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都立日比谷・西をねらうということの意味/小石川基準、桜修館基準、富士基準/青山・新宿基準/遅れ気味の小6たちのこと

2017.05.15

 おはようございます。5月は一気に中旬に突入、早稲田進学会の模試開始(7月9日)までそれほど余裕もないのですが、今年の小6は平成28年受検の小6よりよくありません。指導レジュメについてこれない、遅れ気味の子たちが続出しています。課題の提出も全員が完璧というわけではない、極端に少ない小6、作文に至っては全く出してこない小6もいます。やはり入会時期が遅い子ほど息切れするようです。遅い子でも努力している子はそれなりの成果が出つつありますが、正直勉強時間の絶対量の不足は否めないようです。

 今年の小6には、小4の2月指導開始という子はいません。3月開始が1名のみ。他は全員小5になってからの指導です。懸念したとおり小6のこの時期にその影響が出つつあります。たとえば、「小学思考の素~その他の問題編」の7回解き直しをした小6がいったい何人いるのか、ということです。この5月の連休の空白がまたレジュメの対応能力をさらに低下させているように実感しております。指導レジュメの正解率が低く、もっと問題なのは時間がかかりすぎることです。本来1枚のレジュメにかけられる時間は10分がせいぜいです。それを1時間以上かけても提出できない子が続出しております。

 早稲田進学会の模試については、必ず7月9日の第1回から参加してください。25年小石川合格の女子はようやく名前を載せたのが11月でしたから、最初は悪くてもとにかく現在の自分の位置というものを知ることです。逃げてはだめです。回避する子が受かった例しがありません。

 小4の募集はぎりぎり7月までとなるかと思います。小5入会では正直遅すぎます。そのことは小4に入会した現小5がいちばん実感していることではないかと思います。「小4の早くに入会していてよかった」と胸をなで下ろしている親子はいるはずです。竹の会でこれまで小4の2月指導開始をめざして2月入会を薦めてきましたが、実はこれまでの成功者の半分は小4の早期入会者に限られていました。22年両国に合格した男子は小3の2月でした。23年に小石川に合格した男子は小4の8月です。ただ白鷗、桜修館、富士、九段については、その限りではない。25年白鷗合格の女子は小6の9月、25年小石川合格の女子小5の3月、23年桜修館合格の男子も小5の3月、19年九段合格の男子は小6の4月、20年桜修館合格の男子は小6の9月、22年桜修館合格の男子は小6の6月と、遅かったのですが、公立中高一貫校スタート時は能力が高ければそれで間に合ったところがあります。さすがに27年桜修館合格の女子は小4の2月でした。この女子を基準に考えると、課題をこなす能力、レジュメ正解率、解答までにかかる時間などを勘案して、現小6の勉強量の不足が目につくということです。能力的にもこの女子に勝ることはないのに、勉強量も遠く及ばない、というのが、わたしの正直な見立てです。

 この5月、6月、7月、そしてもっとも大切な8月という時期をどう勉強最優先で過ごすか、これにつきると思います。ほんとうに合格したいのならもう何かの理由で勉強を先送りして他のことを取りあえず優先させるということは止めたほうがいい。これだけはっきりと勉強の遅れが出始めているのに勉強を後回しにするということなどありえないのですが、・・。

 竹の会が小4の2月入会を薦めてきたのは、本心ではありません。ほんとうなら小4の4月、いや小3の2月に来てほしかったのです。しかし、いくら募集してもだれも来てくれなかったのです。小4の2月でも「早い」と思っている親御さんばかりでした。しかし、実際に小4の2月にきた親子が何か月かして、もっと早く来ていた方がよかった、と必ず言いました。ましてや小5入会の親子はなおさらのことでした。来てみて初めて「わかる」という親子が多いのですけれど、わたしは小4早期に竹の会に入会を決断された親御さんの見識には頭が下がる思いです。

 小4の早期に竹の会を選ばれた、親御さんの判断は決して間違ってはいなかった、と確信しております。事実、小4入会の子たちが小5になって、次第に花開きつつあることを親御さんも当の本人たちも自覚しているのではないでしょうか。小5に来た子たちが小5の1月までに終わらせなければならないことを小4の子たちは早くて小4のうちに、遅くても小5の早期には終わらせている、ということが如実になってきているのですから、これほどの実証例はありますまい。

 どうか竹の会への入会を希望する親御さんは小4の早期を目安にしていただきたいと願うばかりです。よく小5の晩秋も迫った時期に、竹の会へ入会の打診をしてこられる親御さんというのがけっこういますけれど、それまで竹の会を知らなかったということをまた言われますけれど、それは不運としても、やはり遅すぎると思います。竹の会はこれといって宣伝をしておりませんので、またそういうことに資本を投じる余裕も野心もありませんので、ネットでたまたまという出会いしかないのかと思いますが、また多くの親御さんの頭の中には大手しかなかったから竹の会のような無名の個人塾には目もくれなかったということもあるのではないでしょうか。その証拠に小4や小5の時期にはかならずどこかの大手な通っていて、子どもの成績がどうも伸び悩んでいるという状況にいたって竹の会のような無名の塾にようやく目が行って問い合わせてくるという方がほとんどだからです。

 ○仮合格について

 まず仮合格を認めているのは渋谷Bのみです。渋谷Aには仮合格による入会はありません。仮合格は、3か月ないし6か月の指導で指導困難と判断したときは、竹の会から退塾告知することができることを前提に指導を認めるものです。指導が成功して順調に伸びていく、いや「前に進められる」ことが、わかればもちろん問題はありません。

 ○小4の募集は7月で終わります。

 ○夏期要項は5月下旬配布、要項配布の日から6月末日が申込期間となります。外部募集については、現在お申し出の方に限り認めることとします。それで定数に達するためです。

 

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