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理科、社会で満点を狙うには/都立小石川/その他

2019.12.21

 

第44章 理科、社会で満点を狙うには

「見直しノート」を作る勉強のススメ
 わたしは、これから高校入試の理科、社会において、満点を取るには、どのような対策を取ればいいのか、ということについて、お話しをしていきたいと思います。
 高校入試の理科社会で成功するには、それは、早くから準備を始めなければならないことは当然として、それは具体的にはいつ頃か、ということですが、竹の会では、遅くとも中2の夏休みには始めなければならない、との考えのもとに具体的な指示を出しております。一つの目標として、中3の8月のV模擬、W合格模擬などで、最低でも各80点以上を取ることが、一つの目安になると考えております。 
 ここでひとつ注意しておかなければならないことがあります。
 決して市販の参考書をやらないことです。わたしに指示されたこと以外をやってはならない、ということです。確かに、市販の参考書には、わかりやすく、カラフルで、いいものがあります。しかし、それが如何にいい参考書であったとしても、結局は、後からわかることですが、力は思ったほどついていない。そのことは、模試を受けて見たらすぐわかります。市販の参考書をいろいろやったのに、なぜか、点が取れない、ということがわかるはずです。竹の会はもうそんな事は何度も経験済みで、だからこそ確実に点の取れる方法というものを模索してきたのです。竹の会の指示はそういう様々な事態を経験しながら、作られてきた、究極の方法であったのです。竹の会が、指示するもの以外はやってはならない。市販の参考書を使ってはならない。これは、数学はもちろん、英語もです。理科、社会ももちろんそうです。理科、社会を自分の判断で、市販の参考書を軸にやったら、それは自殺行為です。要するに、竹の会をどこまで信頼するか、という話しです。理科、社会は、薄い教材が、一番いい、これを七回解き直す。それも中3になる前までに終わらせておく。これがわたしの、絶対的指示です。七回解き直すということの意味は、その薄いテキストに載っていることはすべてわかる、答えられる、ようにしておくということです。ただ七回見直したというのではダメなのです。
 わたしの指示を100%実行すること、それだけでいいのです。
 例えば、わたしは、英単語集を渡します。渡されたら、それを何回もやる、毎日やる、全て覚えるまでやる、ということです。これを流して、市販の参考書に力をかける、時間をかける、そういうことをしてはならない、ということです。市販の参考書がどんなにいいものであっても、やってはならないのは、そういう意味です。わたしの指示を100%実行するなら、そんなものをやっている暇なんかない、ということです。
 どうかわたしの指示を、指示だけを100%こなしてほしいのです。指示を果たすために、全力をかけてほしいのです。
 わたしが、「やれ」と言ったことを流せば、必ず失敗する。わたしには、わかっています。
 あなたたちが、自らの裁量で、問題集を買い、参考書を買って、それに力を入れること、そういうことをやっていれば、それは明らかにわたしのプログラムにはない、想定外の事態であり、わたしの指導の手順は、予定した計画は、すべて中途半端なままに、流されてしまうのです。あなたたちが、選んだ、気に入った参考書をやるという試みは、わたしから見れば、破滅への道を選んだとしか見えないのです。わたしにはわかっています。破滅が例外なく現実となることがわかっています。模試で、6割病に罹るのは、あまりにも当然過ぎるくらいに現実となるのです。
 竹の会で、指導を受ける以上は、決してやってはならないのは、自己流を持ち込むことです。自己の裁量で勉強を進めることです。竹の会で出されたレジュメをすぐにはやらず、自分で選んだ参考書をやる、これは一番まずいやり方です。
 それから何を勘違いしたのか、中には、学校のペースで進める生徒がいます。竹の会は、前へいくらでも進められるシステムになっています。次々とやればやるほど前に進められます。中1でも能力があればの話しですが、中3の履修事項を終わらせることも不可能ではないのです。月謝の元をいくらでも取れる仕組みになっている。それなのに、中には、学校の授業内容にも遅れてしまったという怠け者が出てきます。そういう生徒は早晩、というか早々に竹の会から消えていく運命にありますから、つまり淘汰されますから、構わないのですが、せっかくやればやるほど力をつけられる塾に来たのになんとももったいない人たちでした。
 
 話しが、かなり逸れましたが、竹の会で、成功するには、竹の会だけを見ていればいいということです。それから竹の会で渡されたら教材は早くに七回解き直しを終わらせることが大切です。一度も見ない、少しやってみただけ、そんなことをやっているからダメなのです。
 理科、社会の勉強をする場合、ひとついい方法をお教えしましょう。
 例えば、歴史の勉強をしているとします。江戸時代の歴史を学んでいるとして、教科書を読みますよね。一度読んで内容を理解する。意味を読み取る。二度、三度ほど読んだら、事件を書き出してみる。どんな事件か、事件の背景なんかも書き出す。事件に関係した人物も書き出す。事件の影響なんかもまとめておく。これが理解するということです。つまり、ノートに書き出すということが、理解したということです。
 こういう作業をやったら、また教科書を読む。そしたら、また視点を変えて、ノートに書き出す。今度は、人物ごとに何をしたか、書き出してみる。
 まあ、勉強というのは、教科書を読んでは、書き出す、こういうことになりますから、部活なんかで時間。浪費している人には、とてもできない。またこういう基礎的なことをやらないで、参考書なんかを買って読む、そういうことをやるから、ダメなんです。
 まあ、こういう地道な勉強をしてきた人には、わたしの取っておきの方法をお教えしましょう。
 とにかく試験に出そうなこと、というか重要なことだけどなかなか覚えられないことをA4の、一枚の紙に書き出すのです。注意しなければならないのは、紙は一枚だけです。二枚はダメです。一枚に書き出すのです。この一枚の紙に書き出した知識、事項は、折に触れ見直すのです。最後の最後に試験会場に持っていく、究極のメモです。あなたたちは、普段の勉強でも、この究極の一枚を最後には作る、つまり書き出す勉強をすればいいことに気がつくはずです。不完全な人間が、自分の不完全をどうすれば補えるかを工夫して、頑張る、人間の努力、勉強というのは、そういうことではないかと思うのです。
 竹の会の皆さんが、竹の会の本当の素晴らしさを知って竹の会を100%活用することを願って止みません。

 
 
    

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