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中学受験 高校受験 受験相談 渋谷で創立30年

小学期の失敗はそのまま底辺高校への流れを確定している事実に気づかない、中学受験に熱を上げる母親たちの愚

2024.04.13

西欧・南米の子どもと日本の子ども
 ひたすら2人でシュートの練習をするのが日本の子ども、常にゴールに向かってシュートを打ち込む練習をするのが西欧の子ども、という話しをしていたのは、サッカー協会の新会長宮本さんでした。
 何か、入試に通じるところがあるような。入試では、自己満足型の人は、落ちることになっています。実力はないのに、内申だけいい人というのは、とにかく自尊心だけは高いので、体面のためにだけ日比谷受けたりします。
 過去問解いて、解けないのに、解答見たら「なんだ、そうか」と、解けたことにする。それで合格すると思うのかしら。
 常に、本番と同じ条件で、つまり、規定制限時間内で、解いてみて、何点取れるか、それが検査です。

 後で「なんだ」とわかっても、できてなければ、できたことにはならない。
 できない自分の実力を認めて、そこからでしょ。
 足りないから、悩むのでしょ。悩まない受験なんてない。漢字が取れない! 国語選択肢問題の正解率が低い! 記述式問題がダメ! いろんな問題に突き当たります。その度に対応に悩みます。いろいろと処方に悩む。その上で、とにかくその時考えられるベストの処方を打つ。これが指導です。
 指導時間の少ない人には、検査もできないし、だから処方もない。かつて本番直前の1月に直前に家庭で勉強すると言った小6がいたが、指導の重要性がわかっていない。
 指導というのは、子どもの力を把握して、合格を頭に置き、何をすべきか、常に判断し、適切な手を打っていく、ことです。先のサッカーの例では、常に、シュート練習している、あれと根は同じです。
 パスの練習ではない。ただ問題集の問題を解く、わからないから解説を読む、そんなことではない。馴れ合いではない。気の緩みもない。常に、真剣勝負です。サッカー選手なら自分の生活がかかっている。受験生は、合否、つまりは、自分の人生がかかっている。
 中学についての親の誤解
 少なくとも、都立青山などの進学指導重点校(独自問題作成校)に行きたいのなら、中学は、その通過点に過ぎない。部活に燃えて青春を燃やすところではない。脳天気な親が多すぎて少なくとも竹の会ではそういう親には関わりたくない。そもそも小学期に計算・割合などの基本をないがしろにしてそのまま中学なんて考えられない。しかも、中学に無知のまま進むなんてありえないことだ。少なくともそういう人たちの高校入試はすでに終わっている。中学に入って「できないから」塾探すとか、そういう親が未だにいるわけです。
 中学の過ごし方
 定期テストは、常に90点前後を基準線として、内申5を取らなければならない。内申は、提出物、授業態度に細心の注意を図らなければならない。
 中学には、バカ教師がいて、90点取っても3をつけるバカがいる。こういうバカ教師に遭遇したら不運とあきらめるしかない。しかもかなりの確率でいるから始末が悪い。
 さて、中学は、小6の2月、3月、春までに、どこまで終わらせられているか、が勝負となる。
 竹の会では、中1の冬までに、中3の数学、英語を終わらせられる、ように指導している。それには、小2から竹の会で訓練を受けた子なら、問題ない。計算力、割合の深い理解、算数力、思考力、集中力、勉強を生活の軸とする習慣などが、備わっていなければならない、ということである。
そういう子なら、竹の会は、開成高校、筑波大学附属駒場高校、慶應女子、早実高校、都立日比谷、都立西、都立戸山、都立青山合格まで案内させていただきます。
 竹の会の指導は、徹底したレジュメ指導です。レジュメとは、指導のためにわたしが執筆したものです。このレジュメのお陰で、数学、英語は、効率よく、短期間に、修得できる、のです。
 竹の会の指導は、常に、ゴールを狙うシュートでなければなりません。その時、その時点で最高の手当てを考える。わたしはいつもそうしてきました。

※三田紀房連載コラム「インベスターZで学ぶ経済教室」
「教育ほどリターンの高い投資はない」。個人にとってはより良い教育は豊かな人生の土台になり、社会の安定や経済発展の担い手の育成が国や地域の土台になる。制度さえ適切に設計できれば、教育は必ず報われる投資になる

 塾に行っても成績が上がらない❓
 当たり前です。まず自分の子の頭が自分の頭以上だということは普通はない。大手のレベルの高い塾へ行けば、その頭が良くなる、ということもない。
 頭の良くない子が、圧倒的に多いはずである。そういう子を大手に入れて、何を考えているのか、基本的な素養さえも欠く、思考するということを知らない子にして、いったいどうすると言うのか。
 割合がわからない子を放置して、ほかにいったい何を学ばせる、というのか、わたしにはさっぱりわからない。
 あなたたちは、無名の小塾竹の会と出会うことは決してない。なぜって、あなたたちの目には、大手しか見えていないからです。あなたたちの目に竹の会が決して目に留まることはないと思います。
 大手だけで受かると考えている、親がいるとしたら、実におめでたい人たちですね。大手が受からせているというより、大手の提供するカリキュラム、テキスト、授業、講師を軸として、大手の何倍ものカネをかけて通うことになる個別指導塾がなければ成績は維持できない、というのが実態です。
 教育という投資は、かけられるだけのカネをかける意義がある、というのは、真理だと思います。
 都立中受検の家庭が、カネをかけないで、受かろうとするのは、もはや無理なんです。まあ、子どもの能力との兼ね合いもありますけどね。普通の子には無理です。
 
