2017.05.30
おはようございます。清々しい朝です。もっとも今日も夏日の予想で熱中症警報が出ているようです。わたしのほうはようやく咳も鎮静化し快適感が戻ってまいりました。6月の梅雨入り前の初夏のひとときを大切に過ごしたいと思います。梅雨が明ければ猛暑の夏がおよそ2か月ほど続きます。この2か月が受験生にとりましてどれほど大切なものかそれは実はほとんどの親も子も悟らないものです。夏勉強しなかったこと、できなかったことをいくら言い訳してみても実は結果は出ています。わたしの出た高校では、夏休みに1日10時間以上勉強した者は京大に受かると言われておりました。大学受験では夏の重みは周知のことでした。趣味を優先させるのは命取りになるということがリアルな感覚としてわかっていない親子が多いのです。
◎竹の会 入会試験について
竹の会に興味をもっていただき是非入会試験を受けたいと申し込まれてくる方がわざわざ遠くから見えられて試験を受けたものの落ちるということがこのところ続いておりまして、なんとも言葉もありません。入会試験を希望する方は、まず8割基準を満たすかどうか、譲歩しましても7割、そういう方のみ入会試験を申し出られたほうがよろしいかと思います。
通知表の8割基準を満たす子なら入会試験はほとんど合格しております。これまでの唯一の例外は1名だけで「よくできる」がほとんどないのにA合格した小4がいるだけです。中には「悪い」と言って持ってこられない方もいますが、やはり結果はよくない。内申が悪いのは担任と合わないせいだという方もいますが、学校の通知表の評価は、確かに、贔屓(ひいき)などあるのかとは思いますが、それにしてもかなり客観的に子どもの状況を捉えているといつも感心しております。学校の先生は概ね子どもをよく診ていると思います。竹の会の入会試験がそのことを如実に物語っているように思います。
「よくできる」が40%に達しない子だとどうしても合格は難しいと思います。60%で「試す」というのは「あり」と思います。
なお、「仮合格」は、小3ないし小4早期を対象した特例です。「仮合格」は合格点には達していません。かつての「準合格」(6問中3問正解)よりもできていないということです。「仮合格」は未知の領域ですから、その後の指導継続を確約するものではありません。
◎課題レジュメに関するご注意
課題レジュメの栞
竹の会では、指導開始に際して、家庭学習の核としての課題レジュメを課しております。
課題レジュメは、指導日に配布します。提出期限は次の指導日が原則ですが、指導日が連続する場合はさらに次の指導日までとします。提出は遅くとも提出から1週間以内の指導日に提出しなければならないこととします。
課題レジュメとは別に通常指導日に使うレジュメを指導レジュメと呼びます。指導レジュメは課題レジュメとちがい指導日に「考える」訓練に供する目的で配布されるものです。なお、指導レジュメには、割合を扱ったレジュメなどがありますが、これについて、家庭で「教える」などの行為は一切しないでください。
課題提出に関する注意点
答案は原則として原稿用紙(A4版400字詰)に書いて提出してください。「教養のための理科」や「四字熟語」については、レジュメに答案スペースがありますが、できるだけ原稿用紙を使ってください。
また提出する際は、問題、答案、解説もいっしょに提出してください。これは、過去の評価を勘案するとともに、レジュメ検索の便宜のためです。
◎入会後の基本課題
○「教養のための理科」・・・要点をまとめる。 通常1回につき、3通配布
○ 四字熟語・・・由来を学びまとめる訓練
○ 読解の素の素・・・語彙
○ 国語研究ノート・・・初歩の初歩
◎入会3か月
○ 作文の基本 10回。作文の作法を学ぶ。
○ 教養・・・広く知識を学ぶ
○入会6か月
○ 読解の素・・・読解訓練用
○ 資料の観察
◎入会1年
○理科をクリアーにする・・・理科分野の知識を深める
○社会をクリアーにする・・・社会分野の知識を深める
○定義化という思考作用・・・読解・作文のための訓練
注意 「作文の基本」は、10回終了、次から「新作文問題」(30回)、次は、「新作文」シリーズへと発展します。
注意 「資料の観察」は5回で終わり、以後「新資料読み取り問題」などのシリーズにつながれます。
◎指導レジュメについて
基本5点セット
① 算数の魁
② 思考の鍵
③ 小学思考の素 割合問題編
④ 新小学思考の素
⑤ 小学思考の素 その他問題編
以上は7回解き直しの対象です。
○新面積入門
開始時期「小学思考の素 割合問題編」に入った人
○視覚の素
面積の練習
◎小5 2月より適性検査対策レジュメ開始
「単位あたり量を鍛える」
「適性計算問題」
「推論を鍛える」
「初見問題の研究」
「撰」シリーズ
「推論を鍛える 標準編」
「スタイル」シリーズ
竹の会 2017/05/30 更新