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都立小石川・桜修館への道/小4こそ竹の会/現代バカ親事情

2016.04.22

 遅くなりました。明日九段の合同説明会でチラシを配ることになってまして、午前中はその準備でやや時間をとられました。本日は、渋谷Bの指導日です。渋谷Bについては、このままいけば早晩Aが定員に満ちて、夏期指導について、どう配慮するか、ということを思案しております。別に夏期指導コースを設けるのは体力的に不安があり、また無理して日程を組みたくないという思いもあるからです。Bはもともと講習を前提としていないため、8月については、通常指導を実施するということで折り合いをつけさせていただければと思います。なお、冬期については、Aのみの実施になります。

 昨今の大手塾の繁盛ぶりは目を見張るものがあります。竹の会というのは、宣伝手段も、もちろん資本も、持ち合わせておりませんので、とにかく竹の会を尋ねてくる人というのは、たまたまネットで知ったとか、だれかの紹介ということしかないわけです。去年のように九段の合同説明会でチラシを配ってみても、竹の会に目を向ける親などというのは皆無でした。まあ、あの説明会に行くのは、小6とか、小5で、たいていはどこやらの塾に行っているわけで、見向きをしないのもしかたないと言えばしかたない、とは思っています。ただ今年も懲りずにとにかく少ない宣伝の機会ということでチラシを配付することになりましたが、ほとんど期待はしていません。わたしも大手の集客力はすごいなと舌を巻いていますが、なにしろ消しゴムやなんだと物品攻勢も半端ではありません。毎週のように新聞にチラシが入りますし、ウェブ広告も、あれは何千万円の単位で仕掛けているはずです。ヤフーやグーグルに払っている広告費は月額何百万円ではないでしょうか。まあそういう広告費も結局子どもを入塾させた親たちが払っていることになるのですが、扱う商品が教育的なもの、つまり受験ですが、かなり危うくなってきますね。子どもを商品として考える、取り扱うようになってきているわけです。まあ、わたしから言わせれば粗製濫造、バカ製造システムですね。

 物量攻勢に騙されてバカ親たちが、なにも考えずに、単純に「大手は一流」と思い込んでいるかもしれませんけど、とにかく小4とか、小5あたりに子どもを入れるわけです。この辺のきっかけというのが、無料体験というのがほとんどで、ただ単に「ただ」というので誘導されただけですよね。しかし、この「最初はただ」というのがクセモノで気がつけば毎月特別費用が加算される仕組みになっているわけです。つまり、しっかり払わされている。まあ、かなりのカネをとられることにはなる。それでもそれに見合うものが得られれば文句はないのかもしれませんけど、実際のところ、相当の人数が「落ちて」いるはずです。

 わたしは大手に1年、2年いたという子を見てとにかく「またか」と思うほどダメですね。まず「計算はできる」と言いながら、やらせてみると全くできない。まともに正解を出せない。それで「割合はわかっている」とか、中には「得意だ」などと頼もしいのもいましたけど、これはもうまったくわかっていないですね。小6で竹の会で訓練を受けた小5よりもできない、それもかなりできない、時には小4よりもできない、ということある、いつもそうでしたね。 それでわたしは思ったのです。大手に1年も2年も行かせて、時間とカネをかけて自分の子をただのバカに仕上げているだけではないかと。

 前に大手に子どもを小4から通わせているという母親が元代々木教室に見学にきたことがありましたが、「授業についていっている。わからないところはない」「土曜テストも成績がいい」と穏やかに話していましたけど、それならなぜ竹の会に見学にきたのか、と訝りながら、思ったのは、小4、小5あたりで大手でやっていることは「バカでもわかる」算数、国語をやっているだけですよね。子どもたちが「わからない」と困るようなことはやらないわけです。だから親も安心している。そんな傷口を舐めるようなことをやって1年を過ごすわけですよね。親がそれで満足しているというのがミソです。

 まあ、勝手にやってろ、という感じですけど、いずれ「おかしい」と思う親も出てくるでしょ。三菱自動車が、燃費を実際よりもよく見せたというインチキをやらかしましたけど、ユーザーは、いいはずの燃費が思ったようになってないと、「あれっ」と思うでしょ。「おかしい」と、わかる人にはわかるわけです。が、たいていは大手のインチキに騙されて結局落ちても自らが大手を選択したということについての誤りは自覚していないわけです。こういう親はだからこれからずっと騙され続けるでしょうけどね。

 それから受験しないから塾には行かせていない、そういう子の親のレベルです。そのままの流れで中学でも塾には行かない、そういう子というのがかなりの数はいると思います。たいていはできない子でしょうけど、なかには、まあまあの成績という子もいるでしょう。そして成績がよければ都立高校でも青山とか新宿、駒場あたりに入りたい、行かせたいと思うのでしょうけれど、今は、進学指導重点校クラスには、そういう子が、つまり塾なしできた子が入るのは、困難な時代です。もちろんそれでもすごい天才というのがいますからそれは考えませんけど。

 さて、現代バカ親事情はこのくらいにして、わたしは、とにかく訴えたいと思うわけです。竹の会にくるのは、小4がベストだということを。

 来てみればわかります。もし入会試験にA合格した子なら、1か月でもう難しい分数、小数混合の四則混合演算をこなすようになっているでしょ。もう1か月も経てば、私立中堅、例えば、芝中とか、成城学園などの割合問題を解くようになっている。どこやらの塾でやるように「わからない」から講師や、個人塾の塾長が説明して「わかった」というまやかしではない。自分で考えて解けるようになっている。ここが、竹の会のすごいところです。断っておきますが、わたしは決してウソをついているわけではない。こんなウソをこのブログで書けば、竹の会に子どもさんを通わせている親御さんにすぐばれるでしょ。だからこのブログでは決してウソを書いたことはない。すべて事実です。竹の会で小4の2月からわたしの訓練を受けた子たちが、小6の8月の早稲田進学会の模試でトップクラスに名前をのせる、軒並みのせますよ、そういうことが、竹の会の指導が、本物の指導だということを証明していると思いますけどね。

 とにかくわたしはウソを言っていない。入会のタイミング、それが小4ということです。遅くとも小4の2月です。それから遅れると、遅れた分だけ、仕上がりが遅れる。小5の2月だと悔いを遺す。大手で過ごした1年と竹の会の1年とでは、あまりにも違いすぎる。竹の会の子たちがじっくりと考えるスタイルを作り上げて、ひたすら考えるのに対して、大手からきた子というのは、「わからない」、それでもう為す術もなくそわそわして落ちつかない。計算力もない、割合も理解していない、だから中身がないのです。思考の核がないのです。

 小4の親御さまが、今、この時期に正しい選択をされることを願って止ません。

 

 

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