2026.08.14
🟨小学のとき、基本ができていない子の地獄‼️
(1) 受験をしたら基礎はできていると言っていいのか⁉️
(2)都立中高一貫受検塾に行けば基礎はできるのか⁉️
(3)小学で無塾の子の人生⁉️
(4)基本・基礎とは何か⁉️
(1) 受験をしたら基礎はできていると言っていいのか⁉️
サピックス、早稲アカなどの進学塾に通う小学生には、優れた知能に恵まれた子もいます。しかし、進学塾には、もともと知能はそこまでない子が大量にいて、落ちこぼれ予備軍を形成しています。知能に恵まれた子は、そのまま志望の中学に進むことになります。つまり、小学段階で、天才級の小学生を除いて、受験生の大半はほぼ第二、第三、第四志望以下にさながら吸い込まれていく。こうして、公立小には、大量の経済的には私立は無理層、あるいはトップ都立をめざすごく少数が残されることになる。このうちさらに上澄みの層は、都立中高一貫校に入って行くから、残るのは、濾し取られたやばい子だけということになる。さて、受験失敗組でも上昇志向の高い家庭は、都立日比谷、早慶、国立、開成などを目指して、進学大手塾に行くことになる。
現在の区立中学というのは、そういう残り、つまり受験失敗組、経済的に受験に制約のある層、そういったものに無関心な層で形成される。
そういうわけで公立小には、まともな子はあまり残されていない。それが大挙公立中学に集まる。この中でまともなのは、1割前後と見られる。真面目に勉強に取り組むのは、全体の2割だろう。基本などとは、無縁の8割がいる、ということである。
(2)都立中高一貫受検塾に行けば基礎はできるのか⁉️
今は、都立中学受検と言うと、某大手塾に集まる傾向がある。こういう塾に行けば、基礎もつけられるのか。答えは、否である。
まず、こういう塾は、基礎、基本をわかるまでやるわけではない。カリキュラムに従って、画一化されたテキストを使い、集団的に、進めるだけである。土曜テスト、日曜テスト、模試とテストは、商売の一貫としてやたらやる。やればやるほど稼げるからやる。テストをやってくれるからいい、と言う親がいたが、わたしから見れば公文の延長みたいなテストで、何がいいのかわからないが。公立小の実態(できない層8割論)を考えると、こういう子たちが、こういうところに行って、いったいどうやって基礎がつけられるというのだろう。これは、SNS社会に毒された親の責任と言える。ここに、2年、3年いても、計算力未熟、割合不発、したがって思考するスタンスの欠落した子たちが、大量に増産される。こういうのは、受検などはただの通過儀礼で、今度は、公立中学で、また大手に取り込まれ、がっぽり取られて、結局は底辺高校、つまり、最初から決まっていた落ち着くべきところに落ち着く。こうして、大量の社会の底辺となる人民を溜める、機能しか果たしていない。
(3)小学で無塾の子の人生⁉️
塾に行かないのは、二つ理由がある。頭が良すぎて必要ないと判断した場合。逆に、頭が悪いから行かない、というのもある。いずれも同じ理由である。
もう一つは、経済的な理由である。これが1番多い。すなわち、塾に行かないのは、カネがないからである。貧富の差が、そのまま学歴の差となるのが、現代の社会である。
無塾は、頭が良くても、基本の欠缺をもたらす。かつて小6で、受験目的ではなく、やってきた男子がいた。きちんと通い、言われたことはきちんとやる。小6のとき「僕は東工大に行きたいです」と言ってた子だ。中学3年間竹の会で高校入試の勉強をし、都立西に推薦で進学した。通常の推薦合格は、入学後落ちこぼれるのが、定番であるが、この子は、V模擬で、30番台を取った俊才である。西高校でも、頼まれて竹の会に通うことを認めた。現役のとき、東大受験、早大理工合格、浪人、三大模試で、いずれも全国20番台獲得、東大失敗、慶應理工進学、在学中にソフト開発、卒業後起業、資本数億の会社に成長、大手に吸収合併へ、という人生の王道を歩むことになる。
彼は、小5まで無塾だったが、小6の1年間、受験するということもなく、ただきちんきちんと通い、基礎を固めて行っただけだ。彼が、高校3年生までわたしのところにいるとは想定もしてなかった。
一般に、無塾のもたらす、最大の害は、基本の欠落しでした、粗野な頭のままに、中学に行くことである。これは、そのほとんどが、学習不振児としての中学生活を送ることを意味する。そしてごく少数の真面目だが、無塾の災厄を背負った子が、苦しむのも知っている。
(4)基本・基礎とは何か⁉️
基本とは、優れた計算力、割合概念の深い理解、基本をつちかう過程に形跡された思考するスタンス、勉強に対する真摯な姿勢、規則正しい生活態度、そういったものを含む、広い概念である。割合の深い理解とは、目安として、芝中の割合の問題が解ける程度の算数力と言えばわかりやすいかもしれない。
公立小のほとんどの子は、基本ができていない。塾に行っていない子はもちろん、行っている子でも、例えば、公立中高一貫校大手塾に行っている子はダメである。どんな勉強をしているのか知らないが、わたしの出す、ちょっとした割合の基本問題を解ける子は、ほとんどいないと思う。進学大手でも、まともなのは、上位にいる子だけであろう。いわゆるバカも大量に中学受験をしますから。
小学生は、基本ができてなんぼだ❗️
実態は基本もできない子ばかりだ。しかも、基本習得にはこの上ない時間がかかる子ばかりだ。しかし、基本ができない子を基本のできないままに、先へ進めるのは、悪である。たとえ基本だけで終わるとしてもそれは何年かかっても基本をやるしかない。もしかしたら開花する日もあるかもしれない。ダメならダメでやるだけのことはやったのだから諦めもつく。わたしはそうしてやってきた。