 塾に行って成績が上がるのは、普通は、学校の優等生だけです。ただし、優等生のすべてが成績が上がるわけではない。
 内申がいいだけのいい子は、頭がいいわけではない。内申がいい子の半分は頭は普通です。極めて例外ですが、内申がめちゃくちゃに悪い、「もう少し」もある、そういう子の中に、隠れた天才がいることはあります。いわゆる内向性の強い子だと自分の思いを言葉にできない子がいるのです。だから内申が悪いわけです。
 学校の優等生の多くは、習い事、稽古事などに熱心です。家庭ももちろん熱心です。そういう家庭の子が、なぜか、私立ではなく、都立受検をする傾向にある。こういう家庭の共通の特徴は、直前2ヶ月から騒ぐことかな。これまで勉強最優先で来たわけでもないのに、急に、受かりたい、と騒ぐ。無理な話しだということがわかってない。小4、小5の時、ほとんど時間もかけないで、習い事、稽古事、旅行などと好き勝手にやってきて、それで受かろうなんてどうして思えるのか。新型コロナの時、夏季は、出ないという小5や小4が続出した。小6にしても、指導時間が取れずに絶望的だった。小5のときに、夏季などをスキップした子たちが、受検の年、失速したのは当然の成り行きであった。竹の会の指導時間が少ない子たちに、打つ手はなかった。この時、小4、小5と指導時間数が足りない子たちは、小6で失速する、ということを切実に痛感した。指導時間が少ない子は落ちる。以来、わたしの信念となっている。

 いやいや待てよ、このことは竹の会の合格実績を思い返せば至極当然としてきたことではなかったか。かつては、合格者は、S出身者と決まっていた。平成一桁の頃、竹の会には受験生のために竹の会の指導時間のすべてに出席できるSというシステムがあった。平成10年に早稲田実業高校などに合格した生徒はSシステムからだった。このSはパスポートコースと呼ばれていた。夏休みのパスポートコースはかなり過酷で朝9時から夜9時まで25日ないし30日という地獄のコース設定であった。費用はかなり低額に設定していた。あの当時から指導時間をかければかけるほど合格するというのはわかっていたことだ。しかし、平成10年代に始まる少子化の波、公立を中心とした学習不振時の問題、そういう荒波のまっただ中にいて、そういうシステムも消えていった。竹の会も平成17年前後から小学生にシフトを移しつつあった。いわゆる公立中高一貫校制度の始まりである。これまで経済的な事情から私立に縁のない家庭の子たちが一斉に流入してきたのだ。そういう家庭は受検といっても塾にはカネなどいっさいかけないで「行ける」と信じて疑わない人たちだった。だから塾に行くとしても最低のカネですませようという人たちであった。子どもにそれなりに才能があればそれでも最初はうまくいった。しかし、数年もすると私立難関中の受験者たちが併願校として、公立中高一貫校を選ぶようになった。そうなるとこれまでのようにほどほどの時間をかければ受かるということもなくなっていった。

 それよりもわたしが痛感したのは、小学早期から訓練の必要性であった。計算力をつけ、割合思考を1年、2年と鍛え、思考力をつけること、そこから勉強習慣を確立させる、わたしはそういうことをめざすようになった。大手に何年もいたという子たちの学力は昔からひどいものであった。それは何十年たっても少しも変わっていなかった。計算も、割合も、なにもかも放置されて2年も3年も大手に通い、最後は過去問ばかり解かされて終わる。そうなると過去問は解き方を覚えるだけになる。入試に通用するわけがないのだ。

 何年経っても親たちの愚かな行動は変わらない。竹の会は落ちたからと批判されてきた。しかし、わたしは、その子どもに今必要なことは何かを考えて、計算力のない子には延々と計算を、割合を理解しない子には1年も2年も割合を説いてきた。竹の会に小2にきた子は確かに伸びていった。そして遅くに来た者は失速した。失速したのは基本に時間をかけないままに入試レベルに取り組むからなのはわかっている。ほんとうは入試どころでではないのだが、受検が狂わせる。

 いいですか。中3の6月にはもう模試が始まるのですよ。中3になって4月、5月の2ヶ月で中学3年間の実力が模試で試される。大手なら中2までには中学3年間を終わらせるはずです。そもそも中学のカリキュラムどおりにやっていたら、受験などできるわけがないのです。その上で部活なんかに時間を費やせば、もう高校受験は捨てたも同然、底偏差値の私立に流れ落ちるだけでしょ。あなたたちが習い事やら稽古事、スポーツにうつつを抜かしながら子育てしても大手塾に通わせても、その結果、待っているのはFラン高校への無試験入学です。

 わたしは大手心棒者たちの流れ着く先をよく知っています。だってもう40年もそういう親子を見てきたのですから。だから小学低学年に真に必要なことが切実にわかるのです。

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 わたしは大学受験のとき、約3か月で1万語を覚えました。ここで覚えるという意味は、単語を見たら「意味がわかる」というものです。

 決してスペルを正確に書けるという意味合いではありません。

 わたしはすべての単語に漢字をあてはめて、単語を見たら漢字を思い出し、漢字から意味を思い出す訓練をしました。都合赤尾の豆単を50回以上回したら、どんな単語も見ただけで意味がわかるようになりました。

 その方法はこの単語集で伝授することとし、それよりも、開成や筑駒の英語に通用する単語集を編集することに重点を移し、執筆することにしました。これは竹の会でなんとか出さなければと思いました。

 

 

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