2025.11.03
🟥思考の道筋
溢れる大手塾その他塾の広告は、選ぶ側に大手しか選ばない効果があります。選ぶ側には選択の基準がないからです。大手塾は、お勧め塾などのサイトなども買い占め大手塾が選ばれるように仕向けています。選挙も現代は、SNSの時代です。もともと選挙で人物を基準に選ぶなんてできない相談でした。学歴で判断しても嘘つきばかりです。選挙広報で能力なんかわかるわけもない。日本のFラン大学出ても、アメリカの有名大学を最終として、上底学歴で飾ります。都知事の学歴疑惑もカネさえあれば、学歴なんて後からいくらでも書き換えることができるようです。トランプ大統領だって疑惑のある学歴と言われています。SNSだっていくらでも嘘を振り撒けます。現代ほど人々は選択に迷う、いや選択そのものができない時代はない。
ある人は、人で選ぶ、人の信用で選ぶ、と言った。なるほどだから商品の広告は、有名人を出して本人がとてもいいと勧める体裁になっているのか。しかし、その有名人が実際に使っているのか、これからもずっと使い続けているのか、甚だ疑わしい。Amazonなどは販売者の評価、商品の複数のレビューがかなり信用できる。そのほか、Amazonが販売するのか、業者販売か、などもポイントになる。つまり、今は、選択の基準をAmazonなどが情報を提供して判断し易くしている。これからは、販売者が国産の優良企業であるとか、購買者は、何らかの信頼を求めるであろう。
何を信頼するか。人は、物語に感動する。だから物語を信頼の根拠とするであろう。物語が基準になる。
大手というだけで、信頼するのは、あまりにも無謀である。製薬会社は大手だからと言って安心などできない。三菱自動車は何十年も欠陥車を売り続けた。大手という言葉には、実は、危険が潜んでいる。
CMは、物語を売る。商品には、物語がなければ売れない時代である。
国家は、国民を騙す。国家は最後に裏切る。国だから、官だから、と信用してきたのが、日本の伝統である。江戸時代からお奉行様の裁きは絶対である。庶民は官の裁きには素直にしたがう。日本には、隣人が裁く陪審制が根付かないのは伝統的なものである。アメリカは、判事の裁きは信用されない。リンチとは自分たちで裁くことである。アメリカでは自己防衛が第1で警察を当てにしない。自ら銃を持って家族を守る。
しかし、国家は、最後は、国民を犠牲にする。原発事故が起これば国家は国民を犠牲にするであろう。年金制度は、人口減では成り立たない。国家はいつか必ず国民を裏切る。
福島の原発事故のとき、新型コロナ感染拡大のとき、政府の狼狽、危機管理能力ゼロの露呈は、如実に政府の正体を露見させていた。この程度の人間が、国民をいいように支配してきたのである。
さて、思考の道筋ということで書いてきたが、私たちは、政府も新聞もテレビも嘘をつくことを踏まえて、世の中の生起する事象を判断しなければならない。
その場合の思考方法について、述べてみたい。
例えば、ネットでは、情報が氾濫しているが、その事象を見れば、私たちは、多くの人が、もはや情報にまみれて、選択の基準を持たない、と判断することはできるのではないか。わたしは、これを思考の道筋と言っているだけである。それなら選択の基準は何に求めるのか。結局選択するしかないのだから。
わたしたちはまず現在の事象から、たいていは異様な事象なのであるが、普通ならこうなるであろう、というところまでは判断しなければならない。
その上で、何を信頼するか、ということである。それはおそらく物語ではないか。物語と言えば、小説、漫画を思い起こす人も多いだろうが、実は、私たちが、日常何かの話しをするのは、ほとんどが物語と言っていい。情報が錯乱した現代、私たちは、物語のある情報に目を留めるようになる。人々は有名人のエピソード(物語)が大好きである。
思考の道筋の例
今や小学生から大人まで首を斜めにしてスマホを見ている。ここから見えてくるのは、彼ら彼女らには、スマホの中の世界、つまりは自分の関心のあることしか見えていないということである。こういう、しかも大多数の人たちは、新聞も読まない、テレビも見ない、本も読まない、ただSNSの世界に、まるでヴァーチャルの世界に住むように、生きている、ということである。
ある意味偏見に満ちた、歪んだ世界の中にいる。
あれほど選挙前は消費税廃止と騒いでいたのに、選挙が終わればもう消費税のしの字も出てこない。つまり、選挙公約などというものが、つきたいだけの嘘をつくことが許される機会だということである。政党というのが、嘘をつくこと、どう嘘をつくかをいつも画策している徒党ということになる。
タイトルで買わせて、中身のない本の氾濫‼️
出版不況が言われて久しい。昨今は、中身のない本が横行し、本のタイトル、帯広告だけは、心を唆るから、まるで詐欺の手口そのままである。






