2025.10.03
🟦都立青山、都立戸山合格の名手❗️竹の会‼️
竹の会には、都立戸山、都立青山を戦って来た実績とそこから培われた確かなノウハウがあります。
勉強を、支えるのは、高い理想を信念とする気概です。気概は、能力をも、凌駕する。
「気概(きがい)」とは、自分の信念を貫こうとする強い意志や、困難に立ち向かう精神的な力を表す言葉です。単なる「元気」や「気力」とは違い、そこには誇り・志・挑戦心が含まれます。「気概がある人」と言えば、弱気にならずに堂々と自分の道を切り開こうとする人物像を指します。
受験で成功する人には、この気概があります。小学でも中学でも勉強に途中で挫折する人、放棄する人、逃げ出す人、堕落する人、そういう人には、高き志しがない。人は志しで生きるものです。ただ日常を漫然と無為に過ごすことに耐えられるのはIQの足りない人だけです。目先のオモチャに目の色を変えてそれで時間を浪費するだけの生活をする人、そういう人は、別世界の人です。
わたしは、子どもに気概を見たとき、本気になります。習い事、稽古事の延長でしか勉強を考えない親や子は、塾も習い事の一つとしてしか捉えない。そういう子が、伸びることはありません。また、そういう子に気概を見ることもありません。
繰り返します。合格する子には、気概があります。そして気概を持つほどの子は、99%IQの高い子です。
小学、中学と内申の取れない子は、残念ですが、IQは高くないと思います。学校程度のレベルで、定期テストで90超を取れないのは、そこまでのIQと考えるしかありません。
都立青山、戸山は、IQの高い子の受けられる学校です。素内申は男子なら40前後以上(竹の会の例では38で戸山合格の例あり)必要です。内申は女子に独占される傾向があります。男子は、実力をつけることです。都立青山に合格するには、内申を前提に、実力をつけること、それだけです。
都立青山、戸山で言いますと、学校の進度にしたがっていては、合格は覚束ないでしょう。これはいつもわたしが言っていることですが、中3の7月のV模擬を一つの指標とすると、その模試で、5科目80点以上取ることが、目安となるでしょう。実際は、特に、理科、社会が、60点前後というのが、いましたが、これはかなり危険です、英語、数学が、80を切るなら、受かる見込みはかなり低いと思います。
このV模擬からスタートです。駿台模試は6月スタートですから、少なくとも5月には、受験レベルに仕上がっていなければならない、ということです。これは、数学なら、中学の履修範囲を終えただけでは意味がなく、受験レベルに達していなければならない、ということです。英語ももちろん同じです。英語の場合、長文に設問という形式ですから、長文読解ができるようになっているということです。独自校の国語は、識者の批判もあるように、大学センター試験レベルです。かなり高い国語読解力が求められている、ということです。国語読解の向上には、問題集を解いて答え合わせをする勉強では、まるで役に立ちません。国語については、現在竹の会で新著の準備が進んでおり、その著書が、答えとなるでしょう。
問題集を使うことを決して無意味とするわけではございません。問題集の設問を単なるチェックテストと言っている、国語塾の先生がいますが、この人の本は、ネタバレしています。それで難関中学に多数合格したと宣伝していますが、言葉は嘘をつくためにある、ということです。
そもそも例えば早稲田大の現国の問題が、単なるチェックテストだとは思いません。わたしには、実に貴重な観察の視点の提示なのではないか、と思えます。
国語というのは、絵画の観察と同じ視覚が大切だというのは、その通りです。これはハーバード大学などで取り入れられている方法です。だから語彙力が大切だというのもその通りです。問題は、国語の文章は、必ずしも事実を体現しているわけではないことです。言葉そのものが、独り歩きして、事実とは、関係のない内容を作り上げる、いやでっち上げることです。これが、いわゆるウィトゲンシュタインの言語論的転回です。
私たちは、国語の文章を文章そのままに、事実とは、遮断された、別世界のものとして、考えなければならない。これまで言葉というものが、実体があってそれが言語化されたものと前提してきたのが、塾、予備校です。だから、国語がわからなくなる生徒が出ても当たり前だったと思います。
詳しくは、わたしの新著をご覧ください。