2026.08.29
🟩貧困な、あまりにも貧困な教材‼️
過去問集と言えば、声の教育社のシリーズがもっとも信頼できる。そのしっかりした編集が気に入っている。いつも安心して利用できる、いい本である。と言っても、わたしが、利用するのは、過去問を研究するときの資料としてである。主に、利用するのは、数学である。問題から、指導に使えそうな問題を物色するわけだが、一見難しそうなのを探す。ちょっと気になりそうな問題を見つけると、問題をパソコン上で再現する。問題文を打ち込み、図なども正確に、再現する。そういう作業を可能にするソフトを元代々木教室時代から愛用している。
そうして、数問制作したら、教室が始まる前に解く。愛用の1.3ミリのシャーペン、定規は、こだわりの品。と言っても、値段は、600円程度。なによりもしっくりと使いやすいから。さらりと解いたら、それは、後日、解説を書く準備完了となる。解説は、休みの日の明け方から書くことが多い。
声の教育社の過去問は、例えば、明大明治を研究するなら、平成10年頃まで遡って手に入れる。Amazonで手に入るのは、限られている。だから、ネットで探す。できるだけ書き込みのない、未使用に近いものを。令和8年から遡って平成10年まで、苦労の末集める。慶應や早稲田なら、昭和年代から塾に蓄積がある。
たまに手に入れた過去問集には、よく鉛筆の跡が残っている。問題の小さな図に書き込んでいる。こんな小さな活字と縮小された図を使って解いているのか、とふと思う。竹の会のレジュメは、a4のレジュメに一問、図を利用し易い、スペースも取ってある。一球入魂ならぬ、一問入魂。解説は、夢の世界、広がる想像力、図には色彩豊かに、区別し易い配慮、夢の世界が広がる。市販の詰め込み解答、略解、どうもわかりにくい解答、もっといい方法があるのではという解答、そんな教材環境で勉強するとしたら、なんとも気の毒に思える。また、数学の解法というのは、市販の解答、解説を見ていると、わかりやすさというか、シンプル性というか、そういうことに重点が置かれていないことは、明瞭で、また、その中には、ときには、「いや、もっと簡単に解けるだろ❗️」というものが、多々あり、この辺でも、過去問集を独学で使う人には、気の毒な話しだと思う。
一問一問を大事にする、竹の会のレジュメ方式が如何に効果的か、わかろうというものである。レジュメ方式は、問題集と違って、全体の問題数は少ない。1シリーズで、50から70問である。その一問一問に詳細な、オリジナルの解説を示した。
市販の、あるいは塾の問題集方式と比べてどうかということである。レジュメの問題は、わたしが過去問集を丹念に読み、「これは」という問題を選び抜いたものであり、良問にこだわった。
解説を書く前に、自ら解いているので、原稿を仕上げるときには、いろいろ工夫をしてみせるし、基本を改めて、説明することもある。解説はシンプルを旨とし、色彩を取り入れた図を使い、一目見て「わかる」ように配慮した。
レジュメ方式を取っていると、問題集方式を取る、世間の生徒が、気の毒になる。もっと効率のよい、抜群にわかりやすい方法がありますよ、といつも思う。
わたしのレジュメの威力をもっともいい形で実証したのが、令和4年の開成、筑駒合格者であろう。小6の2月からスタートした指導を数学で辿ると、春季には、中1の関数までを終わり、中1の冬には、中3のレジュメを終わらせている。わたしのレジュメは、単元ごとに、中3までを網羅しており、本人にやる気があれば、一気に終わらせることができる。参考までに、わたしの中3レジュメのレベルを付言しておくが、国学院久我山なら、9割は取れるレベルだ。それが終われば、「入試数学ベーシック」へと続く。合格者は、わたしのレジュメで、駿台模試全国一位を取った。レジュメの質をこれほどあからさまに証明してくれるとは、驚くほかない。






