2025.11.01
🟥圧倒的場数をこなすしかない❗️平均的な量をやってる人は脱落していくしかない❗️
圧倒的な量をこなすから、自然と要点が分かる、ようになる。つまり、能力は上がる。努力とは、ひたすら量をこなすことと言える。
量は裏切らない❗️
どうにか乗り越えられる量ではダメだ❗️
高校のとき、学校の授業は、数学は、教科書はさらりと流すだけで、ほとんどプリント授業だった。宿題として毎回大量のプリントが出された。授業が始まる前に、予め出席番号順に一題ずつ当てられた者が、黒板に解答を書かなければならなかった。前と後ろの大黒板はぎっしりと埋められた。授業が始まると、教師が順番にさらりと説明して、終わり。板書を写す時間はない。すぐ消されてまた次に当てられていた者が解答を書いていくからだ。こうして進学校の授業は、無策な者を振り落としていく。わたしは、当時学校から配布された、薄い数研出版の問題集だけは、真面目に解いていった。薄っぺらいのに問題の量は多かった。今はどこの高校もチャート式数学を配るところばかりだが、当時としては値段が高く、買える者は限られていた。教科書ガイドは便利だったがこれも高くて買える者は限られていた。ほとんどが参考書なしにやっていたと思う。プリントのネタ元がチャート式らしいとネタバレするとチャート式を買う者は多くなった。しかし、チャート式はわたしには難しくて、結局数研の問題集をよくやった。
チャート式は、問題量も多く、解答も数研のように略解ではなく、詳しかったので、魅力的な参考書に見えた。
量と言えば、旺文社の数学解法事典は、学校のプリントをほとんど網羅しており、これさえマスターすればどんな問題も対応できるだろうという錯覚を起こすに十分だった。しかし、Iページから読み出して、すぐに不毛な挑戦だということがわかった。天文学的な時間が必要だ。というか、この時、初めて数学は、定義、理論を理解して、それを問題を解くことで、使いこなせばいいのだ、ということがわかった。
数学の力をつけるには、基本的なことの場数を踏んで、本番では、200題ほど、詳細解答とセットで1ページに収まる体裁の参考書をやるのがベストと思う。昨今の数学の参考書はバカ厚く、やる気を削ぐものが多い。こういうものは何冊もやれない。平成10年代は、細野の数学シリーズがよく使われた。項目別に出ていたので、十数冊もあったが、口語調で読みやすい、わかりやすいと人気があった。平成一桁の頃は、和田秀樹の「数学は暗記だ」がベストセラーになり、青チャートや、「寺田の鉄則」シリーズがバカ売れした。
わたしが数学開眼した研数書院の技法シリーズは、今は絶版となってしまったが、特に「技法 数学IIB」は伝説的名著と思うので、残念なことだ。そのほかZ会からは昔は歴史的な名著がよく出た。
勉強は毎日やるから悟りがある。昨日と比べられる。毎日やるから進歩を実感できる。わからなければ、量をこなせ。中途半端な量をやってわからないなんて言う奴ほど勉強してない。わからないなら圧倒的な量をこなすしかない。量をこなして初めて勉強のコツがわかるのだ。勉強をろくにしない奴に限って、コツとか方法とかを求めたがる。そういうものは、圧倒的量をやった者だけが手にできる特典なのだ。他人に方法ばかり聞く人間ほどやることをやってないものだ。






