画像
中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

都立日比谷が真の目標/小石川、桜修館の壺/竹の会を知るときその真価を知るも、時既に遅し/公立中のバカ教師はなんとかならないのか

2016.08.20

 お早うございます。今度は台風11号が関東を直撃しそうな予想が出ています。場合によっては、月曜日の指導ができないかもしれません。そのときは、HP「お知らせ」にてお知らせします。

 一気に8月も下旬へ突入です。夏期指導も終わりが近い。昨日は、39.2度の熱で早退した子もでました。熱中症が気になります。昨日は竹の会のお母さまからメールがありまして、2日間過酷な部活の練習でやはり39.2度の熱を出し、病院に行くことにしている、という連絡がありました。

 ふと思ったのは、変わらない中学の部活担当の教師の脳天気ぶりです。半ば生徒を脅して、合間を縫っての家族旅行も犠牲を強いり、なかまの迷惑の論理、部活至上主義という根拠のない御旗を振り翳す、そういうバカ教師が増殖しているというのが、なんともがまんのならないことです。26年に都立駒場高校に合格した女子ですが、彼女のときは、部活よりも、学校のさまざまな行事の手伝いに参加を強制されて、受験直前までまともに勉強させてもらえなかったことを思い出しました。彼女はもともと日比谷クラスを志望していたのですが、とても適わないことでした。駒場も危なかった。しかも、彼女の学校では、都立駒場だけが唯一まともな都立の合格で、他のできる子たちはみな落ちた、もしくは志望校を下げてしまった。今もひどいことと記憶にあるのは、数学の教師でした。新中学問題集の公立ヴァージョンがあるのですが、それを1冊、ノートに問題を丸写しして、解いてくる、という宿題を課したのです。できる子から見ればただの時間の無駄でしょ。いったいこんなバカ教師がいるのかと思うと情けなくなります。中学の教師は基本バカです。

 竹の会という塾の真実を知らない、そういう親ばかりですが、これはしかたない。他塾で勉強する、あるいは通信を受けている、そういう子たちに触れる機会がありましたが、いずれも荒削りながらなかには竹の会で鍛えればものになる、開花するのではないか、という子もいました。世の中の親というのは、竹の会を俄には認めない、いやむしろ否定的な受け止め方をする、そういうことはわたしもよくわかっています。なんどもそういう母親や父親たちが竹の会を「下に見た」ような発言、態度をするのを見てきましたから。そういう親たちがたぶん選んだのは大手なのだろうと思いますが、その後どうなったのかはもちろんわかりません。

 ただ他塾、特に大手に行っていたという子たちの酷さにはもう「またか」というばかりに正直うんざりしております。とにかく基本の基ができていない。基本をまったく疎かにして先へ先へと進んでいる。計算もまともにできない、考えるという訓練などなにもしてこなかった、お仕着せのテキストに、授業、これだけでやってきた。できるかどうか、ではなく、ただテキストの目次、項目を時間と授業で終わらせたかどうか、それだけである。これがバカ醸成システムである。なんでこのような貴重な時期、期間に、このようなバカらしいことで時間を潰すのか、わたしにはさっぱりわかりません。

 このような大手に行って、成功するのは、そのようなバカシステムにも乱されない、天才のみです。並の秀才ではこの鞏固なバカシステムには勝てないでしょ。

 ただ今年の竹の会の小6については、わたしは正直失望しております。基本ができていない子たちは小4、小5で時期を逸しています。今年は小4期に逸材が集まらず、どうにも危機感のない子たちになってしまいました。試験の厳しさというものが先輩たちを見てきたはずなのに一向に伝わらなかったようです。せめて切磋琢磨できるなかまたちが集まっていればと思いますが、竹の会には来てくれなかった、みんな大手に吸い寄せられるように行ってしまった。しかたないですね。

 竹の会を体験した子たちというのは、まず「竹の会はレベルが高い」と一様に感じるようですが、それはちがう、竹の会のレベルが高いのではなく、巷の、大手のレベルが生ぬるいのだ。竹の会の中学生が、たったひとりしかいない中3が、都立戸山に成績上位で合格したという事実、しかも2年連続です、そういう事実が、世間の高校受験を売りにしている、大手塾や巷塾の眉唾物ぶりを示しているのではないか。

