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現代受験論(桜修館に強い塾 都立独自校に強い塾 開成高校合格・筑駒合格・渋幕合格実績 駿台模試全国第1位)🟩読む人になれ‼️

2026.08.31

🟩読む人になれ‼️
 国語ができないと悩む人は、なにも読んでないことを悟れ‼️

 わたしは、高校入試、大学入試の現代文をよく読む機会がある。そうすると、なかなかの名文に出会うことも多いわけである。入試現代文には、必ず出典が記されている。それで、気になる、気に入ったときは、原著を注文する。だから、他の人よりは、いい本に出会う機会に恵まれている。大学入試現代文を解いていて、すごい文だな、いい文書くな、と思ったら、すぐ出典を見て、Amazonで探す。たとえば,清水幾太郎。竹の会の書架を探したら、何冊か、見つかった。その中の「流言蜚語」を今は読んでいる。竹の会には、昔、気になって買った本が埋もれている。驚くべきことは、たいていの本がどこかにあることだ。三十年、四十年前に、どんな意図で買ったのか、わからない。とにかく名著は必ずある。だから、まず竹の会の書架を探す。これは、昔から、入試現代文で出会った原著を買う、わたしの習性が、竹の会の書架ということなのではないか。
 実は、大学入試現代文を解くときと言ったが、どうして解くのかと言えば、大学入試現代文を解くのが、わたしの趣味だからだ。名文というのは尽きない。法学の論文集にもすぐれた名文家がいた。評論分野では,丸山真男,小林秀雄の全集が竹の会にはある。また三島由紀夫の評論全集も揃っている。清水幾太郎(いくたろう)という名文家がいたなんて。全集も出ていたなんて。とにかく損をした気分で今読みまくっています!
 いい文章を読む、これは、国語ができない、と悩む高校生、中学生には、いちばん有効なのではないか、と思う。そういう高校生などは、そういう経験が皆無なのか、と思う。スマホ、SNSの虜になっている若い人には、無縁のことであろう。あれは確実に、読む力を削ぎ落とす。なにもないところから考える、そういう経験を踏まない頭がどうなるか。他人から流される情報ばかり、そういう流言蜚語、いや噂話程度の低級なものばかり、消費して、十年経って、あなたたちの頭に何が残っているの❓
 大人が歩きスマホする時代である。そういう親は子を叱ることもしないアホ親ばかりだ。子を躾けられない。なにしろ自分自身の躾けもないままに育った親が、今の子の親の大半なのであろうから。
 本を読まない親が、子に本を読めなどと言えるはずもないか。
 しかし、清水幾太郎のような名文を読んでいると、こういう文を味わうことも知らない人たちをなんとも哀れに思えてくる。ただ自民党といった、利権漁りの烏合の衆を作ったのは、そういう人たちなのだから。つまり、まともに本を読まない層なのだから、世の中は、なるべくしてなっているともいえる。しかし、福岡県議会の腐り様は、ここまで腐るのは、選挙民のアホさ加減も尋常ならざる事態にまで来ている。
 清水幾太郎は次のように述べている。
 流言は国家を審(さば)くものと言えないであろうか。
 尠(すくな)くとも流言蜚語は国家を試すものではないであろうか。民衆から信頼されている国家のみが動揺を免れることが出来る。

 新型コロナが蔓延していたときの、政府の流言蜚語の打ち消しには目を覆うものがあった。国民の信頼がない政府の体は誠に見苦しものであった。思い起こせば、3.11のときの、政府の対応も酷かった。まるで素人集団の集まりなようであった。権力を盾に原発の安全を無視し、ひとたびことが起こればなす術を知らない、無知の衆の集まりと化す。私たちはこんなヤカラに国家の命運を託して、日常に埋没する、それでいいのか。

 この政府には、国民の信頼はない。だから外国から流言蜚語が流入すると、たちまちそれは勢いを得て日本中に蔓延するであろう。それにしても、新型コロナのとき、ワクチンが足りないという報道を見て、国民が、我を競って、ワクチンを射とうと行列をなし、突進していた光景を思い出す。あの当時の報道が、事実に基づいてのものであったのか、甚だ疑問である。そもそも朝日を始め、日本の新聞は、ほぼ官報化しており、新聞に対する信頼性の低下は、そのまま政府への信頼の低下を意味する。こんな信頼できない政府に、これからの政治決定を託するなんて、凡そできないはずなのに、SNSに毒された、スマホに溶かされた人たち、凡そ本を読まない人たち、そういう多数の人たちに、真面目な人たちの運命が巻き込まれるのが、なんとも口惜しいことである。

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