2025.12.05
🟩説明ばかり受けてきた子は、結局何も解けない‼️
子どもに説明することは子どもを破滅させることになることを自覚しない親が、社会の多数派である。だから、竹の会が、説明禁止することを理解できないのだ。少し考えてみればわかりそうなものだが、そういう親は自己の信ずることが正しいという観念から離れられないものだ。つまり、何を言っても無駄。
大手塾の授業は説明という思考破壊ウィルスをばら撒くものだ。
大手の授業風景を見ていれば多分こうなのだろう。ほとんどの生徒は、おそらく板書をノートに写すことに精を出している。説明さえも聞かないで、ノートに写す。おそらく家庭で解いてくることはしなかったか、解こうとしたが手も足も出なかったのだろう。おそらく毎回の授業はこんなものだろう。予習しないでぶっつけ本番という子が大半だろう。
ほんの少数の、選ばれた生徒だけが、予習をし、しかも解いてきている。だから板書はほとんど要らない。答え合わせをしているだけの生徒だ。そうなのだ。もともとの天才、IQの並外れた、少数の生徒、そういう生徒だけが、勝つ仕組みが大手塾のコースなのだ。そんなことは最初からわかりきったことです。
必死でノートに写す生徒もいずれノートも取らなくなると思います。後でノートを読んでもわからないからです。ただそういうコースにいるということだけが、心の拠り所になる。
負け組になる運命の生徒は、モチベーションが高いのは最初だけです。コースの誤解が、もう受かった気分にさせる能天気ぶりですから、モチベーションも高い。しかし、現実を知るのも時間の問題です。模試が容赦なく現実を突きつけてくることでしょうから。
大手塾の早慶コース、開成コース、筑駒コース、そういうコースに入れば、そういうところに受かれる、受からせてくれる、そういうニュアンスが、凡脳中学生を誤信させて、勘違いさせて、結果、先のような、予習なしでひたすら板書を写す中学生の姿となって、現れる。
難関コースは、一部の強者しか幸せにしない、ということだ。このような高い設定のコースは、少数の勝ち組と大量の負け組が生まれる仕組みである。大量の負け組は、もともと想定済み、織り込み済みなのである。
負け組は、説明さえもろくに聴いていまい。と言っても、解説冊子をもらい、読むわけで、つまり、答えと解き方を教えてもらって読んでいるだけで、その実質は説明バカと変わらない。
説明を聴くだけの人間は、決して自ら解けることはない。それが如実に現れるのが、模試である。模試の成績が、全を証明している。悪いからと家庭教師つけたり、個別指導塾に行ったりと、何もわかっていないですね。悪いのは、説明ばかり聴いてきたからでしょ。さらに説明を聴く時間を増やしてどうするの、ってことですよ。本質を取り違えてるから、つまり、最初から間違っていたってこと。難関コースは、あなたをその難関に受からせてくれるコースではない、ということです。最初から受かる人間は決まってる。そういうコースを使いこなすポテンシャルから違うのですよ。何かしてもらうというところから間違っていたのです。
その取り違えが、受験本番までわからないというお粗末です。ご愁傷さまというしかない。