 世間の塾というのは、旧来の手法、すなわちテキストと授業によるカリキュラム消化主義に拠っている限りは、基本のできていない、思考力のないバカばかりを生み出すという構造的害からは抜けられないであろう。子どもというのは、教えてわかる、というやり方では陸なものにはならない。常に鍛える、できるまで、ほんとうに基本というものが完璧になったと確認できるまで鍛える、訓練するしか方法はないのである。小6になって四捨五入や概数の処理も満足にできない、単位の変換もあやふや、そんなバカに仕上げたのは、みな大手とそれを熱狂的に支持するバカ親軍団でしょ。構造的バカ醸成システムの一翼を担うバカ親軍団というのがいるわけです。

 竹の会にきて竹の会で訓練を受けて、初めてそれまでのバカな、時間の無駄を悟るというのでは、あまりにも愚かでしょ。塾に行かないという選択、なかにはそれで自宅で通信を受けるというのもいますが、こういう自宅、塾なし小学生というのは、自分の将来を確実に底辺を這う将来にしている、なにもしないということはやはり愚かな選択です。経済的な理由というのもあるのでしょうけれど、そうです、学問をするというのは昔からカネのかかることなのです。しかしです、中学、高校と進み、結局二流大学では、どうにもなりますまい。一流大学へ進むにはそれなりのカネをかけなければならない。かつては司法試験や公認会計士試験というのは、資格試験の最難関ですが、司法試験はいまでは年に1500人もの量産ですから難関と言っていいのかどうか、法科大学院という救済システムもレベルの低下に資していますが、とにかくもこういう試験に受かるにはカネがかかるのです。大学と法科大学院、それからLECのような予備校の費用を考えると、もう半端な費用ではない。つまり、カネがなければ試験には合格できないのです。

 とにかくも未来を、いい未来を実現するには、小学の時期、特に、小4,小5という訓練がもっとも必要な時期を無為に過ごしてはならないということです。そしてそれは決して大手塾を選択することではないということです。竹の会を知った人、一度でも知った人は、それまで竹の会に半信半疑、いやむしろ懐疑的であった態度を一変させて、竹の会の素晴らしさを悟る人も多い。それだけそれまで信じていた塾なりがぬるま湯のようなところだということを、信じたくないのだけれど、次第に実感へとなっていく、そういうことなのだろうと思います。しかしです。しかし、時既に遅し、そういう人がほとんどです。竹の会と出会うタイミングが悪すぎるのです。小6になって「今行っている大手のやりかたに疑問が出てきた」などというのは、わたしが最初から無駄だと言っていたこと、そのままでしょ。今の小6は竹の会が小4の時期に入会を募ったけれど竹の会を無視してきた世代です。最近は竹の会に共感する親御さんもしだいに現れてきましたが、小塾である竹の会では受け入れることのできる人数には限りがあり、この広い東京23区で僅か5人しかとれないため、あっという間に、募集終わりです。東京23区にはさまざまな塾が溢れています。竹の会と同じコンセプトの塾がもしかしたらあるかもしれません。そういえば前にネットで「竹の会と同じような塾」という検索をかけている人たちがいました。おそらく竹の会を退塾した親なのでしょう。竹の会と同じような塾を探したのですね。

 竹の会は今小4,小3を募集しております。ただし、入会できるのは、来年の2月です。1月までに入会手続きを済ませなければなりませんから、それまでに入会試験に合格しなければならない。今、入会試験に合格すれば、3日以内に手続きをしなければならない。1月までは「渋谷B」に通うことになる。2月には当然優先的に「渋谷A」に入れる。入会手続きをした人が優先ですから、2月に入会可能とされても、いっぱいであれば入れない。正直来年の2月では募集はしない可能性が高い。それにBにいれば、Aに空きが出ればすぐに入れるという利点もある。入会試験に落ちても力がつけばAにという子にもBで受け入れる。ただし、入会試験に落ちてBというのは、いつでも指導に障害が出れば退塾も可ということに承知していなければならない。

 

ページトップへ