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現代受験論🔷何かやりながら受かりたいなどと思うな‼️

2025.05.23

🔷何かやりながら受かりたいなどと思うな‼️
 何かとは、吹奏楽、サッカーなどなんでもいい。とにかくそういうものに熱心に取り組みながら、受験も合格を期すなどという虫のいいことを考えるな❗️ということである。
 そんなことが成功したなんて話しは少なくともわたしの周りにはない。
 合格して入学してからもトップ層にいなければ合格の意味もない。合格したら終わりではないのである。
 基本学力及び思考力をつけるには、少なく見積もっても3年はかかる。小2から指導して1年間は計算で明け暮れる。小3は思考の遊びの期間。これが大切なのである。本格的に訓練できるのは、小4からである。

 これが、小4に入会したらどうなるか。計算に半年、思考の遊びの期間も取れない。ここで「よくわからない」となれば、さらに半年はかかる。小5から訓練して間に合うか、という話しになる。少なくともこの短期間で算数を極めるのは至難である。よほどの能力と努力を要する。多くの親が、最初から失敗しているのだ。
 大切なのは、思考の枠組み、スタンスを作ることであるのに、大手に行って消化もできない問題ばかりを解かされて、大切な小学期を無駄にする。
 小学は、受験目的でも、中学でやっていける基礎を作り上げることが先決である。受験だから基礎もそこそこに、受験レベルの、自分の能力を遥かに超えた問題を解くことに時間を費やすなんて、ありえない。大切なものを「捨てている」ことに気づかないお粗末さである。
 竹の会のやり方は、本番で通用する、思考を作り上げることである。どんな問題が出されようとも動じない、タフな精神、慌てず、冷静に、対応できる力である。常に、本番を意識して、未知の問題に立ち向かう精神である。
 わたしは、それには、できれば小2からスタートするのが、ベストだと考えている。小3からでは、やはり微妙に遅いようである。これは、初期段階では、思考の遊びの期間をじっくり取ってあげたいからである。思考というのは、もちろん言葉を、使う。その思考言語に慣れる期間が、小3という期間なのである。小4からだといきなり訓練にはいる、遊びがないから、なかなか進まない。ここで、遊びの期間のように過ごすと、もう間に合わない。

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