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都立日比谷・西・戸山合格の戦略的構成/小石川・両国・桜修館合格の戦略的構成/先送りという逃避を日常にとりこむ人のこと

2017.10.14

 10月も早半ばに差しかからんとしております。今日は初めて寒さを肌に感じました。きっと子どもたちには発熱という子も出るかもしれません。竹の会ではなかなかわたしの求める小4が集まらず、それよりも小学生が集まらずに、とうとう29年の受検は竹の会で小4から育てて合格へ導くという型がとれず仕舞いでした。28年合格者ちが入会したのが、小4の2月基準でありましたから、小4から竹の会へ来てくれるという子がいなければどうしようもない、ことはわかっておりました。竹の会はまったく知名度もなく小塾ということもあり小4から竹の会へ入会させようという親御さんはほんとうに少なかったのです。小4の早期に来ればかなりの蓋然性で合格させることができる、これはわたしには確信に近い信念でした。しかし、世の親御さんが竹の会を認知することはまずなかったということです。今年の小6はほぼ全員が小5になって以降の入会です。早くて小4の3月という子もいましたが、とにかく遅い。またそれまで大手にいたという子も多い。それでも竹の会を選んできてくれるだけ感謝しなければならないことです。世の大半の親たちが大手を顧みず竹の会を選ぶということはまずありえないことだからです。

 竹の会の真価がもっとも発揮されるのは小4早期から育ててきた子たちを受検で導くときです。しかし、小5からきたとしてもなんとか合格させなければならない、そうしなければますます竹の会などにきてくれる人などいなくなるでしょう。竹の会の指導プログラムというか、指導プロセスというものがここ1、2年ほぼ完璧に確立しつつあることは現にお子さんを竹の会に通わせている親御さんにはよくおわかりになろうかと思います。子どもたちにしても、「算数の魁」の次は「思考の鍵」だ、などと言い合っていますから、よくその手順がわかっているようです。

 今わたしのもっとも気になっているのは、国語読解指導についてです。実は9月に入りまして、小5,小6のみなさんに「読解百選」を使っていますが、よくありません。課題の中に「読解の素」というのがありますが、これを終わった人には「新読解演習」という私立難関の論説文を扱ったシリーズを課してみたのですが、ほとんどできていない。これは予想していたこととはいえ衝撃でした。実はこのシリーズは平成25年に小石川と白鷗に合格した女子に使っています。驚くなかれそのときに彼女たちはほぼ満点を取り続けたのです。わたしはわたしの用意した正解そのままに解答した子たちを見て「世の中にはこんな子たちもいるのだ」ととにかく驚いたことを覚えております。その辺の小学生ならかなり算数のできる、知能の高い子でも、2割もとれないというのがこれまでの常識でした。

 今わたしは読解力をいかにしてつけるかという難問に取り組んでおります。悩んでばかりいては塾ではない、それで大学入試で定番の現代文評論という書物を読みながらなんとか国語という科目を現在の竹の会の算数指導の方法論を借用した形でできないかと思案してきました。とにかく国語指導の竹の会流をここにきて現実化する試みに取り組んでおります。またひとつ課題が増えまして頭の痛いことではあります。

 課題といえば、最近小6で課題を毎回きちんと出してくる人が限られているということが気になっておりました。たまに思いだしたように、しかも「四字熟語」とか、「読解の素の素」、「教養のための理科」という、やりやすいものだけ、申し訳程度に出してきて、本来毎回出すべき課題はほとんど出さないという人たちがいるわけです。課題をほとんど出してこないのは、出せないということであり、それは家庭学習をやらないということであり、これもその子のもつ能力の限界なのかと思います。そこでこうしたほとんど課題を出してこない小6については、今後課題を出さなくていいこととします。その分、指導レジュメの積み残しの解消に専念してください。極端に出してこなかった結果、ほとんど進んでいない、一部の小6については課題を打ちきりとします。

 ◎竹の会、入会試験問題の改訂

  現在使用している小4~小6対象の入会試験問題を改訂しました。主として小4を念頭に作り変えました。ちなみに竹の会の入会試験では小4の4月にS合格(6問中6問正解)した子も出ています。小4の夏から秋の受検でもSやA合格(6問中5問正解)が続出しております。ですから小4に使えないということではありませんでした。しかし、今年の入会試験受検者については、小5でも不合格者が続出しまして、せっかく遠くから入会を希望して見えて下さったのにお断りするというケースが続いておりました。また現在小4で入会許可した者の多くはいわゆる「仮合格」ということで正式の合格者ではない子たちがいます。仮合格というのは、とにかく入会させてみてその後の進捗を診てみましょう、ということです。3~6か月を目安にダメなら退塾も覚悟してください、ということです。それでもよければ申し込んでください、ということです。これは是非とも竹の会の指導を受けてみたいという親御さんの熱意に応える、竹の会のギリギリの譲歩でございます。

  竹の会がもっともきて欲しいのは小4早期の小学生です。10年前とは違い、今の竹の会の小3、小4指導技術は、体系化されて、その指導の手順も定型化してきました。竹の会の指導システムに従えば順調に力をつけていく子たちが増えてきたわけです。小4期入会の現小5の子たちの伸びは尋常ではありません。わたしの渋谷教室移転した時からの夢であった公立中高一貫校合格者10人も遠い日ではないと今は確信できるまでにきております。竹の会に小4からきてくださった皆様に心から感謝申し上げます。竹の会は必ずみなさまのご期待に応えることを確信する日々です。

 もうひとつの夢、それは都立日比谷、都立西、都立戸山などに3名以上同時合格です。今はその実現の過程にあることを実感しております。高校入試は竹の会のお家芸です。わたしには確かな合格の根拠があります。それを可能にしてくれる現中2のみなさんはわたしの宝です。

 ◎10月下旬竹の会冬期指導要項配布

  竹の会の今冬の冬期指導実施要項を10月下旬に配布します。

  申込は11月中のみです。申込は小4からに限ります。小3は除く趣旨です。

 ◎漢検実施 10月28日(土)

  14時~15時 3級 5級 7級 8級

  15時15分~16時15分  準2級 4級 6級

 ◎小3、小4のみなさん、竹の会の入会試験をぜひ受けてみてください!

  小3は、2018年2月指導開始に参加がベスト、小4はこの秋が最後のチャンス

 ◎都立日比谷、西、戸山受験限定募集!

  23区の秀才を待つ

 

 

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