はいろいろと雑用もあり、レジュメの執筆の時間がなくなるのを心配しております。喉の痛みは相変わらずで寝ているよりも起きていたほうが喉が乾燥しない分、楽です。不思議なのは薬を使わないと咳が出ないのはどうしたことなのでしょうか。

 受検というのはそれはいろいろな知能レベルの子たちが挑戦するわけで、もともとの知能すぐれた子が受かる傾向にあるのは理の当然のことかと思います。ですから大手塾も実績をあげるためにはそういう知能の高い子にきてもらいたいけれど、現実には、そういう子は少数ですから、大手塾は営利を目的とする株式会社ですから、いわゆる烏合の衆をできるだけ集めて利を図るということになります。ですから大手に行って成功するのは一部の優秀な子たちだけであり、その他大勢の凡人組は軒並み討ち死にすることは最初から予定されたことです。しかし、世の中の大半の小学生というのはごく普通の子たちで占められている。こういう子たちは事実上打ち捨てられるということです。

 小石川、桜修館、九段、富士というのが、最近人気のようですが、まず小石川というのは、天才の集まりです。過去の竹の会の合格者を見てみれば知能優秀な子たちしか受かっていないということは歴然としています。小石川に受かるという子は竹の会のレジュメにおいて「合格はんこ」が先行していた子であるし、課題を決してサボらないということ、それからまず竹の会をやたら休まない、早退しない、とにかく勉強ファースト、竹の会ファーストであったということです。また家庭学習時間も半端ではなかった。

 桜修館にしても竹の会の過去の合格者というのはすぐれた知能の持ち主であったことは共通しており、類い稀なる実行力、課題を必ずやりあげるという責任感において突出しています。桜修館にしても才能ある子たちの集団であることは間違いないのです。

 九段はどうか。わたしの印象としては、ここに関しては小石川や桜修館ほどの高い才能がなくても受かるのではないか。ただ九段にしても努力を怠らない子に限るということはあります。印象としては、几帳面な子ほど受かり易いのではないか。細かい計算なんかも正確に出せるほどに几帳面な性格の子ほど向いている。もちろん桜修館は無理としてもかなり高い知能は必要である。

 富士はどうか。これまでの合格者を見てみると、優秀な子もいたけれど、並みの子もいた。ただここは作文に突出した才能を持っていればチャンスがある。この点は、白鷗も同様かと思う。

 竹の会では最近志望校調査をしましたが、入会当初の申告では富士が多かったのに、桜修館志望ばかりで正直それはないのではないか、というのが正直な思いです。竹の会の指導レジュメのほとんどを「合格はんこ」で終わらせた27年合格の女子は突出していましたが、25年桜修館合格の男子(狛江市)は算数の才能に突出していたし、22年合格の杉山太一君は去年京大に合格したほどの天才であった。23年合格の男子がいちばん普通に近かった子かもしれない。20年合格の男子も算数はよくできた。だれもかれもが憧れて入れる学校ではない。もちろん高い目標をもって努力する姿勢は別に評価されるけれど、こと受検というのはかなりに非情であり憧れだけでは入れない。

 学校の優等生が人の何倍も努力して合格する可能性があるのが、九段、富士、白鷗ということである。優等生というのは、「よくできる」が8割基準を満たす子のことです。ちなみに、竹の会の小石川や桜修館合格者の内申は、「よくできる」が90%以上(100%もいます)の子たちばかりでした。

 中学で伸びるか。ほとんどの子たちは結局どこかの区立中学へ進むことになります。さて、このときに中学で伸びていき、トップ都立(日比谷、西)、戸山、青山、駒場、新宿、小山台といったところに合格できるほどになるのか、ということです。竹の会で早くから訓練を受けた子たちはたいてい早稲田進学会の模試で上位をとりますが、そういう子たちが不幸にして落ちたという例はもちろんあります。あるいは模試ではいい成績はとれなかったけれど、わたしの目に適う子というのもいまして、こういう子たちが区立中学でトップ層にいるということは竹の会ではあたりまえのことです。こういう高校へ入るには、内申で言えば、5が9中5が普通です。竹の会にはオール5という中1がいたり、学年1番というのもいます。これが竹の会で訓練された子たちの中学での真実です。ただし、もちろん小学のときの訓練期間が足りない、あるいは能力的に無理ということで中学ではとらなかった子たちついてはこの限りではありません。

 さて問題は、つまり中学で伸びるかどうかは、学校の優等生を基準にして申し上げれば、小4と小5の訓練期間に適切な思考訓練をしてきたか、ということに帰着するのかと思います。どこでも塾に行けば思考訓練ができるのかと言えばそれは消極です。ただし、ここでは学校の優等生を基準にして述べています。サピックスや早稲アカなどの私立難関中受験の小学生は学校の優等生とはレベルがちがいます。こういう子たちが大手で成功するのは前提の話しです。ただし、大手と言っても、私立難関の大手と都立中の大手ではまるでちがいます。まあ共通点としては、いずれも大量の凡人小学生をかかえているということでしょうか。大手は株式会社ですからね。

 わたしは学校の優等生も訓練しなければくずになる、と言っているだけです。それより上の天才たちについては何も言ってません。学校の優等生でも都立富士、がんばって都立富士ということです。そして中には訓練すれば頭角を表す子というのがいます。大手進学塾では芽の出ない、天才を発掘する、これも竹の会の仕事です。

 さてこれまで述べましたところから、小4と小5の訓練をすること、これが大切です。将来を決めるほどに大切ということです。そしてそのような思考訓練のできる塾というものを探す、これが実は大変難しいのかと思います。わたしは、迷わず竹の会を自信を持って薦めます。東京の渋谷、渋谷駅から徒歩10分、東京23区から通える塾、その竹の会もこれからずっと在り続けるということはない。今、今でしょ。ただし、入会試験があります。学校の優等生(8割基準を満たす小学生)なら大丈夫です。是非竹の会の門をたたいてみてください。もしかしたら未来が開ける、未来へ通じる門かもしれませんよ。

 

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